ニュースレター
2014年 6月号 5月例会報告 IEP Workshop
■ 手をつなぐ親の会ニュースレター ■
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VOL.21 NO.196 JUNE, 2014
JSPACC C/O LTSC 231 E. 3rd ST. Los Angeles, CA 90013
Phone:(213)473-1602(LTSC) FAX(213)473-1601(LTSC)
Web Site: http://www.jspacc.org
e-mail: info@jspacc.org
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《目次》
1. 6月例会のお知らせ
2. Miracle Kids部よりお知らせ
3. 7月年次総会のお知らせ
4. 5月例会報告
5. JSPACC 2014-2015年度の更新費のお知らせ
6. Buddy Programバスケットボール報告
7. Buddy Program参加者募集のお知らせ
8. シブリング会便り
9. シブリング会会員募集のお知らせ
10. 専門家に聞きました
11. チャイルドケア部より、ボランティアさんのご紹介
12. 図書部よりお知らせ
13. 我が家からのお知らせ
14. 新入会員のご紹介
15. 今後の予定
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1. ●《6月例会のお知らせ》●
<サウスベイ・ウエスト地域小部会担当>
日時:2014年6月21日(土) 10:00am – 12:00pm
場所:立正佼成会(Rissho Kosei-kai Buddhist Center of Los Angeles)
2707 East First Street, Los Angeles, CA 90033
スピーカー: Dr. Diane Cullinate
Developmental pediatrician
Executive Director of PCDA (Professional Child
Development Associates)
トピック:DIR Floortimeについて
通訳: 井上由紀さん
DIR Floortime: The Developmental, Individual Difference,
Relationship-based (DIR?/Floortime?) Model is a framework
that helps clinicians, parents and educators conduct a
comprehensive assessment and develop an intervention
program tailored to the unique challenges and strengths of
children with Autism Spectrum Disorders (ASD) and other
developmental challenges. The objectives of the DIR?/
Floortime? Model are to build healthy foundations for social,
emotional, and intellectual capacities rather than focusing on
skills and isolated behaviors.
アメリカの小児精神科医スタンレー・グリーンスパン博士と心理学者
セレナ・ウィダー博士によって考案されたモデル。モノではなく、
人(親や兄弟姉妹、先生、セラピスト、友人など、子供の生活で重要な
人たち)と情緒的な関係を築く力、コミュニケーション能力、自分で
考える力を最重要と考えるプログラム。
※会場及びハンドアウトの準備がありますので、出席されます方は
このMLまたは磯崎kyisozaki@gmail.com までご連絡をお願いい
たします。
多くの皆様のご参加をお待ちしています。
サウス・ウエスト小部会
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2. ●《Miracle Kids部よりお知らせ》●
3月2日に行われたMiracle Kids Festivalを見に来てくださった
Long Beach Japanese Cultural Centerの中川ケンさんの
ご依頼によりMiracle Kids部引率でHip Hop Danceの”Stars
Shine Crew”と太鼓グループの”きずな太鼓”が上記センターの
Annual FestivalでPerformanceさせて頂くことになりました。
日時: 6月29日(日) 4時ごろ
場所: Long Beach Japanese Cultral Center
http://lbjcc.org/wp/
1766 Seabright Ave, Long Beach, CA 90813
報告:アッシュモア広美
