成人

 

高校卒業後はどうなりますか?( トランジションサービスについて)2018年4月22日

DRC(Disability Rights California)のRebbecca Hoytさんからトランジションサービスについてとのようなオプションがあるかを説明して頂きました。

セミナーの主な内容は、当日使用したパワーポイントをご覧ください。

パワーポイント・英語版はこちら↓↓
https://drive.google.com/file/d/13QTFI9clXXk39ylT0NzE0mrK2y5sCVPg/view?usp=sharing

パワーポイント・日本語版はこちら↓↓
https://drive.google.com/file/d/17gm87vRFwoWujFglMkKa2pp_qq5I82w6/view?usp=sharing

下記に、重要と思われるポイントと追記事項などだけ簡単に記載します。

<<トランジションサービスについて>>

トランジションサービスには①学校区、②職業訓練斡旋局(Department of Rehabilitation=DOR)と③リージョナルセンターの3つの機関でそれぞれ行われます。
<学校区のトランジションプログラムについて>

・年齢:14才から16才の時期からはじめる(遅くとも16才)
・IEPの中、もしくは個別にトランジションプログラムとして作成する
・子供のアセスメントをして、将来の目標(どんな仕事に付きたいか、どのような生活をしたいかなど)を設定し、それを実現するために必要なアクティビティを段階的に設定していく。
・毎年見直していく

学校区のトランジションサービスの基本要件
・Coordinated:生徒の学校区でのサービスを終了時に、リージョナルセンターやDORなどの全てのサービスの調節を行う。
・Result oriented:単にサービスが提供されてたかどうかではなく、生徒が実際に目標を達成、もしくはスキルを習得したかどうかを重要視する。
・Individualized:個人の必要性、優先度、興味に基づくこと。

<DORのPre-Employmentトランジションサービス=Pre-ETSについて>
このサービスは2011年から始まり、学校区のサービスとオーバーラップしています。

誰がPre-TESを受ける事が出来るのか?
*DORにサービスを申し込んだかどうかに関わらす、「障がいを持つ生徒」はPre-ETSを受ける資格があります。
・年齢:16才から22才まで
・学校区の教育プログラム内であること
・スペシャルエデュケーションかセクション504プラン、もしくは関連するサービスを受けている事

Pre-ETSの内容
・いろいろな職業に関するカウンセリング:医療関係なら医師以外にも看護婦やマッサージ師、テクニシャンなど他にもいろいろなチョイスがある事など
・ボランティアやインターンなどで、実際に仕事をしながらの体験学習
・セルフ・アドボカシーのトレーニング
・高校終了後の教育に関するカウンセリング:大学や専門学校卒などの資格がいる仕事をしたい場合、大学の授業料や本代を援助してもらえる

Pre-ETSの基本要件
・金銭を扱う能力
・企業家としてのスキルのトレーニング
・地域の労働市場および雇用情報提供:O NET <www.onetonline.org>で検索できる
・高校終了後の教育やトレーニングへの移行を支援する
・仕事をしながら、その仕事に関する学校の授業やトレーニングを受ける事が出来る

<DORのサービス>

職業訓練(Vocational Rehabilitation)プログラムの目的
・一般の人に混じって、同等の仕事をする
・障がいのある人達の就職と雇用の維持、さらに雇用先での労働力となり、昇進することを支援すること

誰がDORのサービスを受ける資格があるのか?
・年齢制限は特にない
・身体的、知的、または精神的障がいがある事
・その障がいが、雇用に対する大きな妨げとなっている事
・「雇用の為の準備、雇用の維持、昇進または再雇用」の為にDORのサービスが必要である事
・DORのサービスから恩恵を受ける事が出来る事=就労の可能性がある事

DORのサービスを受けるプロセス
1.申込書の提出(障がいの内容などを記載、Faxか郵送する)後、60日以内に
2.資格があるかどうかの判定結果が出る、その後90日以内に
3.個別雇用プラン(Individualized Plan for Employment = IPE)を作成
*時間が掛るので、高校を出る前から申し込む事をお勧めする*

<リージョナルセンター=RCのサービス>

・RCは雇用を第一優先事項としてサービスを手配しなくてはいけない
・RCのサービスの一部は、スペシャルエデュケーションから出た後に提供される
・他のエージェンシーがサービスを提供出来ない場合に、最終的にRCがそのサービスを提供する。

