ニュースレター
2014年 7月号 7月総会報告 役員からご挨拶
■ 手をつなぐ親の会ニュースレター ■
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VOL.22 NO.197 JULY, 2014
JSPACC C/O LTSC 231 E. 3rd ST. Los Angeles, CA 90013
Phone:(213)473-1602(LTSC) FAX(213)473-1601(LTSC)
Web Site: http://www.jspacc.org
e-mail: info@jspacc.org
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《目次》
1. 8月例会はお休みです。
2. 2世ウイーク盆踊りのお知らせ
3. Buddy Program参加者募集のお知らせ
4. 9月例会のお知らせ
5. Miracle Kids 部よりお知らせ
6. 6月例会報告
7. 7月年次総会報告
8. 2013-2014年会計報告
9. 2013-2014年度寄付を頂いた方々
10. JSPACC 2014-2015年度の更新費についてお知らせ
11.新年度役員よりご挨拶
12.シブリング会便り~シブリング会役員挨拶~
13.シブリング会会員募集のお知らせ
14.チャイルドケア部よりお知らせ
15.図書部よりお知らせ
16.羅府新報、磁針より記事のご紹介
17.”専門家に聞きました”からのお知らせ
18.新入会員の方のご紹介
19.今後の予定
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1. ●《8月例会のお知らせ》●
*8月の例会はお休みです。
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2. ●《2世ウイーク盆踊りのお知らせ》●
JSPACC会員の皆様
去年の夏、初エントリーにも関わらず総勢50人を超える参加者で
盛り上がった、Buddy Program2世ウイーク祭クロージングセレ
モニーでの盆踊りに今年も参加する事になりました。
Buddy Programに入ってらっしゃらない会員さん、お子さんが
まだ小さい会員さんも、親御さんの責任のもと、ご自分のお子様と
一緒にこの盆踊りに参加することができます。
みんなで盆踊りを踊りましょう!楽しいですよ~♪
参加希望の方は至急連絡下さい。
2世ウイークとは毎年8月にリトル東京近辺で行われているお祭りです。
今年は8月10日(日)から17日(日)まで色々なイベントが行われ、
私たちは17日(日)の盆踊りに参加します。
今年の情報はあまり載っていませんが、HPです。
http://www.niseiweek.org/
盆踊りは、1st Street/San Pedroの真ん中にやぐらを立ててその回り
をLAコミュニティーの各団体や飛び入りでたくさんの人たちが
踊ります。
JSPACCのHP「ほっと一息ブレイクタイム」に去年の写真がのって
いますので、どんな雰囲気か参考までに下の動画をご覧下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=lJ1F28dXGQg
http://www.youtube.com/watch?v=-T9Jdqb4FEk
http://www.youtube.com/watch?v=vYDStyFexX8
盆踊り日時: 8月17(日) 4:00pm~ リトル東京
JSPACCメンバーの練習日:8月2日(土)、16日(土)
時間:1:00pm~
場所:立正佼成会
(Rissho Kosei-kai Buddhist Center of Los Angeles)
2707 East First Street, Los Angeles, CA 90033
踊り指導:中村成美先生(アッシュモア広美さん)
JSPACCメンバーでの練習日は8月2日と16日の2日間を設定して
いますが、どちらか1日でも数時間の練習でも構いません。
この練習に参加できない方は、7月17日(木)から火曜日と木曜日の
夜7時より日米会館の前で2世ウイーク主催の盆踊りの練習があるそう
です。
どなたでも参加できるそうですので、そちらの練習に参加されること
も可能です。参加される方は、Buddy Program2世ウイーク祭ウェブ
サイトでもう一度お確かめ下さい。
8月2日(土)はBuddy ProgramのBuddy達も練習に参加してくれる
予定です。
きっちり踊れなくても大丈夫、みんなで楽しんで参加することが目的
です。
詳細はまたお知らせいたします。
吉山るり子
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3.●《Buddy Program 参加者募集のお知らせ》●
Buddy Programとは、Rising Stars Youth Leadership
Program(日系社会における将来のリーダーの育成を目的として、
2003年度より毎年秋~春に行われている高校生研修プログラム)
を通して得たリーダーシップスキルを使ってコミュニティーに
貢献したいという願いのもと、親の会のサポートをされている
南カリフォルニア大学Barbara Wheeler準教授の提案により、
2008年1月から始まったプログラムです。
イベントではJSPACCの子供達がRising Stars Youth Leadership
ProgramのAlumniのメンバーと一緒にペアを組み、様々な活動に
取り組むというものです。Alumniは高校生以上です。このプロ
グラムの1つパンプキンカービングではBuddyと一緒に作品を作り、
クリスマスショッピングでは、モールでお買い物をしました。
親や兄弟、姉妹とは違う時間の過ごし方になり、子供さんが社会性
を学ぶいいチャンスになり、回を重ね、Buddyと会うことを楽しみ
にしてくれる子供さんも増えています。ぜひ参加ください。
このBuddy Programは事前申し込み登録が必要になります。
親御さんも必ず一緒にご参加下さい。
小学校3.4年生のお子さんから参加できます。
御質問がある方は役員または下記まで、ご連絡ください。
お申し込みは下記まで
吉山るり子 marie@tuba.ocn.ne.jp
尾崎よしみ umako@hotmail.com
南千草 yurichanminami373@yahoo.co.jp
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4.●《9月例会のお知らせ》●
日時:2014年9月20日(土) 10:00am -12:00pm
場所:立正佼成会
(Rissho Kosei-kai Buddhist Center of Los Angeles)
2707 East First Street, Los Angeles, CA 90033
*詳細につきましては、後日ご案内します。
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5.●《Miracle Kids 部より報告》●
さる6月29日(日)にLong Beach Japanese Cultural Centerの
Annual Festivalで、当会のHip Hop Dance Group “Star Shines
Crew”と和太鼓の”絆太鼓“が踊りと太鼓演奏を披露させて頂きました。
これはこのCenterの中川ケンさんという方がSpecial Needsの成人の
Day Programに関係しており、3月2日の20周年記念MiracleKids
Festivalにも来て下さり、誘ってくださいました。
子供たちはMiracleKids Festivalの時よりもリラックスした様子で
楽しく舞台に立っていました。
これからも色々な所でご披露できれば素晴らしいですね。
(報告:アシュモア広美)
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6. ●《6月例会報告》●
サウス・ウエスト地域小部会担当
日時:2014年6月21日(土)10:00a.m.-12:00p.m.
スピーカー:Diane Cullinane, M.D.