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3. ●《7月年次総会のお知らせ》●
<役員会主催>
日時:2014年7月5日(土)10:00am-12:00pm
場所:立正佼成会(Rissho Kosei-kai Buddhist Center of Los Angeles)
2707 East First Street, Los Angeles CA 90033, USA
詳細は後日JSPACC MLにてお知らせします。
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4.●《5月例会報告》●
<役員会担当>
テーマ:IEP Workshop
スピーカー:山田香苗さん
※山田さんは、CHA(Community Health Advocate)として、公的な
ヘルスケアサービスに関してのアドボケイトとして会員の方へセミナー
をしてくださったり、相談を受けたり、サポートをしていらっしゃいます。
現在、California Interdisciplinary Leadership
Education In Neurodevelopmental and Related
Disabilities Training Program (LEND)をUSCの関連機関である
The USC University Center for Excellence in
Developmental Disabilities(USC UCEDD)とChildren’s Hospital
Los Anglesでインテンシブなトレーニングを受けられておられます。
(出席者)
瀧口好重、滝口真澄、ガーヴィー、大北、スティーフンス、
アッシュモア、Lis Seward、村上、馬上、真野、宮坂、
鈴木幸江、入佐、鈴木じゅん子、ウィッシング、松田、尾崎、
野口、磯崎、ハーダー、ロジャース(敬称略)
3年前のIEPワークショップでは、IDEAの基本を学ぶものでしたが、
今回は、実際にIEPのコアな部分に触れてその内容を勉強していきたい。
*参加者自己紹介
氏名、子供の年齢、IEPを持っている期間や回数、学校区名
<IEPを見ていく>
1.各学校区でIEPのフォームが違うので、見方が一律ではないが、
必ずIEPに書いてなくてはいけない事がある。それはIEPプロセスで、
一番大切な部分であり、知っていなくてはならないことは、今現在の
子供のレベル PLOP (Present Level of Performance) である。
2.子供の現在のレベルPLOPに基づいて、今年の年次目標Annual
Goalが決まる。
*PLOPとAnnual Goalの2つは、IEPで必ず話し合わなければならない。
*Annual Goalが決まったら、ゴールを達成するにはどんなサポートや
サービスが必要かということを話し合う。
*最後に、サービス&サポートを得て、ゴールを達成するために一番
適した学校はどこかを話し合い、プレースメントを決める。
今回のワークショップでは、子供のIEPを見て、はたしてこのIEPは
子供にとってふさわしいものなのか、適切なものなのかを勉強していく。
*山田さんが作成されたIEP Summaryのフォームに、過去2年分の
IEPからPLOP、Annual Goal, Support & Servicesを書き出していく
作業をする。IEPのPLOPの部分にStrength長所とWeakness短所で
分けて書かれているものは、そのようにフォームに書き込む。
*フォームは一目で去年と今年の比較が出来る。
*PCで同じようなフォームを自分で作って、書き込んでいくと良い。
《参加者のお子さんのIEP例》
PLOP(子供の現在のレベル)
KAFO (Knee-Ankle-Foot-Orthosis) Long Braces長下肢装具を
着用し、最大限の援助を受けながら制限のある立位姿勢を実行できる。
Annual Goal(年次目標)
週に5日のうち4日KAFOを着用して45分間直立姿勢を維持する。
Support & Service(サポート&サービス)
PT‐60min/week(30min ・2回/week)
先生‐2回/week
*このGoalとPLOPはまあ沿っていると言える。
*親がひとつ出来ることは、Goalの45分間をもっと長くしてほしい
などが言えたかもしれない。
*このように、子供のレベルとゴールとサポートを比べて、Make
Senseするか、適切なゴールが設定されているかを考えるのが、
今回のワークショップである。
*自分のIEPを見て、フォームに書き出したものを見て、はたして
上手くいっているかをチェックしてみる。
*ゴール1つ1つに対して、Progress reportが出されるはずなので、
もしも無い場合には学校区に言わなくてはならない。それが無ければ、
子供がゴールを達成していっているかどうかわからない。
*IEPで大事なことは、何が子供にとって必要ことかを知ること。
*子供がゴールを達成していっているか、Making Progressして
いってるかが大切。
