ニュースレター

2017年2月ニュースレター Buddy Programミニチュアゴルフ参加者募集のお知らせ

「NEWS LETTER」
■ 手をつなぐ親の会ニュースレター ■
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VOL.23 NO.225 FEBRAURY, 2017
JSPACC C/O LTSC 231 E.3rd ST G-106. Los Angeles, CA 90013
Phone:(213)473-1602(LTSC) FAX(213)473-1601(LTSC)
Web Site: http://www.jspacc.org
e-mail: info@ jspacc.org
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《目次》
1.2月定例のお知らせ
2.3月例会のお知らせ
3.シブリング会主催バレンタイン企画ピクニック&BBQのお知らせ
4.成人部からのお知らせ
5.Buddy Programミニチュアゴルフ参加者募集のお知らせ
6.てんかんの会第3回交流会のお知らせ
7.CalABLEセミナーの報告(馬上さん)
8. Miracle Kids部による立正佼成会新年会出演の報告
9.毎日新聞論説委員の野沢氏による講演会の報告
10. Wismettac Foundation財団、御礼訪問報告(野口さん)
11.カリフォルニア州上院議会からの感謝状授与(馬上さん)
12.JSPACC JAPAN活動報告 (吉山さん)
13.Buddy Program参加者募集のお知らせ
14.シブリング会便り
15.シブリング会会員募集のお知らせ
16.“専門家に聞きました”からのお知らせらせ
17.新会員のお知らせ
18.我が家からのニュース
19.今後の予定

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1.●《2月定例のお知らせ》●
<サウスベイ・ウエスト小部会・ピアサポート部担当>

日時:2月11日(土)9時半〜11時半
場所:立正佼成会
Rissho Kosei-Kai Buddhist Center of Los Angeles
2707 East First Street Los Angeles, CA 90033

スピーカー:Mr. Christofer Arroyo,
State Council on Developmental Disabilities
Los Angeles

2月の定例会では、SCDDのクリスアロヨさんに、Public Speechに
関するトレーニングセミナーをして頂きます。学校区や
リージョナルセンターへの効果的な意見の伝え方や法的権利等を
学びます。
なお、このたびのセミナーでは逐次通訳もつきます。
皆様、是非ご参加ください。

サウスベイ・ウエスト小部会、ピアサポート部一同

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2. ●《3月例会のお知らせ》●
<オレンジサンディエゴ小部会担当>

日時:3月18日(土)9時半〜11時半
場所:立正佼成会
Rissho Kosei-Kai Buddhist Center of Los Angeles
2707 East First Street Los Angeles, CA 90033

詳細はJSPACC MLでお知らせいたします。

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3. ●《シブリング会主催バレンタイン企画
ピクニック&BBQのお知らせ》●

バレンタインに向けて、障がい者を兄弟にもつシブリング会では
公園にてピクニック&BBQを行います。昨年は小さいシブリング達
との交流でしたが、今年度はJSPACC全会員ファミリーの為の
ピクニック&BBQです!
申し込みを受付しています。参加される方のお名前、お子さんの
年齢をお知らせ下さい。
締切は2月10日です。皆さん奮ってご参加下さい。

日時   2月19日(日曜日)
時間   11:00amー2:00pm 受付開始10:45am
場所    Columbia Park 4045 190th street Torrance CA90504
参加費 1家族 $10

公園での遊びはシブリングメンバーがいろいろ考えておりますが、
お子様は親御さんが責任をもってみていただきまようにお願い
致します。

BBQはハンバーガーとホットドッグです。 飲み物も全てこちらで
用意致します。(アレルギーがある人は各自ご用意下さい。)

当日BBQのお手伝いのできる方がいらっしゃいましたらご連絡下さい。

スケジュール
10:45 集合、受付開始
11:00 自己紹介
11:15 ゲーム
11:45 食事
1:00 集合ーゲーム
1:50 バレンタインカード交換(くじ引き)
2:00 終了

追記
バレンタインカードを交換しますので、お子様お一人につきカード
一枚を用意して頂き3ドル前後のお菓子を付けて名前を書いて
お持ち下さい。

* アクティビティ*
1simon says
2ハンカチ落とし
3だるまさんが転んだ
4玉入れ

オプション
スポンジリレー(寒くなかったら)
フリスビー(風が強くなかったら)

太陽の下おもいっきり遊んで、皆様と親睦を深めたいと思います。
たくさんの皆さんのご参加をお待ちしております。

また雨天中止の場合は当日朝7時にはMLにてご連絡いたします。

ご質問はウイッシングまで
電話:951-818-7709
Email yukariimura@yahoo.co.jpまでご連絡下さい。

シブリング会一同

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4. ●《成人部からのお知らせ》●

2月16日の見学会と3月5日の交流会のお知らせです。

<<2月16日:Workplace Readiness Workshop見学会>>
Autism Works Nowというプロジェクトが主催する
Workplace Readiness Workshopの見学者募集しています。
http://www.autismworksnow.org/classes

日時:2月16日(木)午後6時~7時半
場所:Center for Autism &amp; Related Disorder (CARD)
住所:Variel Ave. #101, Woodland Hills, CA 91367

このWorkshopはAutism and related disorderの17才以上の方を
対象にしたプログラムです。現在のクラスはWoodland Hillsの1箇所
だけですが、現在Culver Cityでも参加者を募集しています。人数が
集まれば、Culver Cityでは土曜日午後1時半から3時のクラスが開催
される予定です。

<<3月5日:成人部交流会>>
いつも硬いお話ばかり続いていますので、今回の交流会は趣向を
変えて、ダウンタウンにあるBorder Grillでサンデーブランチを
楽しみながらの情報交換会にしたいと思います。

時間:午前11:30から
住所:445 S. Figueroa St., Los Angeles, CA 90071
Web site: Border Grill Downtown Los Angeles | bordergrill.com
パーキング:Union Bank buildingの地下(入り口はFigueroaを左折
してBorder Grillの直ぐ後)
ランチバリデーション:11am から4pm、最初の3時間$3、以後15分毎
に$3.75