Executive Director at Professional Child
Development Associates
テーマ:Introduction to DIR/Floortime
出席者(敬称略):柴原、竹内、入佐、ワレン、藤田、藤田、池内、
ガスコン、大北、スティーフンス、ハーダー、山田、磯崎、播磨、
ガーヴィー、風間、堂面、吉山、アシュモア、ウィシング、村上、
松下、松田、野口、ロジャース、馬上、真野、小島
6月の例会では、PCDA ( Professional Child Development
Associates)のExecutive Directorであり、発達小児科医で
いらっしゃるDaiane Cullinane先生に、DIR/Floortime の
基本的なコンセプトを教えて頂きました。通訳は、会員の
井上由紀さんが担当して下さいました。
DIRはDevelopmental, Individual Difference,
Relationship-basedの略。1970年代にスタンレー・グリーン
スパン博士とセレナ・ウィーダー博士によって作られたモデルである。
DIRについては、www.icdl.com に詳細がのっている。
このサイトでは、それぞれの地域に住んでいる専門家を検索する
機能などもあるため活用して欲しい。
1.DIRの3つの要素
D:Functional Emotional Developmental Capacities
( 機能的な、情緒的な発達のレベルに応じた)
I: Individual Difference (個人の感覚情報への反応、運動能力、
言語能力等に応じた)
R: Affective Relationships (感情を伴った人間関係から学ぶ)
DIRのコンセプトで最も大切なのは、子供の自然な気持ち、興味を
持っていることを探して、子供とやりとりするということである。
子供のとのやりとりを通して、社会的な、情緒的な関係を築ける力、
自分で考えられる力の向上をめざしていく。
D:Functional Emotional Developmental Milestones
このモデルでは発達段階を以下の6つに分け、ピラミッド型で示す。
Milestone 1-3はいはゆる土台となる部分で、これらの土台をしっかり
築くことが重要である。次のマイルストーンに進むには、ひとつひとつ
のマイルストーンをマスターしてから、段階的にすすんでいくことが
必要となる。
Milestone 1: 人に興味をもち、注意を共有できる。
Milestone 2: 人と情緒的に関わることができる。
Milestone 3: 双方向のコミュニケーションができる。
Milestone 4:双方向のコミュニケーションを持続させ、簡単な問題
解決ができる。
Milestone 5: 子供が想像力を働かせて遊べる。
Milestone 6: 二つ以上のアイディアの関連性を理解できる。
I: Individual Difference (個人の感覚情報への反応、運動能力、
言語能力等に応じた)それぞれの子供には感覚情報の処理能力の違い、
運動計画、遂行能力の違い、言語能力の違いなどがある。したがって、
それぞれの個性に注目して、それぞれの子供にあった、手法をで実践
することが大切である。
R: Affective Relationships (感情を伴った人間関係から学ぶ)
子供は、両親やそのほかの親しい人たちとのかかわりの中で最も学ぶ
ことができる。
したがって、セラピストや先生として、子供との関係をサポートして
いくことが大切である。
2.発達レベル別のフロアータイムのアプローチ
上記、1でDの部分で簡単に説明した、マイルストーンをそれぞれ
みていく。
Milestone 1
同じものに注意を向けることを第一段階で学ぶ。人とのかかわりで
学ぶというのが基本的なコンセプトであるので、注意を共有できる
ことが大切である。
まず、子供が何をしているか何に興味をもってるか観察する。興味が
把握できたら、その子供がやっている遊びにできるだけ参加していく。
その際大切なのは、子供が安心して落ち着いていられるように、環境を
整えることである。フロアータイムでは、セッションのスペースを
どうセットアップするかも大切。第一段階では物理的に子供と関わり
合う時に、親密さをませるようなセットアップにする。とくにこの段階
ではおもちゃそのものはあまり大事でなく、体などあるものを使って
やりとりを促すようにする。
このマイルストーン1を学んでない子供は、将来、まわりの人と
つながれず、不安に思ったり安心できなくなったりする。戦いを
いどんだりその場から逃げてしまったり、自分の中に引きこもったり
する可能性もある。
Milestone 2
マイルストーン1をマスターし、同じものに注意をむけらるように
なったら、次段階では、絆を構築する。
両親、ベビーシッターなどをきちんと認識して、その人々と関わる
のが楽しいと思わせるのが重要である。
この段階では、簡単なゲームなど一緒に何度もやることで、次になに
がおこるのかわくわくした気持ちで期待しながらゲームをしたり一緒
に期待感を共有するといったテクニック使う。
これは、年齢にかかわらず、同じコンセプトで、大切なのは、その子が
好きなことを一緒にしながら楽しい思いを共有することである。
例えば、滑り台が好きな女の子には、滑り台の下でお母さんが待ち、
おりてきたところをキャッチするという遊びをする。それによって、
体の触れ合いがうまれる。また、繰り返すことで、お母さんが受け
止めてくれるという期待感が生まれ、さらには、受け止められたい
とい要求が生まれてくる。次第に、ただ滑り台をおりるのでなく、
おかあさんがいることを確認したり、受け止められるように体を
準備したりするようになる。
このマイルストーン2が欠けている場合、人間関係に安心感や信頼感が
欠如してしまい、大きくなってから、鬱になってきたり、友達をどう
作るかわからず苦しい思いをする可能性がある。
Milestone 3
マイルストーン3では、簡単な双方向のコミュニケーションをめざす。
楽しみを共有するだけでなく、双方向に順番にやるといった“やりとり”
をする。
この“やりとり”は、誰かがはたらきかけて、サークルをあけて、
受け止めたひとが、閉じるというように“輪の流れにのる”ことを
重視する。
この段階でも、車を行ったり来たりさせる、ボールを転がすなどの
簡単なアクティビティーで実践してくことができる。
また、他の段階と同じく、環境を整えることが重要で、ラグをおいて
エリアを区切ってお母さんと近づき安心感をもたせる工夫なども
効果的である。また同じ遊びを、何度も繰りかえすことで、楽しいと
思う気持ちを築き、さらには、やりとりができるできるところまで
持っていくことができるように働きかけていく。
マイルストーン3が欠けてしまっていると、感情をあらわすこと、
特に、幸せ、苦痛だなどの感情表現ができなくなってしまう。
極端な感情表現になってしまったり、感情の変化に問題がでてくる
ことがある。
Milestone 4
マイルストーン4では、双方向のもっと複雑なやりとりを持続させ、
簡単な問題を人と一緒に解決できることをめざす。
内容も長さも複雑なことに取り組み、さらには、人と一緒に問題を
解決していくというで、社会的な行動ができるようになる。
例えば、棚にあるパイが取れない時には、お母さんの手をひっぱって
お母さんにパイをとってもらう。助けを求めるということが重要で
あり、“手助けをもとめ、手助けを受け入れる”ことによって、
他の人も手助けが必要であることを学んでいく。
また、砂の城を一緒につくる、何かを一緒に組み立てるという遊び
なども有効である。
一緒に作っていく段階で、うまくいかなり、フラストレーションが
たまったり、やりたくなくなったり、反対に、うまくいって達成感が
あったり、いろいろな感情が関わってくる。
問題が出たときに、コミュニケーションをとり一緒に解決していくと
ともに、上記のような、色々な感情をどうコントロールするかという
ことも重要な要素となってくる。
ねばり強く、困難があっても何かを続けていく力を遊びを通して
つけるという目的である。
このマイルストーン4がマスターできていない場合、同じ作業を
続けられなかったり、すぐあきらめてしまうっといった事がおこる
可能性がある。また、競争などの状況をさけたり、負けることを
回避してしまい、我慢強さや根気がなくなることもある。一般に
子供というのはチャレンジもするし競争もある、その際に、根気や
我慢強さが築かれていない子供は、他の子供と関われなくなってしまう。
結果として、自分にネガティブな感覚をもってしまったりすることが
ありうる。
Milestone 5
この段階では子供が自由にアイディアをだして、感情や出来事を
概念化して遊ぶことをめざす。
WAA、つまり、 Words(言葉), Affect(感情にうったえる),
Action(行動にうつす)3つが大切な要素となる。
Pretend play(まねごと遊び)というのはとても重要な遊び方である。
まねごと遊びを通して、安全な環境で、色々な感情表現を試すことが
できる。したがって、悪者、おばけ等いろんな役のなどのまねごとを
自由にさせてあげるべきである。
又、まねごと遊びの中で制限を学ばせることもできる。ここの線まで
しか行ってはいけない、ここは牢屋だと仮定しよう等、親が決める
制限や、子供自身が決める制限もありうるが、どいうふうにそれらの
制限を守るか、制限の中でどう行動するか、まねごと遊びを通して
学ぶことで、実生活に役立つ。
まねごと遊びは、実生活に似たことをまねすることからはじまるが、
だんだん段階が上になると何かを象徴する出来事のまねごと遊びが
できるようになる。ファンタジーの世界を遊びにすることもできる
ようになる。
養育(あかちゃん)お医者さんごっこなどから入り、宇宙船、
カーニバルなどいったことのない世界を表現しながら遊ぶこともある。
また、恐竜などのまねごと遊びでは、危険にどう対処できるか学べる
し、軍隊で競争、パイレーツでどちらが強いか早いか競争することで、
世界で悪い人もいるよい人もいるなどといったことも学ぶことができる。
子供が感情や出来事を概念化することができなかたら、目の前に
みえないものを想像できなくなり目の前に起こっていることしか
受け入れられなくなる可能性がある。何が現実か、何が想像の世界か
区別することができるようになることも大切である。
Milestone 6
マイルストーン6は、二つ以上のアイディアを因果関係をつなげて
考えたり、関係性を理解するということをめざす段階である。ただの
事実をつなげるだけでなく、この段階では感情もつなげて考えられる
ことが大切である。例えば、彼女が私は怒っているのは、ボールを
とったからだろう。ぼくがボールをけったら彼女は怒るだろうなど、
感情も含めてつなげられる、ということである。
マイルストーン6をマスターすることで、なぜこの出来事がおこった
のか想像したり、将来が予測できるようになる、また、なにが次に
おこる可能性があるのか考えてから行動できるようになる。
目標としては、いろいろな状況に柔軟に判断できるよになること。
又、衝動的に行動しないで、いったん止まって、計画したり自問自答
できるようになることである。
これらのDIRのアプローチを年齢の上の子供に適応するには、
フロアーで遊ぶのではなく、ストーリーを一緒に作ったり絵を
かいたり、絵の中のことを話したり、コンピューターで一緒に何か
作ったり、といったアクティビティーが考えられる。しかし、基本的
な概念は一緒である。
マイルストーン6が欠如してしまうと、なぜその事がおこったか
分からずて理解できない、物事の白黒つけたがる、間にあるニュアンス
が理解できない等の問題がおこる可能性がある。
3.DIRフロアータイムの特徴
DIRの特徴としてあげられるのは、
―常に楽しんで、信頼感の中で、温かみ安心感があること。
―社会的な関わり、人と人とのかかわりをベースにしている。
―段階的に習得していく。
―いろんな状態に陥ってもフレキシブルに対応できるようになる
という効果がある。
―体も言葉もいつも落ち着いていられるという効果がある。
―自然に言動できるという効果がある。
―さらに上に段階になれば、様々な感情をもちながらコミュニ
ケーションできるようになる。
4、質疑応答
Q:8歳の子供にも使えるのか?それとも幼児対象であるか?