IPPには雇用が目標として含まれる
・IPPミーティングで雇用目標について話し合う
・以下の場合に個別のハビリテーションサービスプラン(Individual Habitation Service Plan=IHSP)が作成され、サービスが提供される
-本人に進歩がみられる
-最高レベルの「職業能力」を維持する為にサービスが必要
-DORのサービスを受ける為の準備となる

Living Optionについて2017年10月30日

ウエストサイドリージョナルセンターのNia HendersonさんとDaniel Hoyosさんにリビングオプションについて説明して頂きました。

一般的なLiving Optionの種類と違いについて Nia Henderson>

*注意*     ここで説明する各種のLiving Optionの説明は、あくまでスタンダードサービス
であり、各R.C.によって少しずつ違うので、必ず各自のサービスコーディネーター
に質問して聞くこと。(Niaがこうこう言っていたとは言わないで欲しい。)

Living Optionを考える時期に、特に何時からが良いという決まった時期があるわけではない。
ただ、いざとなった時にあわてたりする必要が無いように、事前に少しずつ進めて行く事が大事です。

Out of Home Respite: 
・最高年間21日まで、Foster FamilyやGroup Homeなどの施設にて行われます。
通常のレスピット(In Home Respite)とは別あつかい。
*空きが出るまでに時間が掛る事が多いので、興味がある人はサービスコーディネーターにその旨
言っておく事。
*相性もあるので、幾つか違うFoster FamilyやGroup Homeを試してみて、気に入った所を探す事。

Foster Familyについて>
・1つのFoster Familyは1度に2人までクライアントを受け入れる。
・Foster Familyはトレーニングを受けてサーティフィケイト(毎年更新が必要)を取ったファミリーで、バックグランドチェック済み。
Foster Family Agencies (FFA) :18才以下の子供が対象
Family Home Agencies (FHA) : 18才から59才までの成人が対象

<気に入った所に21日以上、もっと長く居住したい場合>
・この場合は、Long termもしくはOngoing placement扱いとなり、R.C.がSSIを政府から受け取り、必要経費の差額を上乗せしてエージェンシーに支払われる。

 

Community Care Facility (CCF): 一般的なGroup Homeのこと
 レベル1: 宿泊施設の提供のみ行う
R.C.からの支払いは無い。 SSIやSection8などを利用して家賃を支払う。

 レベル2: リマインダーぐらいのヘルプで済む、ハイファンクション向けの施設。
職員:クライアント=1:6

 ****レベル3以降は、スタッフは24時間入れ替わりでケアする***

 レベル3: 少しサポートがあれば1人で生活出来るレベル
週に1-2時間のアクティビティープログラムがある。職員:クライアント=1:3

レベル4: ビヘービアスペシャリストがコンサルタントに入り、各自に合わせたトレーニングを実施
A~D:スペシャリストが入る時間の長さによってレベル分け、職員:クライアント=1:3
E&I:スペシャリストが入る時間の長さによってレベル分け、職員:クライアント=1:2
Speciality Home:職員:クライアント=1:1

Intermediate Care Facility (ICF): Medical careの必要な人向け
・医師や看護師のケアが受けられる。
・24時間スタッフ
・アクティビティのプログラム有り
レベル3:看護師のアクセスがある。
Nレベル:注射やG-Tubeなどの医療行為が出来る。

Independent Living Services (ILS) :サポートの時間が少なめ(7-2時間/月)
Supported Living Services (SLS) :サポートの時間が多め(64-7時間/月)
・両者ともスタッフがアパートの部屋に来てIHSSのようなヘルプを行う
・サポートの時間は、個別にアセスメントをして決められる。(大体週に5-6時間が普通)
・レントはR.C.はカバーしない

59才以降の老人施設への転移について*
・最近、59才までに住んでいた施設から退去しなくても良くなった。
・今まで通り、希望すれば、老人施設に転移もできる。

 

Section8について Daniel Hoyos>

・Section8はフェデラル政府のプログラムの一つで、低所得者のサポートシステムとして家賃の補助を受けられるシステムです。
・レントの自己負担額は収入の30%(差額は政府の補助でまかなう)
・住む場所は自分で探しますが、家主がこのプログラムを適用する事に同意しなければならない。
・このプログラムを適応されるとバウチャーが発行され、このバウチャーは自治外だけでなく、全米で使用可。(ただし、バウチャーを発行した自治体に1年以上住んでいる事が必要)
引越しの時は、現在住んでいる地域と引越し先のHUDに連絡が必要
・セクション8の条件に当てはまっていれば、バウチャーの有効期限なし