Border Grillのサンデーブランチは11時から4時までで、1人$30
(ミモサはプラス$15)です。

ファミリーでの参加も大歓迎です!参加希望者は、席の予約の関係上
2月28日までにご連絡下さい。(28日以降も、多少の人数増加はOK
です。)

参加ご希望の方は真野 (hikarimano@yahoo.com/Cell:310-592-1001)
までご連絡下さい。

尚、連絡後1両日中に返事が無い場合は、連絡が届いていない事が
考えられますので、再度別の方法でご連絡お願いします。
皆様の参加お待ちしております。

真野
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5. ●《Buddy Programミニチュアゴルフ参加者募集のお知らせ》●

Rising Starsのファンドレイズイベントである、ミニチュアゴルフ
トーナメントへの参加者募集のお知らせです。
このイベントは、Buddy Program以外の方、JSPACC会員ご家族皆さん
参加していただけます。Buddyと一緒にプレイは出来ませんが、
ご家族でミニチュアゴルフを楽しんで下さい。

今年も、Rising Starsのご好意により、Buddy Programの子供達、
そして一般参加される会員の子供達(兄弟は除く)のエントリー
フィーを無料にしてくださいます。
Rising Starsのファンドレイズイベントですので、親御さんも
一緒にプレーしてもらえたらと思います。親子で一緒にミニチュア
ゴルフをするのは、とても楽しく盛り上がりますよ!

申込みは、まとめてこちらで行いますので、参加ご希望の方は、
こちらのJSPACC MLまたはkazuyoikejspacc@…??池内まで
参加者のお名前と参加されるお子さんの年齢をお送りください。
締め切りは2月25日(土)とさせていただきます。

日時:3月4日(土)午前9時〜午後2時
場所:Camelot Golfland
3200 E. Carpenter Ave. Anaheim, CA 92806
参加費:大人:20ドル 12歳以下の子供:15ドル
ランチのみ($10.00)も可能です。

スケジュール:
9:00 レジストレーション/朝食
10:00 ゴルフ
11:30 ランチ
12:30 アワード・ラッフル

多くの皆様の参加をお待ちしております。

このイベントに関するご質問及びBuddy Programについての
お問い合わせは下記Buddy Program役員までお願いいたします。

尾崎よしみ umako@hotmail.com
池内和世 kazuyoikejspacc@gmail.com

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6. ●《てんかんの会第3回交流会のお知らせ》●

JSPACC会員の皆様

2月10日(金)に、てんかんの会第3回交流会を開催する事になり
ました。現在てんかんの会に入っておられない方も、てんかんに
興味のある方はどなたでも参加可能です!是非ご参加下さい♪

日時:2月10日(金)10時~1時
場所:立正佼成会 会議室
住所:2707 East First Street, Los Angeles, CA 90033 USA

会議室は、入って左に曲がってすぐ右側のお部屋です。(いつもの
体育館ではありません。)時間がたっぷりありますので、色々な話
が出来ますね!もちろん、朝お忙しい方、お迎えの時間が早い方は
途中参加、退席も大丈夫です。ただし、立正佼成会の玄関は基本的
にはカギを閉めておられます。途中から参加される方は呼び鈴を
ならさず、池内か来られている方の携帯電話に電話して頂き、
その方が中からカギを開けますのでそれまで待っていてもらえます
でしょうか。もちろん当日参加も可能ですが、JSPACC MLまたは、
池内までお知らせ下さい♪

よろしくお願いします。

池内
kazuyoikejspacc@gmail.com
949-302-2723 cell

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7. ●《CalABLEセミナーの報告》●

去る1月14日にOpening Doors Multicultural Disability
Communities主催による新しいカリフォルニア州のプログラムCalABLE
についてのミーティングがサンガブリエル市のAsian Youth Center
にて開催されました。

Cal ABLEは、2014年に成立した連邦法ABLE Act (Achieving a
Better Life Experience Act) のカリフォルニア版です。2015年
にブラウン知事が署名をしてこの加州法が成立しました。今年夏から
秋にかけて実際に施行される予定です。

Opening Doors Inc.にはマイノリティー親団体が所属しており、
今回も参加者は Chinese, Vietnamese, Korean, Japaneseのグループ
から集まりました。4カ国語の同時通訳者がそれぞれのグループに
付き、参加者はみな熱心にメモをとりながら、また多くの質問も
飛び交って積極的に学びました。日本語通訳は親の会でおなじみの
ベテラン江森洋子さんがきてくださいました。

今回始めてJSPACCの親たちのためにEast L.A. Regional Center が
日本語通訳代を提供してくださり、会とのつながりも深めることが
できました。JSPACC からは19名の出席がありました。

CalABLE に関する情報は会のMLにても何度か配信されましたが、
下記の加州財務局のウェブサイトにても得る事ができます。
http://treasurer.ca.gov/able/index.asp

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8. ●《Miracle Kids部による立正佼成会新年会出演の報告》●

去る2017年1月15日(日)午前11時半~午後2時半の立正佼成会・
新年会にお招き頂き、Miracle Kids部は小山千洋先生率いる
Zumba Kids6名と、Robin Olive先生率いるStars Shine Crew11名で
踊りを披露させて頂きました。

JSPACCが立正佼成会の施設を利用させて頂くようになって今年で
5年目、そしてJSPACCの子供達がこのように新年会に出演を依頼
されるようになって今年で続けて3年目となりました。

約20組の出演者の中でZumba Kidsが“Mundo De Colares”そして
Stars Shine Crewは“Betterthan I’m Dancing”と“Rock The
Bells”の2曲を会場の皆さまより温かい拍手を頂いて、元気よく立派
に踊ってくれました。最後に今年の干支酉年にちなんで“チキン
ダンス”を小山千洋先生のリードの元、会場全員が参加して踊り大変
盛り上がりました。

その後に続く沢山の景品のラッフル抽選会ではお弁当についてきた
チケットを握りしめて子供達もドキドキしながら楽しませて頂きました。

立正佼成会担当者の宇都宮さんが細部にわたりご配慮いただき、
ご用意頂いた控室でランチも頂き、子供達も飽きる事なく5時間近くの
時間を無事過ごすことができました。その上沢山のお土産も
頂きました。

