ニュースレター
2025年3月ニュースレター4月例会のお知らせ
「NEWS LETTER」
■ 手をつなぐ親の会ニュースレター ■
———————————————————
VOL.31 NO. 312, March 2025
JSPACC C/O LTSC 231 E.3rd ST G-106. Los Angeles, CA 90013
Phone:(213)473-1602(LTSC) FAX(213)473-1601(LTSC)
Web Site: http://www.jspacc.org
e-mail: info@ jspacc.org
——————————————————–
《目次》
ファンドレイズのお知らせ
1. 4月例会のお知らせ
2. Coordinated Family Support Services: 加州発達障がい局から
zoomによるアップデート報告
3. 2月情報交換会の報告
4. 2月例会の報告
5. Buddy Programミニチュアゴルフの報告
6. 3月例会の報告
7. JSPACC JAPAN活動報告
8. 新入会員の方のご紹介
9. 今後の予定
************************************************
●《ファンドレイズのお知らせ》●
会員の皆様、
長年ご協力頂いておりました、
マルカイ·東京セントラルのファンドレイズは終了しました。
皆様のご協力を、ありがとうございました。
アムネットファンドレイズにつきましては、
下記のリンクをご確認ください。
https://docs.google.com/document/d/1sd2x8FfwZKQsj7mBiJcDrLBmBit2QrZPDQFP0RCK4lE/edit
************************************************
1. ●《4月例会のお知らせ》●
現在、ゲストスピーカーと日程、及び内容について調整中です。
詳細が決まり次第、会員MLにてお知らせいたします。
役員会一同
************************************************
2. ●《Coordinated Family Support Services: 加州発達障がい局
からzoomによるアップデート報告》●
去る2月4日カリフォルニア州発達障害局の新しいサービスである
Coordinated Family Support サービスについてzoomによる
アップデート・及びフィードバックのためのミーティングが開催
されました。
出席者:発達障害局からCFS 担当の
Ms. Maria Nuez
Ms. Hnu Xong
Ms. Valerie Macias
通訳:Ms.Tammy Nagashima
JSPACCからは25名の方々が参加されました。
まずCFSの始まりと内容の説明、そしてパイロットプログラムと
して開始された2024年初頭から11月までの利用データ分析
の結果が報告されました。はじめに期待していたのとは違い、比
較的若い成人者のファミリーが多い、RC別で言うとHarbor RCの
クライエント数が多い、、など興味深い報告もありました。
下記はDDS(発達障がい局)のウェブサイトから引用した日本語に
よるCFSファクトシートです。
CFSとは何ですか?
CFSは、家族と同居することを選択した発達障害の成人の方を特に
対象とした新しいサービスです。CFSは、「家族の住む家で生活す
ることを選択した成人の個人が利用できるサービスが不足している」
という、家族の方々から頂いたご意見に応えて生まれました。
CFSサービスは、サービスを受ける方およびその家族/特に高齢化
する親や介護者のニーズや希望の変化に合わせて、個別に柔軟に
調整されます。CFSが提供する支援CFSは、ご本人と家族の方が
受けるサービスの連携と計画を支援することを目的としています。
CFSは、ご本人と家族の方が診断について詳しく知って将来の計画
を立てるお手伝いをするとともに、受けられる可能性のある他の
サービスを利用する方法を案内することができます。また、支援す
る方々がご本人や家族の方への支援に適切に対応できるように、研
修を実施することもできます。移動手段を特定したり、通常の
プロバイダーが利用できない場合のために代わりのプロバイダーを
見つけたり、地域のセルフ・アドボカシー団体について情報を得た
りすることについても、CFSがお手伝いします。CFSの提供は、お
使いの言語で、文化を尊重する形で行われます。ご自身が、CFSサ
ービスの計画と調整に参加することができます。
CFSを受けられるのはどのような人ですか?
CFSの対象は、家族*と同居してリージョナルセンターからサービ
スを受けている成人(18歳以上)です。
(*注:親とは限らず兄弟姉妹、従兄弟、祖父母など
本人が家族とみなす人々)
CFSに申し込むにはどうすればよいですか?