A:どの年齢にも適応できる。それぞの年齢で遊びのやり方などが
変わってくる。
Q.知的障害の子供がいる。普通の遊びがなかなかできず、ロープを
振ったり、ページめくったり、登ったりがその子にとっての遊びで
ある。そういう場合、興味のある遊びをみつけるところから入ると
いうDIRをどうやってはじめていけるのか?
A,(本人の観察などをしていないので、はっきりとは言えないが)
例えば、ロープであれば、なぜロープが好きなのかまず観察する。
感覚がすきなのか、音が好きなのか、みるのが好きなのか?。
それがわかったら、音が好きそうであれば、ロープに加工をして
もっと音がなるようにする、見るのがすきならライトをあてる、
ロープの色をかえるなどの工夫をする。また、一緒にみんなで
ロープで遊んでみるといったやり方も考えられる。
また、今はそんなにしない遊びであっても、過去にどんな遊びを
していたかなどをインタビューして、昔はこういうことをやっていた
などがわかれば今やってなくても前やっていたことをセッションに
入れていくといったことも考えらえる。
(報告:小島 裕実子)
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7.●《7月年次総会報告》●
日時 : 2014年7月5日(土曜日) 10:00~12:00
場所:立正佼成会
(Rissho Kosei-kai Buddhist Center of Los Angeles)
2707 East First Street, Los Angeles, CA 90033, U.S.A
一部 年次総会
二部 井上由紀さん(北部東部会員)の、DIR Floor time体験談
出席者
アシュモア広美、ロジャース早苗、堂面さつき、ガーヴィー恵、
井上由紀、大北幸子、宮坂秀枝、阿久津美紀、松田真木綿、
ウィッシングゆかり、吉山るり子、ハーダー容子、磯崎葉子、
野口麻美、池内和世、尾崎よしみ、松下ゆき代(順不同・敬称略)
一部
○吉山会長より昨年度(2013年7月~2014年6月)の活動報告
・2013年7月6日 2013年度年次総会
第1部:年次総会
第2部:二部 川田薫さんによる創作落語
川田さんのプロフィール
Mr. Kaoru Kawata
同志社大学商学部卒
在米40年
職歴
南加日系商工会議所事務局長
UTB社長を歴任
現在
井村屋USA 取締役副社長
南加日系商工会議所理事
南加県人会協議会理事
倫理研究所USA会長
・7月18日 会長会メンバー用特別Workshop
講師 坂本安子氏 (LTSC ソーシャルワーカー)
リーダーとしての役割り・相談内容への対処とサポート
体制について
・8月10日 シブリング会「星に願いを」企画、
ジョシュアツリーペルセウス流星群見学
・8月18日 シブリング会 Dr.ビルタケシタとの親睦ランチョン
チャイナタウンにて
・8月18日 二世ウィーク盆踊り
クロージングセレモニーに総勢54名で初参加。
JSPACC とRising Stars Buddy programのコラボ企画
・8月24日 ミラクルキッズ部藍染クラス トライアル企画
・8月27日~30日 インテイク
棟居徳子・准教授(Tokuko Munesue, Ph.D.)
金沢大学人間社会研究域法学系
中岡純子さん(Junko Nakaoka)
公益財団法人横浜市男女共同参画推進協会
男女共同参画センター横浜相談センターカウンセラー
ガン患者のための法的アドボカシー団体である
Cancer LegalResourceCenter訪問に際して通訳依頼
・9月6日 インテイク
Institute of Global Education平田貞美さんよりの
情報提供の依頼
リハビリテーションカレッジ島根の学生さん2人と
JSPACC 専門家会員森田英恵さんとの交流会開催
・9月21日 オレンジ小部会担当月例会
スピーカー:ジェイド山田さん(リトル東京サービス
センター)
「子供の虐待、家庭内暴力について」
・10月19日 北部東部担当月例会
スピーカー:鈴木勇三先生
日本内科学会認定内科医、日本呼吸器学会専門医、
医学博士
専門:呼吸器内科学、アレルギー学
鈴木究子先生
日本内科学会認定内科医、日本内分泌学会専門医、
日本糖尿病学会専門医、医学博士
専門:糖尿病学、内分泌代謝学
「専門家に聞く:喘息・アレルギー、そして糖尿病に
ついて」
・10月20日 Buddy Program パンプキンカービング
・10月23日 Asian & Pacific Islanders with Disabilities
(APIDC)セミナー
テーマ”Asian with Disabilities: Hiding in
Plain Sight”
・10月27日 シブリング会企画「ハロウィーン親子仮装パーティー」
・11月16日 サウス・ウェスト担当月例会
スピーカー:田中宏季先生
奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科博士
後期課程在籍奈良教育大学特別支援教育研究センター研究員
現在、南カリフォルニア大学に短期留学中。
「コンピュータを用いた自閉症児支援について」
・11月16日 ミラクルキッズ部 例会時のチャイルドケア内で
アートワークショップ
・12月1日 北部東部担当 JSPACC Holiday Party
・12月8日 Buddy Program クリスマスショッピング
・12月8日 シブリング会クリスマス会
・2月9日 専門家プロジェクトチーム
早稲田大学菊池教授研修ツアーコーディネート
・2月15日 役員会担当月例会
DVD上映会
Learning Disablilityの専門家Richard Lavoieの
“How difficult can this be?