この様に普段教会をお借りしているご縁とはいえ、いつもJSPACCの
子供達にチャンスを与えて頂き、暖かく見守って下さる事に本当に
感謝してやみません。

出演者:
Zumba Kids;磯崎レイモンド、磯崎ショーン、藤田虎太郎、
小山グレース、小山ショーン、アッシュモア英玲奈

Stars Shine Crew;サラザージェイク、馬上エリカ、太田ルナ、
太田モア、ハーダーフイリックス、ボエモントマックス、
ガービービンセント、ガービーチェリッシュ、野口ブライアン、
野口ジャック、野口リリー

参加者の感想:
この度、立正佼成会の新年会でZumbaのパフォーマンスをさせて
頂きました。年末年始、なかなか練習時間も取れないまま、本番を
向かえ、不安もあったと思いますが、本番では、またまたミラクル
見せてくれました!

子供達はイキイキとした笑顔で、大きな声で会場を沸かすことが
出来ました!予定していなかった最後の礼を、全員でしっかり手を
とって立派にしていました。その光景に、私は感動で胸が熱く
なりました。

これからも、子供達の笑顔や楽しい♪という気持ちを大切に
しながら、Zumbaを指導させて頂きたいと思っています。また、
彼らが生み出すミラクルや感動を発表する場所を色々経験できたら
いいなぁ♪彼らをステージでいっぱいキラキラさせてあげたいな♪
そんな風にいつも思っています。

彼らの先生になることが出来てとても嬉しく、誇りに思って
います。感動をありがとうございました!

小山千洋(Zumba Kids 指導)

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この度はお疲れ様でした。
見て頂いた方々に大変楽しんでいただいてたようで、また、
子供達も一生懸命踊っていて、その姿に逞しさを覚えました。
また、機会があれば宜しくお願いします。
藤田竜士(虎太郎父)

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We did good job the day.It was a fun Party, because
sandwich and snack were so good. I love the Zumba dance.
Kotaro Fujita

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I had a great time, everybody liked Chicken dance,that was
funny. I liked Ramune and Raffles, they gave us lots of
gift, we were very lucky!
Elena Ashmore

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What I liked about this event was performing to many
audience the song called “better when I’m dancing”.
I personally love this song. I also liked the chicken
dance and I was partner with brain during the performance.
Robin olive is my favorite teacher because she teaches
a great dance move. I enjoyed yummy bento lunch.
I hope grandma andgrandpa enjoyed our performance.
Felix Harder

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今回の新年会にも親の会の子供たちを招待して下さり、有難う
御座いました。一昨年は確か、娘のチェリッシュがミラクル
キャッツのパフォーマンスでお世話になりました。今回は上の
息子のビンセントも出場させて頂き、正直そちらの方に気が
行ってしまいましたが、2回目の演技をさせて頂いた娘の方
成長したのか安心して見て居られました。これも立正佼成会の
皆さんの普段からの、会場提供のご協力、そして親の会の子供達
に、こうして活躍の場を与えて頂くというご好意の賜物です。
リハーサルから入ったので、子供達にとって長い待ち時間になった
のですが、控え室で過ごす事が出来、良い経験になりました。全て
セラピーとなっております!!

ハロウィンやクリスマス等で馴染んだこの場所で、子供達皆んなが
伸び伸びと演技を出来たのは皆さんのお陰です。又当日は、ラッフル
などもあり、最後まで楽しませて頂きました。

又の機会がありましたら、是非宜しくお願い致します。

ガーヴィー恵(ビンセント、チェリッシュ母)

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この度立正佼成会の新年会でヒップホップのパフォーマンスに参加
させていただき貴重な体験ができました。
マックスにとってはクリスマスパーティーの時に経験をさせて
いただいたので今回は2度目となりました。
ヒップホップと言うと私自身あまりなじみがなく、ハードルの高い
気がしていたのですが、クリスマスのパフォーマンスでロビン先生の
楽しいクラスにマックスも引き込まれて今回もすんなり入りこむ
ことができました。

今回のダンスに使われた曲がマックスがこの冬休みに何度も見た
映画「Peanuts Movie」の主題歌「 Better when I am dancing 」
だったので、始めからテンションも上がりっぱなしで、家でも曲
をかけて欲しいと何度もリクエストされてました。

本番は2回しか練習の日がなったのにもかかわらず、みんな堂々
としたダンスで感動しました。当日のリハーサルの時、本番にも
音楽が途中で止まるというハプニングもあったのですが、子供たち
はみんな戸惑うこともなくロビン先生の指示に従っていて、
いかにロビン先生が信頼されている先生かということもつくづく
感じました。親子共々次のパフォーマンスもとっても楽しみに
しています。

ボエモントゆうこ(マックス母)

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9. ●《毎日新聞論説委員の野沢氏による講演会の報告》●

野澤和弘氏の講演会「自閉症の子と共に生きて」の報告

日時:1月21日(土)午前10時~12時
場所:ハリウッド日系コミュニティーセンター
3929 Middlebury St. Los Angeles, CA 90004

野澤和弘氏の経歴:毎日新聞論説委員。1959年 静岡県出身。
早稲田大学法学部卒業。2007年5月から夕刊編集部長を経て、
2009年4月から現職。社会保障審議会障害者部会委員、
内閣府障害者政策委員会委員、東京大学非常勤講師、
上智大学非常勤講師など。
主な著書に「障害者のリアルx東大生のリアル」(ぶどう社)
「あの夜、 君が泣いたわけ」(中央法規)など。

特別企画として日本から野澤和弘氏をお招きして、JSPACC主催に
一般者参加可能な講演会及び会員対象の交流会を行いました。

講演内容:
*自分が障がい者の問題に関与するキッカケとなった事件について*
20年ほど前に、茨城県水戸市の障がい者雇用施設の事件について
(当時まだ数少ない障がい者を雇用する企業での障がい者に対する
虐待や性的暴行などが横行していた事件)実は多くの人がうすうす
知っていたり、被害者の女性が警察や労働基準局に被害を訴えるが、
障がい者の証言は信用性が無いと、どこも相手をしてくれなかった。