家族と同居していてCFSを必要とする場合は、リージョナルセン
ターのコーディネーターに知らせてください。サービスコーディ
ネーターは、CFSがどのような形でご本人と家族の方を支援した
らよいかを判断するため、IPPチームミーティングを計画します。
CFSを紹介された場合、CFSプロバイダーがご本人と家族の方に
お会いし、CFSを利用してどのようなことを達成されたいかにつ
いてお聞きします。CFSプロバイダーは、ご本人・家族の方とと
もに、支援が必要なサービスは何か、またCFSプロバイダーがど
のように支援するかを特定する計画を作成します。
CFSアンケート調査
発達障害局は、CFSがご本人や家族の方をどう支援しているかに
ついて情報を得たいと思っています。そこで、サービスの開始直
後と、サービスを受けている期間中1、2回程度、ごく短いアンケ
ートに記入をお願いしています。これは、CFSがご本人や家族の
方の役に立っているかどうかを発達障害局が知るために活用され
ます。
ーーーーーーーーー
下記にサービス内容としていくつか追加列記します。
公的サービスへの申請や取得をヘルプする:
例えば
CalFresh, ACCESS, IHSS, SSI, Medi-Cal,
Section 8 Housing Voucher Assistance(住宅確保への公的サポート),
Power of Attorney & Advance Healthcare Directives
(法的委任状や医療的指示)、成人後見人、加州のID取得、
UberやLyft、及びメトロ交通機関利用トレーニング、就労ヘルプ、
カレッジ入学志願申請、などなど。
当日残念ながら時間の関係で多くの質問に答えていただくことが
できませんでした。後日会員さんから集まった質問をDDSに
送りましたので返事があり次第改めて報告させていただきます。
また質問の一つ、Self-Determination Programを選択している
クライエントはこのCFS サービスを受けられるのか?と言うのが
ありましたが残念ながら答えは「No」のようです。両立はダメの
ようです。
下記は当日使われたパワーポイントの資料です。
https://drive.google.com/file/d/1ScGUNwNoKQSR7GZG8B3IX–oUcL-c4I_/view?usp=sharing
役員会では6月にも別の機関によるCFS サービスの内容について
のウェビナーを予定しています。次回は時間の余裕があって質疑
応答の時間も充分に取れることを願っています。
(報告:馬上)
************************************************
3. ●《2月情報交換会の報告》●
昨年11月、今年1月に続いて会員の皆様からご回答頂きました
アンケートを元に、2月もZoom情報交換会を開催しました。
日時:2月8日(土)午後8:00-午後10:00 Zoomにて
テーマ「就労について」
参加者:野口麻美、ラバナ沙織、平山裕子、
川田まきこ、ティエン真理子、ハーダー容子、
真野光、トミタ京子、天野洋子、
櫻井亜矢、ナウタ和子、ペティグルーみゆき、
ウイッシングゆかり、奥田純子、
原田美穂、ガーヴィー恵、高島和子、
鈴木徹、みゆき、南、ハート京、
早川しのぶ、池内和世、ハート壬
(順不同、敬称略)
実際に経験談をお話しくださった3名の方にレポートを用意して
頂きましたので、当日発表してくださった内容を下記のリンクより
ご確認ください。
https://drive.google.com/file/d/1pgOLaoPB-yDRS_TK3BuOzJyvrOtlODyX/view?usp=sharing
また今回はJSPACC会員以外の英語圏ファミリーからの経験談の
レポートも紹介しました。下記のリンクよりご確認ください。
https://drive.google.com/file/d/1BMTRwOgjN0amsL40brINMP3IJengGrrs/view?usp=sharing
質疑応答より一部をご紹介します。
Q、就労支援をしてくれたプロバイダーの名前を教えてください。
A、 FACTとGT independence 、リージョナルセンターを通して
紹介してもらった。
Q、FACTで紹介してもらった就労支援のプログラム名を
教えてください。
A、Paid internship program
Q、仕事に就いた経緯の就労支援のプログラムGoodwillについて
詳しく教えてください。
A、リージョナルセンターのSupported Employment Program、
サービスコーディネーターに相談してリージョナルセンターの
ベンダーである、Goodwillを紹介してもらい息子のケースが
オープンした。アセスメントや就労先を探してくれてジョブ
コーチもついた。リージョナルセンターに申し込んでから
実際に就労に就くまで約1年掛かった。
Q、就労先の就労内容を教えてください。
A、品出し、レジ、清掃、接客、販売など通常業務全て
Q、高校卒業後にAdult Transition Programに通えるまでWaiting
Listで1年待ちと言われましたが、本当ですか?