Eligibiilty*
・家族(同居者)全員の収入がその地域の平均収入の80%以下の収入(LAの場合は$31,550以下)であること。
・セクション8適用者の75%が、平均年収の30%以下の人です。
LA Cityの場合平均所得の    80%=$50,500
50%=$31,550
30%=$18,950
18才以上の子供が1人で申し込む場合は、家族全体の収入ではなく、申し込む本人1人の収入と
なります。
・家族の中に1人でも18才以上の合法的な住民がいること
・ドラッグなどの違法薬物の使用禁止。フェデラルのプログラムなので、医療用マリファナでも禁止です。

日本の障がい者関連の情報2017年6月4日

テーマ:日本の障がい者関連の情報交換

今回の交流会では近年の日本の障がい児教育の現状を、昨年日本より来られたばかりの國枝さんからお聞きしながらの交流会を企画しました。

國枝さんがお住まいだった、東京都品川区の中学・高校での障がい児教教育情報を中心に、卒業後の就職事情も合わせてお話して頂きました。
真野からは、日本の障がい者向けの3種類の手帳についての簡単な説明と吉山さんから伺った、日本帰国後の手続きについて説明させて頂きました。

品川区の特別支援教育について
小学校・中学校では特別支援学級(1クラス定員8名)か支援員のサポートをつけて通常学級に在籍(中学校ではまれ)する。
高校の特別支援学校には、普通科と職能開発科、就労技術課がある。普通課には定員が無く、形式的な学力調査と面談で入れるが、職能開発科と就労技術課は定員が少ない上に、近年の学習障がい児の増加により、合格するのが極めて困難となっている。(今後クラスが増設される予定)
これらのクラスはレベルがとても高く、かなりの社会性が必要とされる。通常の高校と同じように1日7時限の授業や実習があり、放課後は部活動に参加する事が必須となっている為、それをこなす体力も必要。療育手帳を持っていなくても医師の診断書などがあれば入る事が出来、在学中に療育手帳を入手する手続きを学校側が支援してくれる。
地域的に多くの企業とのネットワークがあり、進路指導の先生が就職先を探してくれる。企業への就職率90%以上。
能力的には 普通課 < 職能開発科 < 就労技術課 となっている。

特別支援学校卒業後の進路
1.通所施設、入所施設 = 生活介護施設
2.就労移行支援 = 約2年間で就労に向けた訓練をする
3.就労継続支援A型 = 最低賃金が支払われる
4.就労継続支援B型 = 能力給(全国平均が月約15000円)
5.企業就労
6.職業訓練校への進学など

障がい者向けの3種類の手帳について
1.身体障がい者手帳
身体障がい者福祉法によって決められた制度
療育手帳と同様のサービスが受けられる
染色体異常や生まれつきの内臓疾患の場合もこれに当てはまる
2.療育手帳
法律で決められた制度ではない、その為、各自治区によって呼び名や交付基準に若干の違い
がある。
知的障がい者に交付される手帳
4.精神障がい者手帳
精神保健福祉法によって決められた制度
有効期限が2年
療育手帳よりサービスが少ない
高機能自閉症などの発達障がい者が取得出来る

日本帰国後の障がい福祉関連の手続きについて(ケーススタディー)
帰国後の住所がわかった段階で、予め障がい福祉担当窓口に連絡して相談しておくと、前もって準備をしてくれるので、手続きを早める事が出来る。

①療育手帳の判定:指定された医療機関に行く、約1ヵ月後に手帳が発行される
医師の診察を受けて診断書、心理療法士の診察、知能テスト、身体検査、
親からの聞き取り、子供の面接

②区分調査:区役所の担当者とケースワーカーがどれぐらいのヘルプが必要かを判定する。
これにより付き添いの人の時間が決まる。  判定後1ヶ月で結果をもらう

③特別児童扶養手当(20才まで貰える)5500円/月
判定の為に、別の医師の所に診察に行く

④障がい者基礎年金(20才以上)- 1年以上のモニタリングがあったほうが良いとの事で、
紹介された医師に定期的に診察を受けいた。
A判定:975100円/年(約81000円/月)
B判定:780100円/年(約65000円/月)