この事件を記事にしようとしたら、上司から“名誉毀損で
訴えられたらどする”と止められた。この事件を記事にしないと
一生後悔すると思い、辞表を懐に忍ばせる思いで記事にして出した。
そうすると、全国から物凄い反響があり、電話やファックス、手紙で、
“自分も同様の事件を知っている”とか“自分の子供も同じような
被害を受けた”などの声が多く届いた。

*障がい者を虐待している側を守ろうとする心理について*
この10年~15年厚生労働省は、障がい者入居施設や精神病院から
地域への脱却を進めて来ているが、重度の障がい者の家庭では、
地域は危険、子供を施設に預けている方が安心と考える人がまだまだ
多く、なかなか進んでいないのが実情です。

1997年に起きた白河育成園の入居施設での事件で(当時東京近辺で
施設入居待機者家庭を回り寄付を募って群馬県の山奥に白河育成園を
建設した。しかし睡眠薬や精神安定剤を多様していた事が、従業員
からの内部告発で明るみに出て、この施設は閉鎖される事になった。)
殆どの入居者は家族が引取りに来たが、1人だけ母親が家に帰ることを
認めず、施設に居続けた。母親を説得しようとするが、“実の母親で
ある私が、この子の事を一番良く知っています。娘は1人になっても
この施設にいるのが一番幸せなんです。”と言って、聞き入れなかっ
た。

後に、この母親は他の入居者の3倍の寄付金を支払っていた事が
分かった。おそらく、彼女はこの施設に自分の人生を掛けていたので、
今更子供が戻って来てもどうして良いか分からなかったのだろう。

こう言った、虐待されている障がいのある我が子を守るのではなく、
虐待している側を守ろうとする親が多い。彼らは、障がいのある
我が子を預かって貰っているのだから多少殴られても仕方が無い、
預かって貰えるだけでもありがたいと言う。

なぜこんな理不尽な事を言えるのかと思う反面、実は自分の中にも
似たような感情がある。どうしてだろうと考えたところ、自分の息子
が自閉症と診断された頃、医療機関に行ってもいい加減な事しか
言われず、超能力療法と言った悪徳商法にも引っかかるが、当時は
藁をもすがる思いで、騙されたと思いたくない自分がいた。自分の
過ちを認めたくない、認めることが出来ない心理が働いていると
思う。

*学齢期までのファミリーサポートの重要性*
3才で自分の息子が自閉症と診断された頃、母子通園施設
“さわらび園”に行った時、園長が開口一番“自閉症は
なおらんよ。”と言われ帰ろうかと思った。が、続けて“自閉症は
治らんけど、楽しい生活が出来るよ。あんたとも長いつきあいに
なるから宜しくね。”と言われ考えが変わった。それまで
いろいろな専門機関に行ったが、楽しい生活が出来るなどと
言われたことが無かったし、長い付き合いをしてくれそうな人も
居なかった。

その園長が言うには、乳幼児期から学齢期の家族がもっとも危ない、
家族を潰さない為には母親を1人にしない、母親を潰さない為には
何と言っても父親を逃がさない。父親を引きずりだす為に
いろいろな事をやるが、一番効果があったのがクリスマスの時期に
父親だけのクリスマス会を行い、ボランティアの女子大生に接待
させた。こうやって1度会に出席した父親は次も出席するように
なる。

父親も傷ついていおり、その事を会社でも誰にも言えず、言えない
と人生に蓋をしたような重苦しい気持ちになる。ある日父親の会で、
いつも不機嫌な顔の父親が自分の苦労話をするが、同じ境遇の仲間
に同情されるのではなく明るく笑い飛ばされ、それで初めてその
父親にも笑顔が出た。まるでマジックを見ているようで、笑いが
その事を浄化したように思えた。

これらの体験から、乳幼児から学齢期のファミリーサポートの
重要性を強く認識し、厚生労働省などにも機会あるごとに進言
している。

*日本の障がい者福祉の変遷*
日本の知的障がい者福祉は親の為の福祉的なところが強く、入居
施設や障害者年金が続いてきた。これが1995年ぐらいから大きく
変わってきており、2006年障がい者自立支援法の始まりが、日本の
障がい者雇用を変えるキッカケになった。この10年で障がい者雇用
に関する政府の予算が3倍になり、新しい分野での雇用が増加
している。虐待防止法、差別防止法などの法体制も整ってきた。
就労を軸とした地域生活を目指し、グループホームも障がい者
入居施設と同じぐらいの割合まで増えている。

ところが、北欧では政策の軸が脱グループホーム=地域での独立
した生活に移ってきている事を知った。自分自身はグループホーム
の様な施設で生活する事が嫌なのに、なぜ障がい者だと言うだけで
良しとされるのか?障がい者も普通の人と同じ生活をする権利を
持つと言う考えに自分も同意し、去年の法改正の審議会では、
脱グループホームの必要性を主張した。今は、グループホームから
個人の自由な生活が出来る環境へどのように移行していくか
模索している段階です。

2000年に副島洋明弁護士のグループでアメリカのイリノイ州に研修
に行った。その地域での障がい者を守る取り組みとして、地域の集会
には必ず警察を入れている。何かあった時に最初に駆けつけるのが
警察官なので、警察官に障がい者の事を理解しておいてもらうのは
大変重要な事だからです。
日本でも警察官に理解してもらおうと、何度もいろんな方面から
アプローチした結果、小冊子も全国の警察関連施設に配布する事に
なり、新人警察官への講演会が行われるようになった。

*これからの日本の障がい者福祉について*
障がい者福祉が充実しているスウェーデンにおけるパーソナル
アシスタント制度やデンマークの障がい児がいる家族が公務員として
政府が雇用してくれるという制度などは、税負担を考えると良し悪し
である。