・2月16日 JSPACC20周年記念イベント
Miraclekids Festival通し稽古 立正佼成会にて
・2月26日 JSPACC20周年記念イベントMiraclekids Festival
ワークライトリハーサル
・3月1日 Buddy Programミニチュアゴルフ
・3月2日 JSPACC20周年記念イベントMiraclekids Festival
・3月4日 ~5日 インテイク
権藤桂子教授(共立女子大学 家政学部児童学科)
多言語多文化で育つバイリンガル発達障害児のインタビュー協力
・3月29日 Rising Stars Graduation Ceremony
・4月19日 オレンジ部会担当月例会
スピーカー:Melody Goodman
Area Board 10 of the State Council
on Developmental Disabilities
「SB468の新しい法律に関する無料セミナー」
・5月18日 Buddy Program バスケットボール企画
・5月24日 役員会担当月例会
スピーカー:山田香苗さん
「IEP workshop」
・6月6日 日本国総領事館公邸
スペシャルオリンピック選手歓迎レセプション
JSPACCアドバイザー仁平先生ご夫妻、馬上真理子さん、
吉山るり子会長 招待を受ける
・6月21日 サウスベイ担当月例会
スピーカー: Dr. Diane Cullinane
Developmental pediatrician Executive Director of PCDA
(Professional Child Development Associates)
「DIR Floortimeについて」
・6月29日 ミラクルキッズ部
Long Beach Japanese Cultural Centerの
Annual FestivalにてHip Hop Danceの”Stars Shine Crew”
と太鼓グループの”きずな太鼓”のパフォーマンスが行われた。
その他の活動
・各地域小部会(北部・東部地域小部会、オレンジ地域小部会、
サウスベイ、西部地域小部会)の月一回の小部会活動
・シブリング会のミーティング並びに親睦会
・Miracle kids部ミーティング
・Buddy program部ミーティング
・ニュースレター部ミーティング
・チャイルドケアー部ミーティング
・専門家に聞きましたチームミーティング
・月例会後の役員会、臨時役員会
・Miraclekids Festival実行委員会並びに舞台関係ミーティング
・会長会
○昨年度の会計報告
会計役員のハーダーさんより報告
○各部リーダーからのご挨拶と部員紹介
出席者全員より承認を得る。
二部
6月月例会のDIR Floortimeセミナーで通訳を 務めて下さった
井上由紀さん(北部東部会員)に、実際にDIRFloortimeの
トレーニングを受け、 息子さんの太陽君に実践してきた体験談を伺う。
2006年に次男の太陽君が誕生する。一人で何時間でも遊んでいられる
手がかからない子供であった。3歳のころ言葉の発達が遅いことに
気付き、かかりつけの小児科ドクターに相談するが様子を見ましょうと
言われるだけで数年が経つ。キンダーに入って、あまりにも言葉の
発達が遅いことが気になり、再度、別のドクターに診てもらい、
そこで自閉症の診断(5歳のころ)を受ける。そこからEast LA
Regional Centerを紹介してもらい、DIR Floor timeのサービスを
受けることになる。ABAではなく、DIR Floor time のサービスを
受けることになったのは、彼は自分や他人を傷つけることもなく、
大人しいタイプの子供だったので、Regional CenterがABAよりも
Floor timeの方が彼に適していると判断したため。最初の数回は
セラピストと太陽君の関係作りから始まる。セラピストが彼の行動から
何に興味を持っているのか判断し、彼と同じ目線になって彼の世界に
入っていく。彼がセラピストに興味を持ち出し、彼女はいつも楽しい
ことをしてくれる人だと分かってくると、遊びの中にチャレンジ
を入れていく。例えば、物と物をぶつけ合って遊ぶことが好き
だったことから、動物のおもちゃをぶつけ合った瞬間に、
セラピストが”Ouch!”と、彼のすぐ隣で叫ぶ。彼はその声に
反応し、物にはキャラクターがあるのだということが理解し始める。
ボードゲームで遊ぶときは、彼が理解しやすいように遊び方を
工夫したり、遊んでいく中でゲームには順番やルール、勝ち負けが
あることを理解していく。
DIR Floor timeでは発達段階を6つレベルに分ける。次のマイル
ストーンに進むには、ひとつひとつのマイルストーンをマスター
してから、段階的にすすんでいくことが必要となる。どんなお子さん
でもセラピストとの関係を築くために最初は第1段階から始める。
太陽君は発達段階の1(人に興味をもち、注意を共有できる。)と
2( 人と情緒的に関わることができる。)はすぐにクリアし、現在は
3(双方向のコミュニケーションができる。)と4(双方向の
コミュニケーションを持続させ、簡単な問題解決ができる。)
の間をコンディションによって行ったり来たりしている。
DIR Floor timeをはじめた年の3月、子供にまったく
興味を示さなかった彼が、6月にはボードゲームを通して、学校の
クラスメートとプレイデートが出来るようになる。太陽君の事をとても
興味をもってくれた健常児の子供さんにセラピーに入ってもらえる
ように、その子供さんの親、おばあちゃんにも協力をしてもらった。
その年の12月にはクリスマスで親戚一同が集まったときに、初めて
子供たちと一緒にボードゲームを楽しめるようになる。由紀さん
は毎回セッションに参加し、日々セラピストから子供への接し方、
遊び方、また難しいコンディションのときにはどのようにアプローチ
していくのかを学んでいる。セッションは基本的に決まった
プログラムがないので、その日の状況によって展開が違ってくる。
大変なこともあるが、セッションで学んだこと、経験したことを
セッション以外で応用しやすい。
Q & A
Q.お子さんはいくつからセッションを受けましたか?
A.5歳から
Q.お子さんは何が一番好きだと分かりましたか? それはセッション
を始めてからどの位経ってからですか?
A.その時に子供がしている動作や見ているものが好きなこと。
Q.どんな所で苦労していますか?
A.決まったプログラムがないので、漠然としていて目標を見失いやすい。
Q.ビデオにあったような事をされましたか?
A.はい。
Q.どの位のペースでセッションを行い、どの位のペースで次の
ステップに進まれましたか?
A.週に2回、それぞれ1時間半のセッション。始めの2段階はすぐに
到達。現在はコンディションによって3と4の間を行ったり来たり
している段階。
Q.セッション中に育まれた関係は、他の対人関係でも般化が
見られますか?(般化するために、何か訓練されていますか?)
A.はい。毎回セッションに参加しているのでセラピストから
セッションで学んだことや、体験したことをプレイデートや公園
などで実践している。
Q.お子さんの好まないアクティビティでも効果は見られていますか?
A.DIR Floor time は基本的に子供の興味を持っていることから
アプローチして人間関係を築いていくので、好まないアクティビ
ティは行わない。
Q.子供が感情的になったり、暴力行為に出た場合どうするか?
A.Time Outはしないが、それまでやっていた事をやめて、その子に
少し休憩が必要かどうか確認し、その感情がどんな感情かと
本人にLabelingさせる。そのことによって本人がその感情が
どういう事なのかの理解をさせることができ、また他人の感情を
理解することが出来るようになるため。
Q.子供が感情的になってしまった時、その原因が感情からくるのか
体調が悪いからくるのか分からないが、その場合どのように対処
しているか?
A.原因が分からないことは多々あるし、セッションがそのまま
終わってしまうこともある。第一には、今の行動はどういう気持
ちだったかを話したり、Labelingしたりする。
その時には出来なくても次回大人がわざと同じような行動をして
みせて、それをセラピストがどうしてこんな風になっているかを
ガイドしながら、どのように対処したらいいのか促して他人の
感情を認知させるようにしている。
効果は後々になって、子供が実際に遊べるようになっていること
で確認できる時もある。
Q.セッションの中でよく出来たことに対して、リワード(ご褒美)
はあるのか?
A.物質的なリワードはせずに、言葉で大げさ に褒めることをする。
また何かが出来たら次の段階にすすむ、という意味でのリワード
はする。
Q.子供がNon Vervalだが、DIR Floor timeのサービスを受ける
ことが出来るか?
A.Non Vervalな子供にも適応できる方法である。
(報告: 松下)
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8. ●《2013-2014年会計報告》●
自:2013 7月
至:2014 6月
【収入の部】
摘要 金額 備考
年会費 4,480.00
寄付 2,560.00
Intake 850.00
シブリング部 115.00
チャイルドケア部 170 昨年度繰越金$1,195.84
ミラクルキッズ部 昨年度繰越金$1,745.10
Buddy プログラム 50.00
ホリデーパーティ 3,069.00
20th周年記念イベント 45,831.00 寄付($15441)広告($16300)
チケット($14090)
収入合計 57,125.00
【支出の部】
摘要 金額 備考
例会部屋 620.00 年間600ドル(月1回)、
臨時役員会1回 20ドル
ウェブ&更新 4,334.00
Office Supply 2,236.90
コピー 78.61
LTSC 1,224.47 毎月25ドルのアドミフィー
1/2013-6/2013 Fee $927.47
7/2013-6/2014 Fee 含まず
役員マイレージ 487.00
コニュニティー 357.60 クリスマスギフト、お花、
Intake 441.31 駐車代等
役員弁当 900.99
ボランティア 274.16
ゲストスピーカー 150.00 一人50ドル
ホリデーパーティ 1,444.58
20周年記念イベント 34,657.11
シブリング部 346.71
チャイルドケア部 158.84
Buddyプログラム 274.35
オープニングドア 140.00 年会費($25)寄付 ($75)
ミーティング($40)
ミラクルキッズ部 465.61
盆踊り 948.89
支出合計 49,541.13
差引残高 7,583.87
前年度繰越金 42,711.16
2013~2014年度末残高 $50,295.03
以上の通り2013~2014年度会計決算報告をいたします。
*エクセルの表を貼り付けたため、多少見にくくなっております。
近日中にJSPACCホームページにエクセルの表をアップしますので、
そちらをご覧ください。
(報告:会計 ハーダー容子)