*親としてしなければいけない事は、子供の事を良く知るということ
が大事。
子供のことを親自身が知らなければ、どういうゴールを設定するかも
何も言えない。
まったく違ったところにゴールを決められて、全然違ったサービスを
受けることになっても、何もわからない事になりかねない。何のため
にIEPがあるのかもわからなくなる。
何年も同じゴールを立てているのに、なぜ達成できていないのが問題
である。
何年も同じゴールを達成出来ずにいる時
↓
Do we really know about our child? 自分の子供の事を本当に
知っているのかという事を考えないといけない。子供が出来ることは
何で、何が必要なのかを考える。学校側のせいにするのではなく、
親として何が出来るかを考える。
↓
IEPの前に自分なりに子供のIEP Summaryを作って、IEPミーティング
に持っていく。そしてIEPゴールに役立てていく。
親が思う事を必ずIEPミーティングで言う事。ただ黙って聞いている
だけでは、学校区の言いなりになるだけ。親もIEPチームのメンバーの
一員として、学校区と同じレベルで話し合うこと。
子供の事を一番理解しているのは、親ですので、子供のアドボケイト
として親自身が勉強しなくてはならない。
報告:ロジャース早苗
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5.●《JSPACC 2014-2015年度の更新費のお知らせ》●
会員の皆様、今年度も大変お世話になりました。
今年も更新の時期がやってまいりました。
親会員・賛助会員につきましては、年会費$40になります。
6月30日必着で更新費$40のチェックをお送りください。
または、例会、各小部会にて役員にお支払いください。(現金可)
Paypalでもお支払い頂けます。
HPにPaypal コードがありますので、そちらからお支払い下さい。
「Donate」と「Member fee」の2つありますので、ご注意下さい。
親以外の会員(専門家、学生、ボランティア)の会費は、
日頃のサポートへの感謝の意を評し、2年目以降無料となります。
2014-2015年度は親以外の会員の皆様は、更新希望のお知らせを
頂かなかった場合は、退会希望とみなし会員登録をキャンセルさせて
頂きます。ご了承下さい。
また会費と同時に、任意で寄付も募っています。たとえば、
寄付$20の場合は会費$40と合計して$60のチェックをお願いします。
寄付のみの場合はチェックのメモ欄に寄付のみとご記入願います。
チェックのあて先;JSPACC
会費の送り先;
JSPACC
c/o LTSC
231 E.3rd St
Los Angeles, CA 90013
U.S.A.
親会員は7月末までに更新費が届かない場合、会のコンピューター・
データ管理システムにより自動的に会員登録をキャンセルされて
しまいますのでご注意ください。
どうぞよろしくお願いいたします。
報告:池内
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6.●《Buddy Programバスケットボール報告》●
5月17日(日)11時~12時半までBuddy Programバスケットを
San Fernando Valley Community Centerの体育館で行いました。
このバスケットはBuddy Programの新しい企画です。
当日JSPACCの子供達11名とBuddyが30~40名集まり大変賑わいました。
自由にバスケットを楽しんだ後、左右にドリブルしたり、ドリブルした
後シュートしたり汗びっしょりで運動しました。そして子供達は
それぞれ参加賞を頂き、スナックタイムもBuddyと一緒に過ごしました。
どの子も本当に楽しい時間を過ごす事ができ、楽しそうな笑顔を見る
事が出来ました。
(報告 池内)
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《子供達・親御さんからの感想》
The Basketball was so amazing Sunday. I play with my 3
buddies along with Taisho, Elena, Iku and everyone. I did
enjoy my time very well and in the inside when we’re done,
we all had a great lunch and had a hot dog, pizza and cookies.
We all did have a great picture to take and it was so cool.
Ray Isozaki
I had played basketball only at PE, so I enjoyed playing
basketball with my buddies at the different place. They
were nice and fun! I enjoyed foods after that as well.
Thank you.