・親がなくなった後は、基礎年金と生活保護(月10万円ぐらい)で生活して行く事になる。

⑤就労支援:実際に施設に見学に行ってから決める事が出来る。

自分でやるコンサバターシップ申請2015年2月1日

自分でやるコンサバターシップ申請2015年2月1日

先日ロイヤーを使わず、ご自分でコンサバターシップ(後見人制度)を申請して、Limited Consevatorship7つを取得されたハーダー夫妻の体験を下に、実際の手続きについてパトリックさんから英語で説明を受けました。

パトリックさんはご自身が弁護士ですが、コンサバターシップなどは専門外です。

*** *** ***

ハンドアウトを元に、最初にコンサバターシップに関する簡単な説明、次に実際の手続きに関する説明・体験談をシェアして頂きました。

LA Countyには4箇所の無料のリーガルエイドサービスをしてくれる場所(クリニック)があるので、それを利用する事を薦める。

LA County以外の人は、州のウエッブサイトの質問事項だけでも答えてから、各カウンティーのワークショップなどに行くと良い。

1.クリニックに行く前に、州のウエッブサイトで予め全ての質問に答え、そのサーマーリーをプリントアウトした物を持って行く方が良い。(調べないと分からない質問があったりする)

2.クリニックでは、予め用意したプリントを元に、そこのソフトウエアーにデーターを入力すると、コンサバターシップの申請用紙が最後に印刷される。

・サービスをしてくれる人はロイヤーでは無いのでリーガルに関してはあまり知らないが、ソフトウエアーの取り扱い、必要な書類の種類などを知っている。

・クリニックには予約無しで行ける。

・プリントを使って約1時間かかった、無ければ3-4時間掛かると思う。

3.申請用紙を持って、ダウンタウンのコートにファイルしに行くと、約1ヵ月後にヒアリングのアポイントメントが取れる。

・SSIがあれば、ファイリングフィーは無料、なければ約$500

4.ファイルした後ヒアリングまでの間に、インベスティゲーターが家庭に来てインタビューをし、そのレポートが裁判所に行く。

5.ヒアリング当日は、何時自分達の順番になるか分からないので、待たされるのを覚悟しておく事。 早く行く必要はないが、呼ばれたときに居ないと又アポイントメントを取り直さなくてはいけなくなる。

・書類の不備などがあると、追加の書類の提出を求められ、後日、再度出廷する事になるので、書類が抜けていないかの確認が大切。

・ヒアリングでは、必要最低限の受け答えを心がける事。

6.ヒアリングの6-8ヶ月後に、結果の書類“Order“が送られてくる予定。

(まだ、手元に届いていない)

*コンサバターは1人でなくても複数で取ることが出来るが、クリニック・ファイリング・ヒアリングにはコンサバターとして登録する人が一緒に行くことが必要になる。(一緒に行けない時は、委任状Waiverを用意しておく事。)

1-2人ぐらいまではよくあり特に問題になる事は無いが、人数が増えるほど(特に4人以上)ジャッジからの質問が増え、結果コンサバターシップが取りにくくなる。

*ファイルをすると血縁者などに通知が行くので、日本にいる親戚にもコンサバターシップの通知が送付される事を伝えておく方が混乱がなくて良い。異議がない限り何もする必要はない。

*必要書類はカウンティーによって多少違うので、カウンティーのワークショップなどに行って確認すること。

例:ドクターからのレター、RCのレポート、など

*コンサバターシップを取った後に、時々(1年おきなどケースバイケース)家庭に様子を見に来る。 これは、障がい者が監禁されているケースを予防する為。

2008年4月PAI法律セミナー

『ランタマン・アクト(リージョナルセンターからのサービス)/アメリカ障害者法(ADA)』の資料
RCからサービスを受けるための16のヒント 日本語版/英語版
貴方のIPP/これは単なる紙ではありません 日本語版/英語版
PAIとは?日本語版/英語版

アダルトレジデンシャル■2004年11月例会報告■

今月はLanterman Regional Center、コミュニティ・サービス・ディレクターのKaren Ingramさんをお招きして、アダルトレジデンシャルについて、お話していただきました。