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9. ●《2013-2014年度寄付を頂いた方々》●
<20周年記念イベントにて寄付を頂いた方々>
MS. GENA HAYASHI、MS. AYA OGAWA、MS. AKIKO SUZUKI MD.、
MS. RITSUKO SONO、MR. KOHEI EGUCHI、MR.& MRS. DYO、
MS. ETSUKO ENOMOTO、SUIKA EDUCATION,INC、
SUGAR ENTERPRISES INC、MR.CELSO GUIOTOKO、MS. SARAH LEE、
MS. YOSHIMI OKAZAKI、MS. ATSUK MORIMOTO、
MR. HARUHIKO MACHIDA、MR. TSUTOMU OTA、IGE 、ASICS、
MR. EIICHI YOSHITOMI、AMERICAN HAKKO PRODUCTA INC.、
MS. KAORU KAWATA、POPLA INTERNATIONAL INC.、
GLENN YANAGI DDS、 MS. NAOMI SUENAKA DERR、
RUEY LIAO, D.D.S.、ARIA,ZACHARY &TAMMY GOLDSTEIN FAMILY、
MS. KAZUKO HARADA、MR. & MRS. NAKAJIMA、
MS. DEBBIE AMELIA LOPEZ、 MS. GRACE MAEDA、
MS. VICTORIA THURLOW、OSATO MEDICAL CLINIC INC.、
MR.& MRS. IZUSHIMA、MR.& MRS. FISHER、
GYUTAN TSUKASA USA,INC.、MS. NOBUKO MIYASHITA、
BUDTHO AUTO TECH、JAPONAISE BAKERY INC.、
DBA CREAM PANBRIGGS&ASSOCIATES、MS.LILIAN ATSUKO LEE、
MS. KUMIKO FUJIOKA、MS. YUKIKO YASAKI MR. & MRS. TAKIGAWA、
MR. & MRS. HAYAKAWA 、MR. & MRS. YOSHIDA MR. KAZUO NIHIRA 、
MR. & MRS. ARASE、MR. & MRS. HIRABAYASHI J.U. TRAVEL, INC.、
MR. ROBERT SATO、ICHIMI USA INC、DBA INABA RESTAURANT、
MR. KOJI TOYOZUMI、MS. KUMIKO FUJITA、MR. HAPPY MIZUTANI、
MR. & MRS. TOMATSU、MS. KEIKO KINOSHITA、MR. & MRS. KAMIYA、
MS. SUEKO TOMIZUKA、MR. KATSUJI NERIO、MR. & MRS.KOJIMA 、
CALTY DESIGN RESEARCH, INC.、PACIFIC GUARDIAN LIFE、
NUERO-IMAGING、BEAUTY BY HITOMI、MS. NAOMI ICHINOSE、
MS. IKUKO JEHNSEN 、MS. ANA I. TRUJILLO、MS. KEIKO KIMURA、
MR. NORIYUKI SATO、 MS. AKAKO OSUMI、MR. NOBUYUKI MORIMOTO、
MS. FUSAKO URA、MR. NOBUYUKI MATSUHISA、
KOBELCO COMPRESSORS AMERICA, INC.、MS. AYAKA FUCHIGAMI、
MR. YOSHISHIGE TAKIGUCHI、MR. HIDEYUKI TAKAHASHI、
MS. HISAKO TAKAMURA、MS. YORIKO IKEDA KIKUCHI、
KANEFUKU USA,INC.、 MR. BILL TAKESHITA、MR. & MRS. TAJIMA、
MS. TOSHIKO MUTO 、MS. STELLA CHOW、MS.MICHIYO MATSUBUCHI、
MR.& MRS. TAKIMOTO 、MS. YUKI FUKUHARA、MR. & MRS. ROTER、
THE YUNG FAMILY TRUST WESTERN ENGINEERING ENTERPRISES LLC、
MS. KEIKO YASUMATSU、
ISABELLE MIYATA & HARVEY NEGORO VILLAGE ANIMAL GROUP INC.、
MS. SANAE、MASAYO ISONO,MSW,PSY.D 、MS. SACHIE OHARA、
MS. JULIE H. OHARA、 SUSHI KIMO、立正佼成会有志の方々、
MR. JOSE A VARGAS、MS. JUNKO ASHIDA、MS. ELLEN K. JEE、
MR. JOHN SAMFORD、MS. MIKI BAY、MS. SATOKO KOJIMA、
MS. NORIKO KOBAYASHI、MS. SADAKO SUZUKI、
Honda R & D Americas, Inc.、Disability Rights California、
UNION BANK
尚、イベント当日に寄付箱に現金を入れてくださった方々のお名前は
記載されていません。
<JSPACCにて寄付を頂いた方々>
野嶋祐子、熊本優子、キムミジン、佐保田章、平田貞美、アッシュモア広美、
松下ゆき代、ロジャース早苗、礒崎葉子、池内和世、南千草、 福本アリス、
福本さちこ、溝越純一、池崎有希、浅井菊次、佐藤ロバート、堂面さつき、
阿久津美紀、水谷光男、荻原高子、鳥羽敦子、Wendy Klein、中村悦子、
ガスコン洋子、ワレンきくみ、馬上真理子、杉本美代子、引原由美、片岡蔵人、
吉沢公二、鈴木美幸、柏井きよこ、宮原恵子、大久保弘子、Miho Murai、
大倉美和子、石川のりこ、Melody Goodman、Susan Carrington、平山裕子、
山内ひろし、Grace Pal INC.、MKS Engineering、 Barbara Wheeler、
Ronald & Chynthia Dyo、Harvey Negoro、Isabelle Miyata、
Akio & Asa Murakami、長谷川美伸(順不同・敬称略)
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10. ●《JSPACC 2014-2015年度の更新費についてお知らせ》●
会員の皆様、今年度も大変お世話になりました。
今年も更新の時期がやってまいりました。
親会員・賛助会員につきましては、年会費$40になります。
6月30日必着で更新費$40のチェックをお送りください。
または、例会、各小部会にて役員にお支払いください。(現金可)
Paypalでもお支払い頂けます。
HPにPaypal コードがありますので、そちらからお支払い下さい。
「Donate」と「Member fee」の2つありますので、ご注意下さい。
親以外の会員(専門家、学生、ボランティア)の会費は、
日頃のサポートへの感謝の意を評し、2年目以降無料となります。
2014-2015年度は親以外の会員の皆様は、更新希望のお知らせを
頂かなかった場合は、退会希望とみなし会員登録をキャンセルさせて
頂きます。ご了承下さい。
また会費と同時に、任意で寄付も募っています。たとえば、
寄付$20の場合は会費$40と合計して$60のチェックをお願いします。
寄付のみの場合はチェックのメモ欄に寄付のみとご記入願います。
チェックのあて先;JSPACC
会費の送り先;
JSPACC
c/o LTSC
231 E.3rd St
Los Angeles, CA
90013
U.S.A.
親会員は7月末までに更新費が届かない場合、会のコンピューター・
データ管理システムにより自動的に会員登録をキャンセルされて
しまいますのでご注意ください。
どうぞよろしくお願いいたします。
(報告:池内)
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11. ●《新年度役員よりご挨拶》●
会長 池内和世
この度会長を勤めさせて頂く事になりました池内和世です。
2004年に主人の仕事でアメリカに来てアメリカの事が全くわからず、
ましてや障がい児の学校や病院など全くわからなかったので、JSPACC
には本当にお世話になりました。そして私でも何かお役に立てる事が
あれば2007年からオレンジ小部会役員、2009年からアドミを担当
させて頂き、今年会長というお役目を頂きました事は身に余る光栄で
ございます。それと共にその責任の重大さに身の引き締まる思いで
一杯です。今JSPACCは20周年を迎え、3月にはMiraclekids
Festivalという大きな行事がありました。
20年この会を続けて来て下さった先輩方の思いを引き継ぎつつ、
Miraclekids FestivalでJSPACCの事が世間の方に知られる事に
なったので、これからも色々な団体と横のつながりを持ちアメリカで
生活する私たちの子供たちが楽しく過ごす事が出来るようにして
いけたらと思っています。それと共にJSPACCの活動をもっと充実
させていきJSPACCのイベントがとても楽しかったとかとてもお世話
になったと言う会員さんの声が聞けるよう努力していきたいと
思っています。
これからどうぞよろしくお願いいたします。
副会長 磯崎葉子
本年度も副会長を務めさせて頂きます、磯崎葉子です。
この役職をお引き受けさせて頂いてから4年間、吉山会長のリーダー
シップのもと、日々楽しみながら会の運営に携わってまいりました。
大きな節目となった20周年記念イベントでは、このJSPACC
ファミリーがひとつとなり、偉大な力が生まれました。私たちを
ここまで動かしたのは、あのミラクルな子供達だったのだと思います。
この社会において、彼らが生き生きと過ごせるよう、微力ながら、
私も自分に出来ることをしていきたいと強く思っております。
新しい池内会長の下で、私に出来ることを探しながら、この素晴らしい
親の会の発展のため、そして子供たちのために、精一杯努めて
まいりたいと思います。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
会計 ハーダー容子
気がつけば8年間会の会計をさせていただきました。この役職は、
会の活動をお金の動きから知る良い機会にもなりました。
言うまでも無く、JPSACCの活動は、皆様からの年会費と寄付で
成り立っています。
去る3月に行われた20周年記念イベントも会員の皆様、支援者から
の活動費が集まってこのような大きな仕事ができたということを
あらためて感じることが出来ました。今年度も務めさせていただく事
になりましたが会計の透明化とスピーディーさ、そして活動費を大切に
有効に使っていくことを心がけたいです。
今年度は是非次年度から会計を引き受けていただける会員を積極的に
募集します。家でほとんどできる仕事なのでスケジュールを自分で
管理できるところが魅力的ですよ!