Ray Watanabe
バスケットボールキャンプに参加して
5月18日(日)に行われたBuddy Programのバスケットボール
キャンプに娘が参加しました。娘はバスケットボールの経験が全く
ありませんでしたので、私は内心大丈夫かな。。。と少々不安も
ありました。当の本人は、朝からとても張りきっていて、会場の
SFVJACCへ向う車中でもずっとバスケットの話をしておりました。
会場では、すぐにRising Starsのフィッシャーさんが、娘とBuddy
3人との顔合わせをして下さり、お姉さんたち3人と一緒にBuddyを
組むのだと理解したリアは、とても嬉しそうに練習場所へと連れら
れていきました。
私の抱いていた小さな不安も、ここで一気に消えて無くなりました。
また、子供の名前入りのTシャツを参加した子供達一人ひとりへ
頂きました!自分の名前の入ったTシャツを着て、娘はとても誇らしげな
顔を見せておりました。
Tシャツは、コーチのお父様からのドネーションだったとお聞きし、
本当に感謝の気持ちで一杯になりました。 (余談ですが、日系の
方々の手厚く心温まるサポートとオーガナイズ力に、この日は
圧倒されっぱなしでた。)
練習では、子供達のファンクションに合わせて、大きさや硬さの違う
ボールや、高さが違うリングが用意されておりました。子供達は
各々のBuddy達とパスやドリブル、シュートをしたりして
楽しみながら練習していました。ボールをキャッチするのが小さい
ときから苦手だった娘も、怖がらずにパスの練習をやっているのを見て、
本当に嬉しかったです。練習の後は、ゲームでした。ルールに沿って
プレイすると言うよりも、とにかく身体を目いっぱい動かしてパス、
ドリブル、シュートを楽しくやっているという感じでした。子供達は
コーチの指示にもちゃんと従い、Buddyたちと一緒に盛り上がって
いました!
ゲームが終った後は、Gymから場所を移動し、子供達はBuddyと
一緒にランチ を取りました。ランチも、 ビュッフェスタイルで、
ピザ、ホットドッグ、肉まん、サラダ、フルーツ、クッキー他、
いろいろ準備されておりました!
娘は私から離れ、Buddyのお姉さん達3人と一緒の席に着き、
楽しそうにお話しながらランチを頂いていました。その姿を見た
ときに、少しずつだけど親離れしていってるんだなぁと誇らしく
思えました。
娘は一人っ子で、学校以外では私と離れることがほとんど無く、
いつも私がそばに付いている事が多い中、こうやって少しずつ
Peerの中に入っていくという機会を得られたことに本当に感謝
しております。
家に帰ってきても、キャンプの時の写真をずっと見て、楽しかった
ことを思い出しているようです。
また機会がありましたら是非参加させたいと思い ます。
有難うございました。
ロジャース早苗(リア12歳)
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7.●《Buddy Program 参加者募集のお知らせ》●
Buddy Programとは、Rising Stars Youth Leadership
Program(日系社会における将来のリーダーの育成を目的として、
2003年度より毎年秋~春に行われている高校生研修プログラム)
を通して得たリーダーシップスキルを使ってコミュニティーに
貢献したいという願いのもと、親の会のサポートをされている
南カリフォルニア大学Barbara Wheeler準教授の提案により、
2008年1月から始まったプログラムです。
イベントではJSPACCの子供達がRising Stars Youth Leadership
ProgramのAlumniのメンバーと一緒にペアを組み、様々な活動に
取り組むというものです。Alumniは高校生以上です。このプロ
グラムの1つパンプキンカービングではBuddyと一緒に作品を作り、
クリスマスショッピングでは、モールでお買い物をしました。
親や兄弟、姉妹とは違う時間の過ごし方になり、子供さんが社会性
を学ぶいいチャンスになり、回を重ね、Buddyと会うことを楽しみ
にしてくれる子供さんも増えています。ぜひ参加ください。
このBuddy Programは事前申し込み登録が必要になります。
親御さんも必ず一緒にご参加下さい。
小学校3.4年生のお子さんから参加できます。
御質問がある方は役員または下記まで、ご連絡ください。
お申し込みは下記まで
池内和世 kazuyikeuc394you@yahoo.co.jp
南千草 yurichanminami373@yahoo.co.jp
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8.●《シブリング会便り》●
6月8日日曜日にシブリング会のミーティングを野嶋さんのコンドの