日本の治安は年々良くなって来ているが、刑務所は常に一杯の状態
で、認知症や軽度の知的障がい者、発達障がい者の割合が多い。
これが今の課題となっている。

そこで、知的障がい者は刑務所では無く、医療施設に送るシステム
になっているイギリスに注目している。イギリスの自閉症協会は
多大な影響力を持っており、アメリカの国防総省をハッキングした
ゲーリー氏の引き渡しに反対し、“必要なのは刑罰ではなく、医療
と福祉”と主張しイギリス政府をも動かした。
また意思決定支援も、どのように障がい者の意思を確認するかの
システムが法令化している。日本でも同じようなシステムの法令化
を目指したいと思っている。

日本の虐待防止法の研修プログラムを自分は作成しているが、
そこでイギリスの自閉症協会の理念であるSPELLを紹介している。
環境+コミュニケーション+生活の楽しみの3つを組み合わせる
事により、より良い支援を実現している。

障がい者の問題行動はそれを受け止める人の心理状態により、同じ
行動が問題になったりならなかったりしている。障がい者の家族や
支援者の心のコンディションが大切で、心の余裕があれば障がい者
の問題行動も受け入れられるようになる。

35年間施設に入居していた障がい者が十数年前に施設から出て
クリーニング屋で働き、成人後見人システムを利用して生活して
いた。60歳になって仕事を辞め、プロのミュージシャン達が設立
した音楽活動をする施設に入り、初めてステージに立つことになる。
その彼がステージの後に泣く光景を見て、どうして泣いたのかと
聞くと“施設から出て自由になったと思ったが、違っていた、
騙されていた。ステージに立って大勢の観客とリズムに合わせて
演奏した夢のような時間、今までこんな素晴らしいことは自分の
人生の中に無かった。この歳になるまでこんな事も知らずに来た事
を思うと涙がとまらなかった。”と言った。福祉サービスの見えない
檻から自由にしてくれたのは、大勢のお客さんの視線とリズムだった。

単に障がい者福祉予算を増やしたり、サービス改善、制度を作っても
だめ、それを使って我々と同じような人生を楽しむ事の重要性に、
なぜ我々は目を向けて来なかったんだろうと思った。これからは
利用者像を変え、治療やケアをされる受動的な人では無くて、社会に
もっと積極的・能動的に関わって生きる、人生を楽しむ権利を保障
して行かなくてならないと思う。
その為には職員のアイデンティティの変換が必要です。単に可哀想な
人を助けると言う理念ではダメで、障がい者の生き難さを理解し、
適切な環境や支援によって幸せを創出する。あるいは、障がい者の
豊かな地域生活を支援し、社会に多様性をもたらす。こういった
クリエイティブな仕事を本質として行かなければいけない。

重度のALSで全身が動かず人工呼吸器を使い、瞼と唇の少しの動きで
文字を指定して会話をする岡部さんが、“東大生のリアルに迫る”
というゼミに出席する。海外旅行や講演会に出かけ、いろいろな
イベントにも積極的に参加している彼の実情を知って、学生達は
感化される。

ゼミ後の懇親会で“もし今健康な体になったとして、元の不自由な
体に戻るボタンがあれば押しますか?”との質問に、“絶対に押し
ます。体が動かない不自由さがあるが、動かない心がある不幸の
方が耐えられない。”と答えた。それを聞いて学生達は沈黙した。
“君達の心は動いているのか?”と言う岡部さんの問いに、
東大生達は答えられなかった。

去年の相模原市の障がい者施設での殺害事件で、容疑者は障がい者
に声を掛けて反応が無かった人から殺害していった。声を掛けても
反応できない重度の障がい者は生きている価値が無い、社会に不幸
を作る事しか出来ない、だから社会のために殺害したと供述
している。

では、岡部さんは生きる価値が無いのか?社会に不幸をもたらす事
しか出来ないのか?一回のゼミで東大生の心をわしづかみにした
彼は、むしろ逆だと思う。

一つ法律や制度が出来たからと言って社会は簡単には変わらない
が、未来を変える事は出来る。未来を変えるのに重要なのは教育
だ、まだ感性の柔らかい若者達にこそ障がい者のリアル、社会の
多様性を教えなさい。彼らが成長して社会を担うようになった時
大きく未来は変わっていく。

<参加者からの感想です>

土曜日は大変有意義な時間を過ごさせて頂きましてありがとう
ございました。準備から運営までいつも役員の方々には感謝
致します。

講演もさることながら、久しぶりの例会で出席者の名簿を見て
とても久しぶりにお会いできる方々のお名前を見てはこの日を
楽しみにしていました。皆さんのお顔を見ると本当に元気が出ます!

野澤先生の講演会、話しに引き込まれ、笑いあり、涙ありで、交流会
まで参加させて頂いたにもかからず、もっともっとお話し聞きたい
と思わされる一日でした。

私は日本からアメリカに逃げ出して育児を始めた訳でなく、アメリカ
で出産したら、次男が障がい児だった訳ですが、ですから日本の福祉
や障がい児関連の事は、実態を知らずちょこちょこ聞きかじりの状態
であるので、日本の現状はまた興味深いものでした。

野澤先生のような、障がい児の親であり、社会的立派な立場も権力も
あり、海外のことも勉強され、良い所をどんどん新しく取り入れて
いく姿勢、怖がらずに発言していく姿勢には社会を変えていくパワー
があり、素晴らしいなと思いました。

警視庁のご兄妹に障がいの子がおられる方の話しは、心にぐっと
来ました。やはり社会を変えていくのは、「心」ではないかと思い
ます。それだけでは変わらない、綺麗事ではないですが、誰かを
思う心、それではないでしょうか。

当日に購入させて頂いた本も拝読させて頂きました。大変興味深く、
一気に読みました。私がこの20代の頃にこんなゼミに参加して
いたら、人生どんな風に変わっていたのだろうなと思いました。
強烈なゼミです。(笑)しかし、私は、この本で、障がい者の方
よりも東大生の闇を始めて見た気がしました。東大生の闇と言うか、
日本の受験戦争であったり、勉強が出来ることのプレッシャーで
あったり。