役員 松下ゆき代
今年も引き続きアドミとニュースレターを担当させていただくことに
なりました松下です。
会の運営がスムーズにいくよう確実・スピーディーをモットーに
努めてまいりたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
役員 野口まみ
昨年度に引き続き、チャイルドケア部のリーダーをさせて頂きます、
野口まみです。子供達とボランティアの皆さんの安全を第一に考え、
過ごしやすいチャイルドケアルームを心掛けます。サウスウエスト
地区には阿久津さん、オレンジ地区にはウイッシングさん、北部東部
地区には尾崎さんと松田さんがそれぞれ部員として配属されて
いますので、ご質問などありましたらご連絡ください。
また今年度は、アドミとニュースレター部のお仕事もお手伝いする
ことになりました。どうぞよろしくお願い致します。
役員 アッシュモア広美
本年度はアートワークショップとタレントショー「Kids on Stage」
を企画したいと思っています。
沢山の皆様のご参加をお願いします。またMK部員は随時募集して
おりますので、皆様の意見を反映出来るよう是非部員参加もお願い
します。
どうぞよろしくお願いします。
部員:
幾度麻紀、ロジャース早苗、藤田まゆみ、入佐理恵子、風間一智子、
山本敦子、水谷光男
サウス・ウエスト小部会
リーダーのアッシュモア広美です。27歳の娘がダウン症を持っており、
サウスでは親子共に最高齢の私と、サウスを知り尽くした磯崎さんと、
そして働くママ、高機能のお子さんをお持ちで先陣的存在の真野さんと
三人四脚で皆様と楽しく小部会を盛り立てていきたいと思っています。
本年度は当小部会主催のホリデーパーティーがあります。
従来にとらわれない形式も考えておりますが、皆様のご協力無しでは
出来えません。どうぞよろしくお願いします。
役 員 堂面さつき
オレンジ小部会リーダーの堂面です。
最近人数が少ないオレンジですが、場所をレストランにしたり、
話題をもっと提供できるようにと色々工夫して行きたいと思います。
皆様が楽しく参加できて、又有意義な時が過ごせる小部会にして
行きたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
ソーシャルメディア部リーダーの堂面です。
部員に尾崎さん、又新たに知識豊富な宮坂さんが加入して下さり、
今年は、どんどん新しいことに挑戦して行けそうです。今年はHPの
改革に力を入れています。皆さんが使い易く、沢山の情報も引き
出せる、魅力あるHPにして行きたいと思います。どうぞご期待ください。
役員 尾崎よしみ
今年度も昨年に引き続き図書部代表をさせて頂きます。
お蔭さまで前年度はたくさんの本のご寄付を頂きました。本年度は
面白い本の紹介も入れていきたいと考えています。どうぞよろしく
お願い致します。
役員 ロジャース早苗
昨年度に引き続き、北部東部リーダーを務めさせていただくことに
なりました。
小部会ミーティングや、小部会MLをもっと活用して北部東部小部会を
盛り上げていければと思います。どうぞ宜しくお願いします。
役員 真野光
シブリング会親代表を去年に引き続き担当させて頂く事になりました、
真野です。
2年目でやっとシブリング会の運営にもようやく慣れて来たところです。
今年度は、池内さん、吉山さん、尾崎さん、野嶋さんの5人で運営させて
頂きます。シブリング会開設当初のメンバーが大学進学に進学して会
から遠ざかっていくなか、今年度は新たなシブリング会員を増やす事を
目標にして、より魅力的なシブリング会として活動して行きたいと
考えています。具体的な活動内容はシブリング会員で決めて行く事に
なりますが、小学校高学年や中学生のシブリングが参加出来る
イベントを考えています。シブリング会への参加は、まだまだ先の事
だと考えておられる親御さんも多いかと思いますが、そういった機会に
是非一度参加してみて下さい。今年度も宜しくお願いします。
アドバイザー 馬上真理子
Peer Support 部
新年度より 個人的な相談を受ける部門ができました。 相談の内容は
例えばお子さんのIEP、医療保険、各種公的サービスなど基本的には
何でもオーケーです。これは顔を合わせての個人相談会で今後定期的に
開く予定です。詳細は追ってMLにてお知らせいたします。実は
この個人相談会は過去に開催していたことがあります。月例会では
なかなか個人レベルでの話ができませんし、一人で悩んでしまい先に
進めなくなることもあります。誰かに聞いてもらうだけでも気持ちが
すーっと楽になることもあります。ということで 再び活動することに
なりました。相談窓口として役員会から、山田香苗さん、磯崎葉子さん、
馬上真理子の3人が担当しますが、相談内容に応じて各種専門家、
公的団体などにお繋ぎします。
このピアサポートについてのお問い合わせは馬上までお願いします。
Marikomagami@earthlink.net
818-625-5115 cell
Opening Doors to Multicultural Disability Communities, Inc
これは南カリフォルニアのマイノリティ障害関係のグループが集まって
親への教育とエンパワメントを行ない、そしてマイノリティのニーズを
声に出していくためのアドボカシー団体です。JSPACCからの代表と
しては山田香苗さん、仁平一夫先生、馬上が参加しており、新年度
からは磯崎葉子さんも加わることになりました。
しかしながら現在タックスファイルの不備でNPO statusを失くした
ため再度の申請準備中であり、また加州の経済的不振により
公的助成金獲得が大変難しくなったため、現在大きな活動は行うこと
ができていないのが実情です。
状況は難しいものの、唯一のマイノリティ障害グループ合同体として
声を上げていくことは非常に大事であり、過去にも何度か州議会の
法案について会員の皆様にもご協力をお願いしました。当事者である
私たちマイノリティ親の声を施政者たちに届けることが私たちの子供の
生活に影響してくるので非常に大切です。引き続き皆様のご協力を
お願いいたします。
アドバイザー:吉山るり子
4年前に発起人馬上真理子さんの後任を受けて、「私は勇気があるのです。」
と、会長就任の挨拶をしました。ついこの前のことのようです。
会長職就任以来、会の強い組織化と体制化に励んできました。会が
1つになりロサンゼルス社会に我々の存在を打ち出す為です。個々で
やる仕事は知れていますが、JSPACCのようなオーガニゼーション
が大きくなり力を持てば、社会に働きかける感化力は大きなものと
なります。このアメリカにおいて、私達の子供達の未来が明るく豊かな
ものにするためには、人々の意識を変えなければなりません。
ニッケイフェデレーションRising Starsにシブリング会
メンバーを参加させたこと、Rising Starsと当会の
コラボ企画BuddyProgrram、二世ウィーク祭へのエントリー、
他の数々の当会のアクティビティー等、数多くのコミュニティー
に働きかける活動をしてきました。そして、JSPACC20周年記念
イベントMiracleKids Festivalはそのような
私達の願いを込めてロサンゼルス社会に向けて発信した大きな
メッセージでした。これから、JSPACCも次なるステージに立つ
時と感じております。子供達の未来が少しでも明るいものになるよう、
今後も皆様と一緒に活動して行きたいと思っております。
成人部リーダー:吉山るり子
成人部に移行した子供達が会を辞めていっています。
成人に移行してからが長い人生です。魅力ある成人部の活動を目指して
成人部の立ち上げに尽力したいと思っております。
部員:ハーダー容子、真野光
Buddy Program リーダー:吉山るり子
障がい児にとって、家族やセラピスト以外の若者とコミュニティーに
出かけることは、社会性やコミュニケーション能力を発展させるもの
であり、とても楽しい時間です。今年も楽しい企画を考えております。
ご期待下さい!