-Adult Residenceのオプションについて-

1.Licensed Homes(一般的にグループホームといわれるもの)は大きく分けて2種類ある。

Department of Health Services(CA州)が認可しているfacility Intermediate
Care Facility
– 発達障害があり、医療的なサービスが必要な成人向けの施設。24時間、Nurse もしくはそれに代わるスタッフが待機している。

Department of Social Services が許可しているfacility Community Care Facility

– 24時間、週7日スタッフが付く。Level 1からLevel 4、さらに Level 4 はLevel 4AからLevel
4Iに分かれている。 Level 1と2は, 6人までのレジデントに対して、1人のスタッフが、Level 3 以上は、3人のレジデントに対して、1人のスタッフが義務付けられている。Level
2までは、基本的に自分の身の回りの事は 自分でできるくらい自立している人向きで、Level 3以上は、Living Skill
のヘルプを必要としたり、ビヘイビアに問題がある人向けである。
Licensed Homes には Service Coordinator が年4回、四半期ごとにクライアントの様子を見に行く。

2.Foster Family Agencies / Foster Home Agencies
Condominiumや House を持っているfamilyが、自宅で18歳以上の発達障害を持った成人1人ないし2人の面倒を見る。 世話をする人は、トレーニングを何らかの形で受けている。

3.Independent Living
自分で独立して暮らしたい人向け。 ルームメートがいたり、いなかったりするが、独立してアパートなどに暮らす。Agencyから月に数時間、モニターに来て、必要なサポートをしてくれる。

4.Supported Living
住んでいる場所で必要なサポートが受けられる。それぞれのニーズによって、サポートを受けられる。時間は違うが、最高で1日24時間受けられる。Service
Coordinator が年に4回、見に行くと決められている。

5.家族と住む
SSIやMedi-Calなどは受けられるが、親亡き後の事を考えるとあまり現実的な選択ではないのでは?

-住む場所の探し方-

・Licensed Homeは、RCのService Coordinatorに頼んで、紹介してもらった所を見に行く。またPublicでやっている
所なら、自分で直接連絡して見学に行く。

・License があるというのは、最低限のものを満たしているという意味である。たくさん見に行って、気に入ったところを探す。

・Family Homeは、Family Home Agency に言って見せてもらう。見せないという所は、考慮外である。

・Licensed Homeを探す時は
1.そこで働いているスタッフに質問する。実際にスタッフとレジデントの交流場面を見る。
2.スタッフがレジデントを尊敬し、彼らの尊厳を守り、彼らが成長できるようにサポートを提供して いるかー自分の子供がその場所で快適に過ごせるかを基準に考える。
3.そこに暮らしているレジデントやその家族から話を聞く。
4.自分がそこに住みたいかの視線で、その家とneiborhoodを観察する。
5.週末もレジデントが出かけているのが望ましい。
6.事前にそこのレジデントと週末などに一緒に過ごさせて、相性がいいかを確認 するとよい。

-Licensed Homesの欠点-

・誰と暮らすか、あらかじめ決まっていて自由がない。ルームメイトも選択できない。
・食べ物やアクティビティがあらかじめ決まっていて、柔軟性がないという事が起こり得る。

-質疑応答-

Q:スタッフが続かないという話をよく聞くが、良いサービスを提供できるのか?
A:特に定着率が悪いと思わない。定着率が悪いと言われている所でも、平均2年くらいは勤めている。Providerが人を採用する時には、スキルより気持ちをより重視している。RCはサービスの質が低下していないかを見ている。

Q:クライアントの親からRCにグループホームのサービスが悪いと苦情がきたら、どのように対処するか?
A:Qualityを管理するスタッフとService Coordinatorが不意打ちで様子を見に行く。
苦情の根拠が見つからない時-その旨を知らせる。
わからない時-Inconclusive(確定的ではない)と伝える。
根拠があった時-小さいものならTechnical Assistanceといわれるトレーニングをし、大きいものについてはCorrective
Action Planといって、問題点を根本から直していく。

Q:グループホームを替えたい場合でも一定期間、そこに住まないといけないのか?
A:一定期間枠というのは無いので、替えたい場合はいつでもService Coordinatorに申し出てよい。ただ次のホームに移るのにまた探さないといけないので、時間がかかる場合もある。どうして移りたいのか、RCに情報提供して欲しい。