リクレーションルームをお借りして行いました。ミーティングの後は
プールサイドでBBQをして皆で頂き、シブリング達はプールと
リクレーションルームで遊び、親たちはプールサイドでお喋りに
花を咲かせました。
次年度のシブリング会会長に野嶋真衣さん、副会長に尾崎泰斗君、
書記に尾崎理子さん、会計に尾崎宏乃進君(サブとして宮坂りょう君)
エンターティーナーにサラザー・ジェイク君(サブとして
ウイ ッシング・タイ君)が決まりました。尾崎泰斗君は、
自ら後輩の育成の為に会長を降りて、新会長の野嶋真衣さんの
サポート役として副会長に就任する事となりました。
*** 今回は、尾崎泰斗会長からのメッセージです ***
JSPACCは、僕にとって色々な経験を学ばしていただきました。
この会において僕は大人として、大きな一歩を進むことが出来ました。
障害児の周りで活動をすることによって、相手への気配りや手伝いが
出来、なおかつ、自分がどれだけ恵まれているか改めて実感することが
出来ました。
会長をやらさせて頂き、リーダーがどれだけ重要で責任感が必要なのか
をやってみて感じることが出来ました。
お姉ちゃんが障害であり僕がこの家族の下で生まれたことを誇りに
思っています。
でなければ僕は障害の人とは何の縁もなかったでしょう。
これから、社会に出て色々な難関に立ち向かわなければいけません。
でも逃げ てばかりでは何も解決できません。そのためには日々コツコツ
と努力を積み重ね、精神的に強くならなくてはいけません。
神は乗り越える試練しか与えないのです。
僕は怠け者です。目の前の損得で色々な選択をします。なので、
いつも楽な方へ楽な方へといってしまいます。こういう人達は将来
絶対に成功しないのです。
なぜなら努力をしていないからです。
有名な人物が言ったクオートがあります。それは、「努力している人
皆が成功するとは限らない。だが、成功している人は皆努力をしている。」と。
僕がシブリングの人たちに伝えたいのはこの事です。会の発展を
望むのならば、変えようとする努力が必要です。発展の成功を信じて、
楽せず、積極的にこの会を良くしよう とする欲望が絶対的に大事です。
JSPACCの会を通して色々な事を学び、経験することが出来ました。
この会には感謝の気持ちでいっぱいです。
尾崎 泰斗
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9.●《シブリング会会員募集のお知らせ》●
JSPACCシブリング会では、会員を大々的に募集しております。
ハンデイのある兄弟姉妹を持つシブリングたちのサポート、
親睦を目的として結成しました。
色々な活動を通して友情も芽生えています。
シブリングたちがJSPACCからの将来のライジングスターとして
健やかに活躍できるように、彼らの心身のサポートを心より願っております。
質問、参加したい方は、下記のメンバーに連絡をお願いします。
オレンジ地区: 池内和世 kazuyikeuc394you@yahoo.co.jp
サウスベイ地区: 真野光 hikarimano@yahoo.com
野嶋祐子 saepon114@gmail.com
東部北部地区: 尾崎よしみ umako@hotmail.com
吉山るり子 marie@tuba.ocn.ne.jp
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10.●《”専門家に聞きました”からのお知らせ》●
☆皆様からの質問を募集しています☆
このコーナーでは、現在下記の4名の専門家会員の先生方に
質問の回答をして頂いています。
根來秀樹(ねごろひでき)先生
奈良教育大学教育学部障害児医学分野准教授
児童精神科医
医学博士
渡部匡隆(わたなべまさたか)先生
横浜国立大学 教育人間科学部特別支援教育講座教授
有馬肇子(ありま はつこ)先生
ソーシャルワーカー、サイコセラピスト
中溝(武笠)朋子(なかみぞむかさともこ)先生
言語療法士(Speech Language Pathologist)
先生方の詳しいプロフィール、注意事項につきましては、
是非ホームページをご覧ください。
専門家の先生方へのご質問、そしてこのコーナーに関する
お問い合わせは、各地域小部会役員または磯崎までお願いいたします。
コーナー担当:磯崎葉子 kyisozaki@gmail.com
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11. ●《チャイルドケア部より、ボランティアさんのご紹介》●
チャイルドケア部では、ボランティアに来てくださっている方々を
定期的に会員の皆さんへご紹介しております。
今月は、カミバヤシ井出直美さんです。
子供達へ優しい笑顔で微笑みかける姿が印象的な直美さんです。
去る当会の20周年記念イベントには、多くのお知り合いを連れて