A、高校卒業後にそのまま学校区のサービスが継続されるので
Waiting Listという話は聞いた事がないので学校に確認が必要
Q、就労で得た月給は自立した生活を送れる金額でしたか?
他に政府からのサポートはありましたか?
A、SSI (Supplemental Security Income)を毎月もらっていた。
Pay stubを毎月ソーシャルセキュリティオフィスに申告していた。
SSI の受給が無ければ自立した生活を送れる金額では無い。
Q、就労に就く上で日本への一時帰国等で2週間程度の休暇を
取るのは困難なのか?
A、Sick Leave(有給病気休暇)は年に何時間かある。
時間数はその年により変わるのかどうかは不明。
Q、就労で得る月給が上がるとSSI の受給が無くなるのか?
A、一般的なフルタイムでの就労はSSI の受給は難しいのではないか。
息子のSSI の受給がストップされた理由はDisabilityでは
無いという理由。ジョブコーチもついているしappeal中。
ーーーーーーーーーーーーー
今回情報交換会終了後に、
日系高校生のリーダーシッププログラムであるRising starsに参加
されているハート壬君が、Rising starsプログラムについてと
ラッフル販売についてのプレゼンをしてくれました。
スピーカーとしてお子さんの経験談をお話ししてくださった皆様、
沢山の情報を準備してシェアしてくださりありがとうございました。
参加者の皆様からも様々な情報をシェアして頂き、ありがとう
ございました。今後とも引き続き、親同士の情報交換会を続けて
いきたいと思います。
(報告:野口麻美)
************************************************
4. ●《2月例会の報告》●
2月例会は、会の専門家でもある小松千沙都先生をお招きして
『心身の安らぎを手に入れ保つ為にできること心の健康』のお話を
して頂きました。
日時:2月19日(水)午前10:00-11:45
参加者:馬上真理子、山田香苗、天野ようこ、櫻井亜矢、阿久津みき、
黒島りさ、ペティグリーみゆき、鍋島みか、小島由美子、杉江恵子、
池内和世、ラバナ沙織、ティエン真理子、野口麻美、グエン優子、
海谷まき、ハーダー容子(順不同、敬称略)
小松千沙都先生のプロフィールです。
北海道札幌市出身。高校卒業後、アメリカに渡り、2001年にテキ
サス大学オースティン校で心理学の学士号を取得。その後、ルイ
ジアナ州立大学の学校心理学部で応用行動分析(ABA)を学び、
2008年に博士号を取得。大学院在籍中にABAの国際資格である
協会認定行動分析士-博士®(BCBA-D)を取得。ロサンゼルス近郊
で自閉症や発達障害を持つ子どもから大人を対象に支援を行う民間
会社に10年間勤務。2017年にはカリフォルニア州公認心理学者の
免許を取得。現在、独立しカウンセリング、行動療法とペアレント
トレーニングを専門に活動中。
5つのテーマでスライドを使いながらお話しくださいました。
(1) チャレンジへの向き合い方
• これまでのストレス対処法を振り返る
• うまく対処できなかった部分を認識
• 「一人ではない」 ことを意識する
(2) マインドフルネスの実践
• 今この瞬間に集中 し、思考や感情を評価せず観察
• メリット: 仕事の効率UP・集中力向上・ストレス軽減
• 方法: 呼吸法・音楽・散歩・食事・お風呂でリラックス
(3) 自分の時間を取る
• 優先順位を整理し、趣味や好きなことを楽しむ
• 健康管理も大切!(睡眠・食生活・セルフケア)
(4) 感情のコントロール
• 感情を認識し、立ち止まることが大切
• TIPPスキル: 冷水・運動・深呼吸・筋肉リラックス
(5) ゴール設定の習慣
• 5年後・1年後・来月の目標を考え、行動計画を立てる
• 頻繁に振り返り、小さな積み重ねを大切
小松先生のお話の中で常に持ち歩ける香りのいいハンドサニタイザーや
クリーム、ダークチョコレート、ミントなども、とてもすぐ実践
できそうな話や、なかなか日本人には難しそうな「適度な適当さ」の
大切さのお話もとても興味深かったです
<質疑応答より>
Q、身近な家族や友人ではない少し距離のある関係の人との関わりの
中で、何らかのストレスを感じている場合、その場から逃げる、
という事は良い対処法ですか?