Q:グループホームでは文化的な配慮はされているのか?
A:RCは配慮していこうと思っているし、Providerに対しても意識するように教育している。

Q:日本人だけのグループホームを作るのは法的に問題があるのか?
A:日本人以外の人を拒否したら、法に触れるが、ホームのプログラムデザインを最初から明らかにして(日本語を話すスタッフがいる・日本食を出すなど)、選ぶ人がそ
の情報を見て来るか来ないか判断できるようにしておくなら特に問題がないのではないか。現在、他国語のグループホームは、韓国語一つしかない。例えば、日本語のホームを作って欲しいという要望があれば、そういうホームを作ってくれる人がいて、尚かつ、同時に希望者が4-6人いたら可能かもしれない。

Q:不動産価格が上がってきて、これからグループホームが足りなくなってくるのでは?
A:確かに家の価格が上がってしまったので、これから家を買ってモーゲージを払うと、スタッフを雇うお金が足りなくなるので、やっていくのは難しいと思う。

Q:親が自分の家でグループホームをやることができるか?
A:”自分の家(property)”として申請すると、Vendorとしては認められない。Business Ownerとして、申請の条件を満たしていたら、ホームとして使えるが、親が敷地と家を所有している場合は、他のクライアントはいいが、自分の子供の分の手当てはもらえない。

Q:グループホームのレベルをミックスしているのか?
A:現行ではモニターの問題でミックスが難しいので、完全にレベル分けしている。

Q:視覚障害があるが、RCのクライアントではない。 グループホームに入れるのか?
A:家族が自分で費用を出すか、Foundation for the Junior Blindなどに情報があるかもしれない。RCのリスト上のGHでも、RCのクライアントでなくてもOKの所があるかもしれない。

Q:子供に家を残して、家でSupported Livingを受ける事は可能か?
A:家でサービスを受ける事は出来るし、部屋が余っているなら他の人に貸す事もできる。ただし、このような特別なケースの場合は、必ず詳しい弁護士に相談する。

Q:Supported Livingはどんな重度の障害がある人でも受けられるか?
A:受けられる。ニーズに合わせて、個人個人にコントラクトを結ぶ。

Q:グループホームに入居する為のテストがあるのか?
A:テストは無い。 ただし、親が気に入ったホームのサービスが、子供に合わないと思われる時は、入居を断る事もある。子供の情報に合わせて、Service
Coordinatorが適切なレベルや、その子供が成長できるような、その子にあったサービスを提供できるところを考えて分けていく。

14-16歳の子供がいる家族は、成人後の話し合いを始めるいい時期である。子供を手離す気持ちの用意をしておく。 サポートグループの集まりに参加すると、体験談を聞いたり、お互いの気持ちをシェアする事ができる。
成人後の住まいにはたくさんの選択肢があるので、その中から子供にとっても親にとっても適切な場所を選ぶ事が大切です。

 

財産計画■2004年10月例会報告■

今月はファイナンシャルアドバイザーのヘレン バスさんをお招きして財産計画の講演をお願いしました。
●社会保険の種類について

1) SS (Social Security)
労働者に退職時点から支給されるが、掛け金を毎月支払う必要がある。
掛け金により支給額が決められる。
2) SSDI (Social Security Disability Insurance)
労働時に障害を負うと支給され、支給額は掛け金により異なる。
本人が亡くなると残された妻と子供に(学齢期まで)支給されるようになるが、障害を持つ子供へは一生支給される。
SSDI受給者の子供はMEDI-CARE(高齢者用医療保険)を受けることが出来る。
子供が18歳以上でMEDI-CAL(カリフォルニア医療保護保険)保持者の場合、MEDI-MEDIプランと呼ばれ、このふたつの保険を持つことが可能であるので利用すべきである。
3) SSI (Supplemental Security Income)
18歳以上の障害者への生活保障補助金である。
受給者が職に就くとSSI支給額は減ることになる。
給料から先ず控除額の$80を引く、残りの半額を$793から差引いた額が手取額である。
4) MEDI-CAL (California’s Medicaid Program)
この医療保険を受けるにはSSIの資格対象者でなければならない。
5) IHSS (In-Home Supportive Services)
申請者はSSI受給者でなければならない。
障害者が自宅で生活する為の補助サービスで、ケアーをする人(通常親または家族)に支払われ最高月300時間までサービスが受けられる。
注)SSI, MEDI-CAL, IHSSなど政府からの社会保障サービスを受けている障害者は2000ドル以上の財産を持つことは出来ない。