参加者全員でとり進める体制を考えておりますので、皆様の協力を
お願いいたします。
部員:南千草、尾崎よしみ
12. ●《シブリング会便り~シブリング会役員挨拶~》●
もう7月になり夏休みも本番で、日本に一時帰国されている会員の方々も
多いかと思います。シブリング会では、8月10日に高校卒業・大学入学
祝いを兼ねたランチョンとシブリング会員の親睦会をナッツベリー
ファームにて行う予定です。
今回のシブリング便りでは、本年度新しくシブリング会役員になった
野嶋真衣会長、尾崎泰斗副会長、尾崎理子書記からのご挨拶を
紹介します。
****************
今期会長を務めさせていただきます、野嶋真衣です。
JSPACC Sibling 会に入って三年が経ちました。
この会の様々な活動やイベントを通してたくさんの人に出会えること
ができました。前期はMiracle Kids Festival のためあまり活動
できませんでしたが、今年は毎年主催するハロウィンパーティー以外
にも子供たちと交流できる企画を増やそうと思っています。一人でも
多くの人ががこの会に入りたいと思ってもらえるような会を目指して
頑張りたいと思います。他のメンバーと協力し、助けてもらいながら
会を盛り上げていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
会長:野嶋真衣
****************
今年度、副会長を務めざして頂きます。
発展を試みる僕は違う人(まい)が会長を務めることによって、その人の
経験のためだけではなく、違う人の意見をより尊重し、視野を広げる
ことを試みています。まいもシブリングの新人ではなくなった今、
真面目で僕よりもこの座は向いていると思い、今年はまいを会長と
して任命しました。副会長となった今、若い会長を手助けし、
これからのJSPACCの成功を祈っています。2014ー2015年も皆さん、
よろしくお願い致します。
副会長:尾崎泰斗
*****************
今期の書記を務めさせて頂く尾崎理子です。
シブリングのミーティングでは集中力散漫にならないよう皆の話を
聞いてもう少し積極的になって自分の意見も少しは出して行けるよう
頑張ってみたいと思います。そして自分の役目が少しでも会の成功と
発展に繋がるよう努力します。2014ー15年度も皆さんどうぞよろしく
お願い致します。
書記:尾崎理子
***************************************************
13. ●《シブリング会会員募集のお知らせ》●
JSPACCシブリング会では、会員を大々的に募集しております。
ハンデイのある兄弟姉妹を持つシブリングたちのサポート、親睦を
目的として結成しました。
色々な活動を通して友情も芽生えています。
シブリングたちがJSPACCからの将来のライジングスターとして
健やかに活躍できるように、彼らの心身のサポートを心より願って
おります。質問、参加したい方は、下記のメンバーに連絡を
お願いします。
オレンジ地区: 池内和世 kazuyikeuc394you@yahoo.co.jp
サウスベイ地区: 真野光 hikarimano@yahoo.com
野嶋祐子 saepon114@gmail.com
東部北部地区: 尾崎よしみ umako@hotmail.com
吉山るり子 marie@tuba.ocn.ne.jp
***************************************************
14. ●《チャイルドケア部よりお知らせ》●
会員の皆様、
いつもチャイルドケアご利用の際には、ご協力をありがとうございます。
兼ねてよりチャイルドケア部に届くご意見の中で、親の会MLとは別に、
チャイルドケア専用グループMLを設け、 月例会時のチャイルドケア
申し込みや連絡事項はそちらで行った方が良いのではないか?という
ご意見を頂いており、チャイルドケア部でも専用グループMLを設けるか
検討を重ねてきました。
その結果、月例会の参加の申し込みは会のML、チャイルドケア申し込み
はチャイルドケア専用グループメール、2ヶ所になる事で混乱を招き
特に新会員の方にとっては複雑な作業になってしまう。また専用
グループMLには、随時登録が必要であり、登録のタイミングの問題や
登録していない人はグループMLを閲覧出来ないので様子が伝わりづらい、
チャイルドケアは月例会とセットであり会の活動の一つであるので
チャイルドケアを利用しない会員の皆さんにも他のML投稿と同じく
理解を求め、この度はチャイルドケア専用グループMLは設けない事に
決まりました。
引き続き会員の皆様の、ご理解ご協力をお願い申し上げます。
また新年度を迎え、ここに2014年度チャイルドケア規約をお知らせ
します。
チャイルドケアご利用の際には、こちらの規約をご覧になり
ご参加ください。
《2014年度チャイルドケア規約》
1. お子様を預ける方は、10時月例会開始をスムーズに行うために、
午前9時30分から9時45分までのチェックインを厳守して頂きます。
2. お子様の担当ボランティアさんを確認し、直接、担当ボランティア
さんへお子様を受け渡し、例会終了後も直接引き取って頂きます。
3. チャイルドケアにお持ち頂く持ち物には、年齢、障がいの有無に
関わらず、必ずお子様の名前を記入し、担当ボランティアさんに
渡して頂きます。ステッカーが必要な方はお申し出ください。
4. アレルギーのあるお子様がいらっしゃるので、チャイルドケア
ルーム内での飲み物以外の飲食、持ち込みは原則禁止とします。
(午後の役員会時チャイルドケアのスナックタイムを除く)
5. チャイルドケアルーム内へのゲーム機の持ち込みは原則として
ご遠慮いただきます。しかし年齢が大きいお子さんでチャイルド
ケアルームのおもちゃで遊ばない子や、タブレット等を持っている事
によりビヘイバーを軽減できる等の理由がある場合は申し込みの際に
ご相談ください。またコミュニケーションツール(ペック、Talker、
タブレット等)を持ち込む必要のある場合も申し込みの際に
お申し出ください。
6. チャイルドケアは、障がい児とその兄弟姉妹を対象とし年齢制限は
ありません。お子様をお預かりする際、維持費として1家族3ドルを
頂きます。維持費はチャイルドケアルームの備品購入などに使わせて
頂きます。
7. 事前に申し込みのないお子様は、原則として当日参加はお断りします。
ただし、お預かりのお子様が定員に満たなく、又ボランティアさんの
人数が足りている場合のみ、親同伴で入っていただく事やお子様だけ
でもお預かりする可能性はあります。親同伴でボランティアさんの
ヘルプが必要ない場合も維持費3ドルはお支払い頂きます。
8. 定員に達している場合、親同伴でも当日参加はお断りします。
(部屋の過密度により、てんかん、又は問題行動などの症状が出る
お子様もいる為)
9. 病気の症状(咳、熱、鼻水、結膜炎などあらゆる感染症)がある
お子様の参加はお断りします。
10. 部屋に入る際には受付に用意してあるHand Sanitizerで消毒、
もしくは手を洗ってからの入室を守って頂きます。
11. 当日のお子様の問題行動(他の子供や物品への危害、奇声や騒音を
出す行動、泣きやまない等)が続き、ボランティアさんが対応できない
場合は、途中で親にピックアップしていただく可能性もある事を
了承して頂きます。
12. ボランティアさんの集まり状況により、責任持ってお子様を
お預かり出来ないと判断した場合、参加をお断りする可能性もある事を
了承して頂きます。
13. お子様をお預かりする際、必ずインフォメーションシートと写真を
提出していただき、そのアップデートは1年ごとにして頂きます。
写真は、ボランティアさんに分かりやすい様に、親と一緒に写った物
1枚とします。
14. 初回参加の際、必ず免責シートにサインをして頂きます。
15. 無断写真撮影、個人を特定できる内容をブログ、フェイスブック等
に掲載する事は禁止しております。
16. ボランティアさんに個人的に連絡先等を聞く行為はご遠慮頂きます。
17. 例会終了後は、速やかにお子様をピックアップして頂きます。
スピーカーの方にご質問等ある場合は、お子様をピックアップした後に
お願い致します。
2014年7月
(報告 野口まみ)
***************************************************
15. ●《図書部よりお知らせ》●
例会DVDで新たに以下が貸出可能になりました。
お借りになりたい方は図書部までお知らせください。
2014年5月 IEP Workshop
講師(山田香苗)
2014年6月 DIR Floortimes
講師:Dr. Diane Cullinane Developmental Pediatrician
Executive Director of PCDA
(Professional Child Development Associates)
JSPACC ML、又は図書部員(尾崎、藤田)まで直接知らせて下さい。
会員の松下さんから以下の本を御寄付頂きました。
1. Unstrange Minds (Remapping the world of Autism)