日本は、障がい者と触れ合う機会が極端に少ないなと思います。
触れ合う機会がないということは、全く知らない、分からないと言う
ことなので、それはもうお互い理解できなくてしょうがないと
思います。

うちは、長男が健常児、次男が障がい児ですが、長男にとっては、
弟で、健常児の普通でないことが、彼にとっては普通であって、
健常児の長男の友達にとっても、友達の次男は、ちょっと変わって
いる子として認識されているけれども、それだけというか。知ること
というのは大事だと思います。

日本は、どこかに車いすで出掛けるにも電車やバスで難しいことが
多かったり(実際ベビーカーで日本に帰った時には、非常に不便を
感じましたが、ここ最近の トイレやエレベーターの設置には凄い
伸びを感じます。)、精神的な問題の前に、物理的な問題もあったり
して問題はいろいろありますが、心を通わせる人がいる限り大丈夫
だと信じています。最後の家族との時間の捻出はどうされていますか
という質問は私がしました(笑)

制度や法律はもちろん大事ですが、家で「今日こんなことがあって」
と言う話しをただ「うんうん」と聞いてくれたり、旦那の「ありがと
う」の一言で、全部が吹き飛ぶ頑張りになれたりするのが、お母さん
だなと思うので。

長々と失礼しました。まだまだ書き足りなくて、話したいことは
山ほどですが、でも本当に素敵な時間をありがとうございました。

堂面さつき

(報告: 真野、磯崎)

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10.●《Wismettac Foundation財団、御礼訪問報告》●

先日お知らせさせて頂きました、Wismettac 財団から頂いた助成金
による、Hip Hop Dance クラスが、先週の土曜日4日より始まり
ました。

クラス開催を前に、1月26日(木)11時より、Santa Fe Springsに
あります、Wismettac Asian Foods, Inc (旧西本貿易)にて、
馬上さんと野口で、この度の助成金につきまして御礼訪問に
伺いました。

この日は、馬上さんと助成金についてずっとやり取りをされていた
担当者の藤野様と、西川副社長にお会いでき、直接御礼を申し上げる
ことが出来ました。

この度の助成金の話から、JSPACCの話、障がい者を取り巻く社会
での様子や日米での違いなどの話、、、と短い時間の中でも様々な
お話をさせて頂くことが出来ました。その中でも特に印象に残った
お話を皆さまにシェアさせて頂きます。

このWismettac財団というのは、約5年前に発足され、洲崎社長(3代目)
と西川副社長、他2名の計4名で、財団は運営されているそうです。
なぜこのような財団をするようになったのか、もとを辿るとこの
西本貿易は1910年に日本にてビジネスが始まり、1921年にアメリカに
進出したそうです。しかしビジネスとしては日本食という事で
アメリカでは全く業績が上がらず一度ビジネスも終了し、1960年に
新たにビジネス展開され、その時に「アメリカに住む日本人の為に」
という事で、缶詰めに入ったカモボコやいなり寿司、黒豆や福神漬け
といった食材を日本食を売っているマーケットや日本食レストランに
売っていたそうです。その頃はまだまだ少数の日本人にしか知られず
売れずの時期であったが、そこから1990年くらいから、日本人だけ
でなく少しづつアジア系に広がり、アジア系以外にも広がるように
なって今では日本人以外にも知られるようになったそうです。

そこで洲崎社長(3代目)としては、この西本貿易が一番大変で辛かった
時に商品を買ってくれていた日本人、サポートしてくれていた日本人
、この「アメリカに住む日本人」に何か恩返しをしたいという事で、
Wismettac 財団を5年前に発足されたそうです。

財団を作り、日系社会にあるどこかの団体に寄付をしたいという事
で、在日本国総領事館やLTSCなど様々な所で団体を紹介して欲しいと
伝えると、どこでもJSPACCの名前が出て、3年前とこの度の助成金も
決定しましたとおっしゃっていました。

財団としては基本的に日本人又はアジア系、そして社会の中で
どちらかというと弱者を対象に考えているそうです。財団を通して、
今まで全く関わることがなかった障がい児の親やLTSCの坂本さんから
多くのお話を伺うことが出来て、考えさせられる事もあり、少しでも
力になれる事は光栄ですと言ってくださいました。とても胸を打たれ
、そのような思いが詰まった助成金を大事に使わせて頂きたいと
心から思いました。

また、Wismettacという意味ですが、WisはWisdamという知恵という
意味から、mettaは仏教用語で、cはcreative、情熱という意味から、
これをつなげてWismettac という造語だそうです。

現在は、米国とカナダを合わせて19支店、約1000人の従業員を抱える
日系食品大企業となり、多くの人々に日本食を届けているそうです。

最後に約7000坪ある倉庫を案内して頂きましたが、6000品程あると
いう食品の多さには、よくマーケットなどで目にするものから、
業務用の見た事のな いものまで並べてあり、企業の大きさを目の
当たりにしました。Santa Fe Springsには約250名の従業員がいる
そうです。

会員の皆さまも、Wismettac Asian Foods, Inc の方とお会いする
機会がございましたら、JSPACCへのご理解とご支援に対し感謝の意
をお伝え頂けますと幸いです。

(報告、野口)

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11.●《カリフォルニア州上院議会からの感謝状授与》●

この度、役員の野口麻美さんと馬上真理子がカリフォルニア州上院
議会を代表してCarol Liu上院議員より長年のボランティア活動に
対する感謝状を受け取りました。

この感謝状はランタマンRCが行なっているファミリー向けの
アドボカシートレーングに参加したリウ議員がリージョナルセンター
の歴史と役目の重要さに理解を深め、同時にコミュニティーにおける
ボランティア活動を改めて認識、12月に開かれたボランティア感謝
ランチョンの際に授与されたものです。

野口さんと馬上がそれぞれ個人名で受け取りましたが、親の会JSPACC
の20年以上に渡るファミリー&コミュニティーサポートに対しての
Appreciationであると思っています。