●親亡き後のことを考える

将来の計画を立て実行できる親は10%程度である。特にアジア系とラテン系の親は子供を愛するあまり自立をさせることが大変難しい民族である。UCLAの研究によると、脳障害を持つ子供の寿命は70歳くらいと推定されているが、20-30歳でうつ病や精神分裂症が起きる可能性は通常より高く、又高齢者が多く抱えているアルツハイマーや痴呆症の老人病も脳障害であるためとされている。親がすべきことは多くの知識を持ち自分の感情を抑え、子供が何を望み、何が必要かを子供の代わりにAdvocate、主張、代弁が出来るようになること、亡き後子供が豊かな生活を送るためにはどのくらい財産を残すべきかを考えることである。

●法的手続きについて

・ Conservatorship (後見人制度)
18歳を過ぎると障害があるなしに関わらず個人としての権利が与えられる。
General Conservatorship (全般的後見人)とLimited Conservatorship(限定付き後見人)がある。
・ Guardianship
18歳以下でも後見人を作ることが出来る。
この場合裁判所で認可されると親の責任は全てガーディアンに移行する。
・ Letter of Intent (指示説明書)
子供の癖や必要な医療とケアーなど詳細な指示を書いたものを作る。
信頼のおける人達に預け、もし後見人や信託人などに違反がある場合、この書類は法的に拘束力を持つことが出来る。

●財産計画と管理について

通常計画をヘレンさんに依頼に来る人は”だれだれさんには財産を残したくない”という理由が多いという。しかし、障害児を持つ親や家族は愛情が動機で子供が豊かな生活を一生送れるようにするため計画を依頼に来るそうだ。

●財産計画の管理と方法

1) Will (遺言)
財産をどのようにしたいかを書面としてしたためる。
親に思考力があるうちに作成をしておくこと。

2) Living Trust
財産などの所有権を信託に移し、Trustee(信託者)を指定しておき、亡くなった時にチェックを書いたり税金を払ったりなどの運営をしてもらい、Beneficially(受益者)が恩恵を受けられるように作る。

3) Special Needs Trust(特殊ニーズ用信託)
障害児を持つ家族の為の信託。
親が残した資産を子供のために使い、なおかつ政府からの福祉援助の受給資格を損失しない方法である。もしこの信託を使わずに子供の鋼材に親の遺産や多額の金額は入金されると(2000ドル以上になると)政府からの福祉援助サービスが打ち切られると同時に今までの使用額を返却しなければならなくなるのである。この信託に入ったものは、障害者本人の為だけに使われるので注意すること。衣食住費はSSIから出されるので、この信託からは出せない。この信託が出来る前は、親は障害のある子供に財産を残さないようにしていたそうだ。

-ヘレンさんからのアドバイスー

財産を障害のある子供以外の家族(兄弟姉妹など)に残し、障害の子供の為にも使うよう頼んでおくが、結婚、仕事上のトラブルなど生活環境、状態の変動などにより財産が変わってしまう場合が起き、障害のある子供が恩恵を受けられるかわからないので勧められないとのことである。

●Special Needs Trustに適する財産について

・不動産
不動産は適さない。敷地内で事故が起きれば財産を失うことにもなる。

・退職金
親もこの頃は長生きをする。一度トラストに入ると取り戻すことは出来ないので適さない。

・生命保険
一番適しているのが、親にかけた生命保険をトラストに入るようにすることである。特に”Second To Die Insurance”で両親とも亡くなった時点で支払われる。

-この保険を使った例-
障害児のためにこの保険を買い月々入れる掛け金と同額を他の子供のためにカレッジファンド529プランに入れる。親亡き後は、財産を平等に分けるようにしておく。子供たちの将来を考えたとてもよい計画とヘレンさんは話された。

注意事項
私たちの子供に財産を残すには、所有権を子供の名義にしないことが重要である。
ヘレンさんが話されたように親亡き後の財産計画を立てる時、法的と財務とを一緒に考える必要があります。機会があれば、Estate
Planning Attorneyを招いて法的角度から考えるべき問題を学びたいと思います。