観覧に来てくださり、また観覧だけではなく当日はボランティアの為に
朝早くから来場してお手伝いをしてくださいました。
直美さんの当会を思うお気持ちには感謝いたします。
会員の皆さんもぜひ、月例会の日にはチャイルドケアルームへ足を
運び、ボランティアの皆さんへご挨拶をお願い致します。
チャイルドケア部・野口まみ
昨年の春に、初めて、チャイルドケアのボランティアに参加させて
いただきました。月例会の日に、他の予定と重なることもあり、
毎月ではなく、できるときのみの参加させていただいておりますが、
それでも、チャイルドケア部、そして、ボランティアの皆さんが、
快く受け入れてくださるので、楽しく、お子さんたちと時を過ごさせて
いただいています。
私には、今年、51歳になった自閉症の弟がいます。1960年代半ばは、
まだ、日本では自閉症が知られていませんでした。彼は、2歳の終わり
ごろに、著名 な医師から難聴と誤診を受け、聾学校に通うなど、回り
道をしながら、自閉症との診断にたどり着くまで時間がかかりました。
その後の、治療方法も手探りでしたし、弟を含めた、自閉症児たちは、
他動系が多く、手がかかりました。 地元の小学校では“猶予”の措置が
取られ、受け入れてもらえない時代でした。 彼らを育てるための
制度、サポートがなく、途方にくれながらも、私の母、他の
自閉症児の母親たちは、子供たちのためにと、政府機関に陳情に
でかけていました。自分たちの子供たちには間に合わなくても、
次の世代の、子供たち、保護者のためにとの希望を持って、
がんばっていました。そのような母たちの努力が、後に、JSPACCの
会員にお子さんたち、ご両親の皆 さんの、お役にも役立っ たような
気がして、うれしく思っています。
弟は、現在、東京都八王子市にあります、恩方育成園という施設で、
お世話になっております。支援者の方々が、とてもよくお世話して
くださり、たくさんのActivityもあり、おかげさまで元気に過ごして
おります。
月に一度、実家へ帰るようにしていますが、弟は、今も他動系で、
実家でも、一日中、動き回っています。 私たちの父は10年前に
他界し、母も年老いてきていますので、彼女ひとりで、弟の帰宅時の
世話をするのが困難になりました。 私は、年に数回、帰国して、
一日中、弟と散歩、ドライブと動き回っています。 JSPACCで、
お子さんたちとご一緒するとき、「私の弟が、この子供たちのように、
おとなしかったらよ かったなあ。」などと、笑いながら、時間を
過ごさせていただいています。
カミバヤシ・井手直美 Naomi Ide Kamibayashi
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12. ●《図書部よりお知らせ》●
カッコちゃんこと山元加津子さんの本など新しく寄付して頂いた本も
増えています。例会時はいつでも貸し出しをしています。
例会後、又は、例会前に気軽にお立ち寄り下さい。
尚、本の寄付も随時受け付けていますので、よろしくお願い致します。
図書のリストは以下のサイトを参照してください。
http://jspacclibrary.jigsy.com/
尚、例会DVDのリストは以下のサイトをご覧下さい。
http://jspacclibrary.jigsy.com/dvd
(担当:尾崎よしみ)
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13. ●《我が家からのお知らせ》●
吉山さんの記事のご紹介です。
エコマムとQOLA5月号に掲載されました。是非、ご覧ください。
エコマムの記事のリンク
http://business.nikkeibp.co.jp/ecomom/report/report_385.html
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14. ●《新入会員のご紹介》●
野島裕子(Nojima Hiroko) さん Santa Monica, CA
竹内孝美(Takeuchi Takami) さん Rancho Palos Verdes, CA
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15. ●《今後の予定》●
予定ですので、日時、内容が変更する場合もございますので、
JSPACC ML等でご確認下さい。
6月21日 月例会
7月5日 年次総会
8月はお休みです
9月20日 月例会
10月18日 月例会
10月19日 Buddy Program パンプキンカービング
10月26日 シブリング会 ハロウィーンパーティー
11月15日 月例会
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編集:やまもとあつこ