会HPの「ホッと一息」に写真をアップする予定です。

報告:馬上

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12.●《JSPACC JAPAN活動報告》●

※1月活動新年会報告
1月15日に吉山自宅にて新年会を開催しました。この冬一番の寒波の
せいかインフルエンザが猛威を振るい、参加者は専門家会員の長谷川
さん、新井さん、吉山と小人数の新年会となりました。

小学校の特別支援級の担任のお仕事をスタートされた新井さんから
日本の特別支援級の様子や、長谷川さんから日本のABAの実情を
伺ったり、それぞれのプライベートの抱負と小人数ならではの
じっくりとした話をすることが出来ました。Japanサイドは高校生以上
のメンバーが多いので、どうしても成人してからの話題やセミナー等
のシェアが多くなります。この度のように日本の教育の場の実情を
聞くと、小さいお子様を連れて帰国された方々は奮闘されていること
だろうと各地におられる皆様に思いを馳せました。

報告:吉山るり子

※2月活動報告
JSPACC JAPANでは2月3日(金)4日(土)に福島県いわき市にある
スパリゾート ハワイアンズに1泊バス旅行に出かけました。
http://www.hawaiians.co.jp/

平日にもかかわらず、大勢の人であふれたホテルにチェックインし、
早速プールに飛び込みました。プール、ウォータースライダー、温泉
数か所、ポリネシアンショー、フラダンスショー、バイキング2食と、
大変盛り沢 山のスケジュールを見事にこなし、親子共々大いに
楽しんだ2日間でした。

無料送迎バスが東京、神奈川、埼玉、千葉の各所から出ていて、バス
も満席状態でした。ホテルも食事も値段の割にクオリティーが高く
感じました。特に子どもたちは、「楽しかったね〜。また行こうねぇ
〜。」と連呼していましたので、よほど楽しかったようで、毎日
「次はいつ?」との質問に、やや困っております?

障害を持つ子供たちにとっても、楽しい体験を積むことが、とても
大切だと実感した旅行でした。また、公共の場での マナーを学ぶ
絶好の場でもありました。特にプールの更衣室であったり、温泉の
入り方など日本独特のルールがあり、習得するまでには、何度も
体験することが必要であると痛感しました。その点、松元郁弥君と
吉山大翔君は、母と別れてもしっかり男湯に入ることができていて、
立派に成長していることが頼もしく思えました。

そして、我が家の娘たちの課題はホテルバイキングで食べ過ぎて
しまうことですが、こちらはまだまだ難しいようです。今回は平日と
いうこともあり、参加家族は松元さん親子2名、吉山さん親子2名、
木村親子3名の3家族、計7名でしたが、次回は もっとたくさんの
皆さんに参加していただきたいと思いました。

報告:木村敬子

●子供達の感想
2月3日金曜日にハワイアンズに行きました。ホテルにとまりました
。プールと温泉プールと外の温泉お風呂に入りました。Water Slider
の3つの一番高いのがこわかったです。レストランのバイキングは
食べすぎやっちゃった。ハワイのショーは楽しかったです。
また行きたいです。
木村由樹

新宿から送迎バスでハワイアンリゾートに初めて行きました。バス
では平日にもかかわらず、たくさんのお客さんが乗っていました。
ホテルで、アロハシャツを着て南国の気分を味わいました。プール
は、たくさんの人で賑わっていました。温泉は、大浴場・露天風呂
など様々な楽しみ方がありました。夕食は、バイキングでオマール
エビなどたくさん食べました。夜のステージでは、ファイヤーダンス
やフラダンスのショーを見ました。朝食は、バイキングでハム・
スクランブルエッグ・ソーセージ・パン・シリアルなどを食べました
。チェックアウトをして、もう1度プールと温泉に入りました。お客
さんは金曜日よりいっぱいでした。昼食は、ロコモコを昼間のショー
を見ながら食べました。お土産は、ハワイの恋人を買いました。帰り
も送迎バスで帰りました。とても楽しい2日間でした。また行きたい
です。
松元郁弥

僕とお母さんは、東京駅から福島ハワイアンズまで、無料の送迎バス
に乗りました。途中でサーヴィスエリアで、おやつを買って、ハワイ
アンズまで3時間かかりました。
ホテルについた時、アロハシャツが用意してありました。それを着て
ハワイアンズリゾートの中を探検しました。プールは、いつもの遊泳
プール、水族館の周りをまわる流れるプールがあり、そしてwater
スライダーがありました。僕はすべてのプールエリアで泳ぎました。
バイキングは、たくさんの食べ物がありました。一番おいしかった
料理は、ロブスター、カルボナーラとカレーが美味しかったです。
ショーはファイヤーダンスとフラーダンスを見ました。そこには、
たくさんのお姉さんたちが踊ってました。みんな美人できれいでした

江戸温泉の中では、温泉に入りながら、江戸時代の壁絵ショーを
見ました。このような露天風呂が存在することが、僕にとっては驚き
でした。僕はこのような旅館に泊まることが久しぶりでした。あんな
リゾートが世の中に存在するとは、夢にも思われませんでした。また
このイベントがあればいいと思います。このイベントの事を一年前
から、楽しみにしておりました。僕は、この二日間、みんなとハワイ
アンズに楽しむことが出来て、とても感謝してます。
吉山大翔

※2月活動予定
横浜のクッキー工房サンクステンプ見学予定
日時:2月16日(木) 10:00AM〜11:30AM
集合場所:京浜急行 黄金町駅改札口に9:45AM
皆で歩いて工房に向かいます。
住所:〒232-0024 横浜市南区浦舟町3-46 浦舟複合福祉施設1階
https://www.thankstemp.co.j

※3月活動予定
ポトラック交流会
日時:3月19日(日) 13:00PM〜
場所:川崎の吉山自宅にて

報告:吉山るり子

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13.●《Buddy Program参加者募集のお知らせ》●

Buddy Programとは、Rising Stars Youth Leadership Program
(日系社会における将来のリーダーの育成を目的として
2003年度より毎年秋ー春に行われている高校生研修プログラム)を
通して得たリーダーシップスキルを使ってコミュニティーに
貢献したいという願いのもと、親の会のサポートをされている
南カリフォルニア大学Barbara Wheeler準教授の提案により、
2008年1月から始まったプログラムです。