Roy Richard Grinker
2. Educating Children with Autism
(ATAメソット゛が明かす脳性マヒの真実と治し方)
National Research Council
3.脳性マヒは治せる!(実技編)阿多義明
4.図説 人体生理学(下) 伊藤のぶ夫
ありがとうございます。
8月は休みですので、次回は9月例会時から貸し出しを開始します。
例会後、又は、例会前に気軽にお立ち寄り下さい。
尚、本の寄付も随時受け付けていますので、よろしくお願い致します。
図書のリストは以下のサイトを参照してください。
http://jspacclibrary.jigsy.com/
尚、例会DVDのリストは以下のサイトをご覧下さい。
http://jspacclibrary.jigsy.com/dvd
多くの方々の利用をお待ちしています。
(担当:尾崎よしみ)
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16. ●《羅府新報、磁針より記事のご紹介》●
~7月2日の羅府新報に光ちゃんの記事が掲載されました~
自閉症の光さん:「色」を知って20年
来年6月に加州立大学LA校で初の個展
「光ちゃん、言葉はほとんど話さないけれど、ホワイトが白、
レッドが赤と、色はきちんと理解していますよ」
デイケアの担当者からそう言われたのは、UCLAの専門医から
「知的障害のある自閉症」と診断された3歳のころだった。当時、
自閉症はまだ広く理解されておらず、知識も情報も公的支援もない。
フォングさん夫妻は障害と向き合い、手探りでわが子の幸せを追求した。
意思疎通が上手くできず、至るところを走り回っていた日々から20年。
光さんの個展が開かれることになるとは、当時、夢にも思っていなかった。
個性伸ばす教育
赤、青、黄、緑、茶色、ピンク…。色とりどりのマーカーが並んだ
光さんのアトリエは、家族が集まるキッチンの横にある。この日、
鼻歌を歌いながら描いていたのは、今年4月に日本で見た劇団四季の
「リトル・マーメイド」。鉛筆で下書きした人魚の絵に、マーカーで
丁寧に色を塗っていく。その色使いやタッチからは、光さんの個性が
溢れ出ている。
フォングさん夫妻はともにイラストレーターとあり、光さんは
アートに囲まれ育った。物心ついたころから絵を描いていたが、
小学校低学年のころから自分の目で見て、体験したものを率先して
描くようになった。
玩具メーカー「マテル」でコレクター用人形などを中心にした顔の
デザインを担当する母親の晶子さんから見ても、光さんの作品は
魅力的だ。「絵自体はむちゃくちゃなことが多いけれど、色使いが
いい。私たちにはない光だけの世界。作品を見ていると、彼女の世界に
引き込まれていく」
言葉で気持ちを表現するのが苦手な光さんにとって、絵は
コミュニケーションのひとつ。絵を描き始めてから、光さんは外の
世界とのつながりを持てるようになった。また、「絵」という
フィルターを通し自身の感情を表現することで、心も落ち着いた。
障害を受け入れる
診断以来、光さんが社会の一員として自立した生活を送れるよう、
数々のセラピーを受けさせてきた。「これ以上上達しません」と
断言する専門家もいた中、「アートも子育ても愛情を込め丁寧に手を
入れれば、その分よりよいものになる」と諦めなかった。
「健常者と比較したらその差は歴然。でも、数年前の光と比べたら、
確実に成長している。光には光の幸せがある」。今でこそ胸を張って
言えるが、診断当初は自閉症でないと思い込もうとしていた。
「でも、それは親のエゴで、受け入れないことで一番辛い思いを
するのは光だと気付いたんです」
光さんは今、自分で最低限の身の回りのことができるようになった。
フォングさん夫妻がありのままの光さんを受け入れたことで、光さんは
伸び伸びと成長できた。
社会に恩返しを
光さんの個性的な作品は、多くの人を魅了してきた。そこには、
光さんの才能にいち早く気付き、個性を伸ばす教育をしてくれた
素晴らしい教師との出会いがある。「光にとって個展開催は、
自立へ向けた大きな一歩。税金を支払い、社会の1人として誇りを
持って生き、恩師また社会へ恩返しができる貴重な機会」
個展は、来年6月から加州立大学ロサンゼルス校のギャラリー
「ラックマン・ファインアーツ・コンプレックス」
(5151 State University Dr.)で1カ月間催され、
約20点展示される。
光さんの生い立ちや作品に取り込む姿を撮影したフィルムも
上映される。
オープニングに合わせ、同校マーチン・ルーサー・キング・
ホール内の約10メートルの壁には、光さんの半生を描いた新作も
展示される。
「知的障害や自閉症があっても、こんなにハッピーな絵を描ける
ということを多くの人に知ってもらいたい。光の作品を見て、障害者に
対する社会の認識がさらに深まり、また、障害を持って生きる人たちも
外見からは想像もできないほど豊かな世界を内に持ち、将来に向けて
無限の可能性を秘めていることを知ってもらいたい」
光さんは今日も、キッチン横のアトリエで新作に励んでいる。
【中村良子】
~もう一つ7月に羅府新報、磁針に掲載された光ちゃんの記事を
ご紹介します~
経験者の声に支えられ
「人間は、年を取るとみんな円熟する。それなりに知的能力も
向上するし、成長していく。大丈夫よ、光ちゃんにも必ず『その時』
がやってくるから」
障害児を育てる先輩たちから笑顔でそう言われたのは、晶子さんの
愛娘、光さんが知的障害のある自閉症と診断を受けた20年前。当時、
自閉症はまだ広く認知されておらず、知識も、情報も、公的支援も
なかった。晶子さんにとって唯一の救いが、この力強い「経験者の声」だった。
米疾病対策センター(CDC)が今年5月に発表した調査結果によると、
全米で自閉症と診断される子どもは68人に1人。その数は、この10年で
2倍以上に増えた。障害の認知度も上がり、公的支援も得られる
ようになった一方で、その原因はいまだ解明されておらず、自閉症児を
育てる親の不安は消えない。
じっとしていることができず、四六時中つま先立ちで走り回る日々。
社会性がなく、人とアイコンタクトや会話ができず、世間から白い目で
見られた日々。夜もほとんど寝てくれず、娘と2人で長い夜を
過ごした日々。「この状況は一体いつまで続くのか…」と不安に
襲われるたび、晶子さんは先輩からの言葉を支えに、前に進み続けた。
あれから20年。わが子の幸せと自立を思い、たくさんの愛情を注ぎ、
できる限りのことをしてきた。そしてついに、晶子さんも先輩に
言われた「その時」を迎えたのだった。
光さんが幼少期から描き続けていた絵の才能が多くの人の目に
止まり、来年6月に加州立大学ロサンゼルス校で個展が開かれる
ことになった。また、同校のMLKホールに、光さんの壁画が永久的に
展示されることも決まった。
20年前には想像もできなかった光さんの自立の一歩を目の当たりにし、
「先輩の言葉を信じ、わが子の障害を個性として受け入れ、前向きに
頑張ってきてよかった」と振り返る。そして今度は、「大丈夫。必ず
『その時』はやってくるから」という晶子さんの声で、多くの後輩
お母さんたちを支えていくことだろう。【中村良子】
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17. ●《”専門家に聞きました”からのお知らせ》●
☆皆様からの質問を募集しています☆
このコーナーでは、現在下記の4名の専門家会員の先生方に質問の
回答をして頂いています。
根來秀樹(ねごろひでき)先生
奈良教育大学教育学部障害児医学分野准教授
児童精神科医
医学博士
渡部匡隆(わたなべまさたか)先生
横浜国立大学 教育人間科学部特別支援教育講座教授
有馬肇子(ありま はつこ)先生
ソーシャルワーカー、サイコセラピスト
中溝(武笠)朋子(なかみぞむかさともこ)先生
言語療法士(Speech Language Pathologist)
先生方の詳しいプロフィール、注意事項につきましては、
是非ホームページをご覧ください。
専門家の先生方へのご質問、そしてこのコーナーに関する
お問い合わせは、各地域小部会役員または磯崎まで
お願いいたします。
コーナー担当:磯崎葉子 kyisozaki@gmail.com
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18. ●《新入会員の方のご紹介》●
高柳 由加里(Takayanagi Yukari)さん Rolling Hills Estates, CA
ボエモント裕子(Voyemant Yuko)さん Los Angeles, CA
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19. ●《今後の予定》●
8月 はお休みです
9月20日 月例会
10月18日 月例会
10月19日 Buddy Program パンプキンカービング
10月26日 シブリング会 ハロウィーンパーティー
11月15日 月例会
*日時、内容が変更する場合もございますので、JSPACC ML等で
ご確認下さい
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編集:渡邉由美