イベントではJSPACCの子供達がRising Stars Youth Leadership
ProgramのAlumniのメンバーと一緒にペアを組み、様々な活動に
取り組むというものです。Alumniは高校生以上です。

親や兄弟、姉妹とは違う時間の過ごし方になり、子供さんが
社会性を学ぶいいチャンスになり、回を重ね、Buddyと会うことを
楽しみにしてくれる子供さんも増えています。ぜひ参加ください。

このBuddy Programは事前申し込み登録が必要になります。
親御さんも必ず一緒にご参加下さい。
小学校3.4年生のお子さんから参加できます。
御質問がある方は役員または下記まで、ご連絡ください。

お申し込みは下記まで
尾崎よしみ umako@hotmail.com
池内和世 kazuyikeuc394you@yahoo.co.jp

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14.●《シブリング会便り》●

2月のバレンタイン企画は、去年に引き続きパークでのBBQピクニック
を行います。家族で参加して他のファミリー達と1日思いっきり
楽しみましょう。パークで皆で食べるBBQは最高ですよ!

3月か4月には中高生のシブリングを対象にした、英語でのワーク
ショップを計画しています。今年は以前お願いしたビル竹下先生に
来て頂く予定です。日程などの詳細が決まりましたらMLにて連絡
差し上げます。

このようなシブリング会の企画は、シブリング会員以外の
シブリング達にも参加して頂けるように企画していますので、
是非、多くのシブリング達に参加して頂きたいと思います。

ウイッシング

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15.●《シブリング会会員募集のお知らせ》●

JSPACCシブリング会では、会員を大々的に募集しております。

ハンデイのある兄弟姉妹を持つシブリングたちのサポート、親睦、
リーダーシップ育成を目的として結成しました。色々な活動を
通して友情も芽生えています。

シブリングたちがJSPACCからの将来のライジングスターとして
健やかに活躍できるように、彼らの心身のサポートを心より願って
おります。

質問、参加されたい方は、下記のメンバーに連絡をお願いします。

オレンジ地区:  ウイッシングゆかり yukariimura@yahoo.co.jp
池内和世 kazuyikeuc394you@yahoo.co.jp
松下ゆき代 yukiyo92660@yahoo.co.jp
サウスベイ・ウエスト地区: 藤田まゆみ corneliusmm@hotmail.com
北部東部地区: 尾崎よしみ umako@hotmail.com

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16.●《 “専門家に聞きました”からのお知らせ 》●

児童精神科医師でいらっしゃる根來秀樹先生のご厚意により、
2007年より始まりました“根來先生の相談室”に、更なる専門家
会員の先生に加わって頂き、2010年より“専門家に聞きました”
というコーナーが新設されました。

このコーナーでは、現在4名の専門家会員の先生方に、質問の
回答をしていただいております。過去の質問・回答、そして注意
事項等がJSPACCのホームページにまとめられていますので、是非
ご覧ください。

全ての質問は、コーナー担当役員を通して匿名にて各専門家の
先生方に送られます。またその回答は、JSPACCのホームページ
及びニュースレターにて掲載させていただきます。

下記に先生方のプロフィールをご紹介させて頂きます。
* 根來秀樹(ねごろ ひでき)先生
奈良教育大学教育学部障害児医学分野准教授
児童精神科医 医学博士

* 渡部匡隆(わたなべ まさたか)先生
横浜国立大学 教育人間科学部 特別支援教育講座 教授

* 有馬肇子(ありま はつこ)先生
ソーシャルワーカー、サイコセラピスト

* 中溝(武笠)朋子(なかみぞ むかさ ともこ)先生
言語療法士(Speech Language Pathologist)

専門家の先生方へのご質問、そしてこのコーナーに関するお問い
合わせ等、ございましたら、どうぞお知らせください。是非、
このコーナーをご活用いただければと思います。皆さんからの
ご質問をお待ちしております。今後とも、どうぞよろしくお願い
いたします。

コーナー担当役員:磯崎葉子 kyisozaki@gmail.com

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17.●《新会員のお知らせ》●

トグチ シマさん Monterey Park
加藤 和子さん  San Dimas

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18.●《我が家からのニュース》●

うちの娘は26週で生まれた未熟児ですが、去年3歳になり、日系の
幼稚園に通い始めました。リージョナルセンターでのサービスは
もう頂いてはいませんが、学校区でスピーチセラピーとOTを
頂いています。

PTのサービスがもらえなかったこと、また英語に慣れさせるため、
幼稚園が落ち着いたら何か習い事を始めようと思っていて、1月から
バレエを始めました。女の子らしいフリフリの衣装が好きな娘は、
見学に行った時に見たチュチュをすっかり気に入って、バレエを
始める事を喜んでいました。

いざ始めてみると、同年齢の子との身体能力の差がはっきりと
分かり、まだまだ遅れている所はたくさんあるということを
痛感させられましたが、娘自身はとても楽しんで行っている
ので、長い目で見守って行きたいと思っています。

私自身もバレエに憧れながらも子ども時代には習えなかったので、
大人になってから始めました。もうずいぶん長い事お休みして
いますが、いつか親子で踊れたら良いなーと思い、
母はまずは減量に励んでいます。

サウスベイウエスト 朝比奈涼子

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19.●《今後の予定》●

2月10日(金)てんかんの会第3回交流会
2月11日(土)月例会
2月16日(木)Workplace Readiness Workshop見学会
2月19日(日)シブリング会主催バレンタイン企画BBQパーティー
3月2日 (木)コンファレンス:CHANGES AND CHOICES
3月4日 (土)Buddy Programミニチュアゴルフ
3月5日 (日)成人部交流会
3月18日(土)月例会
4月15日(土)月例会
5月20日(土)月例会
6月17日(土)月例会

*日時、内容が変更する場合もございますので、
JSPACC ML等でご確認下さい。

また、イベントによっては定員に満たしている場合も
ありますので各イベントの担当者にご確認下さい。

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編集 朝比奈涼子

2017-02-19 | Posted in ニュースレター