A、自分のコントロールが効かない人や物事、相手は変えられないと
いう事を認識する、感情を割り切り左右されない、影響されないと
自分に言い聞かせる。元々近づかないのも一つの方法、すぐに
立ち去れない場合は流せるようにする、全て真に受けるのは
息苦しい、こういう人も居るなと一喜一憂しない。
Q、マインドフルネスは2ヶ月位で習得出来るというのは、
どのような効果により習得出来たと感じられますか?
A、例えば、よく眠れている、子供の話をよく聞けてるな、
向き合えているな等と自分で感じるようになる。
2週間おきに振り返ってみるのも良い、ログに記録したり、
日記をつけたり、振り返ってマインドフルネスの効果が
出てきたなと思える。
Q、マインドフルネスのクラスの案内を目にするが、
参加してみるのも良い方法ですか?
A、習慣づけるには時間が掛かる事なので、クラスに通う事で
習慣となり後押しが必要ならば良い方法の一つ。
数回試してみるのも良い。又は身近な家族や友人など誰かに
公言する事で、応援してくれたり、自分を見張ってくれる、
支え合える存在となり、習慣を続けやすくなる。
Q、自分の時間の使い方について、あれもこれもやりたい、
やらなきゃと思うと時間の使い方の葛藤がある、どのように
うまく時間を使ったら良いか?
A、優先順位を決めるのも良いが、適度な適当さが大事。100を
やろうと思わなくて良い、そのうちの50でも30でも良い。
まあいっかと言えるようになる、それも訓練、自分が自分に
与えているプレッシャーになってしまわないように心掛ける。
(報告 ハーダー)
************************************************
5. ●《Buddy Programミニチュアゴルフの報告》●
2025日3月1日(土)アナハイムのCamelot Golflandにて
Rising StarsYouth Leadership Programのファンドレイズイベント
であるミニチュアゴルフトーナメントが行われ、Buddy program
の子供達13名、家族21名がミニチュアゴルフのイベントに参加し
ました。
2年続けて雨が降ったのですが、今年は曇っていて涼しくとても
過ごしやすいゴルフ日和で、子供も大人も楽しいイベントを
楽しむ事が出来ました。
参加者:フォング光、鳥居レオ、ウィッシングクリスティーナ、
藤田虎太朗、池内直、ハート奏、ハーダーフィリックス、
磯崎レイモンド、太田ルナ、柏村ケン、風間ジョナ、天野大聖、
ボエモントマックス (13名)
フォングケン、フォング晶子、鳥居恵子、ウィッシングゆかり、
藤田竜士、藤田まゆみ、池内和世、池内光二、ハート京、
ハートジェームス、ハーダー容子、増子しのぶ、磯崎ショーン、
磯崎和彦、太田茉莉、太田ゆいと、柏村まや、風間いちこ、
天野洋子、ボエモント裕子、熊本ダン (21名)
(順不同、敬称略)
Buddy Programで参加された子供達は、Rising Starsプログラムの
卒業生(RSA)と、その友達と一緒にゴルフを楽しみました。
初めてミニチュアゴルフをしたお子さんやご家族も皆さんと一緒に
とても楽しみました。
これは、Rising Stars Youth Leadership Programのファンドレイズ
イベントで、今年プログラムに参加したRS20のメンバーが企画・
運営を行っています。
朝食のドーナツやベーグルやフルーツ、飲み物を頂き、子供達は
Buddyとペアになりそれぞれのコースから一斉にスタートしました。
ゴルフの後はBuddyと一緒にピザとサラダのランチを頂き、
ランチの後はBuddyのTreがBuddy Programの紹介をして下さり、
子供たちが皆さんの前で1人ずつ名前を呼ばれ前に出て
ギフトを頂きました。
ゴルフでは今年、大人部門で熊本ダンさんが2位、
藤田竜士さんが3位、子供部門でフォング光ちゃんが2位、
ハーダーフィリックスくんが3位で、それぞれ賞品として
ギフトカードを頂きました。
その後、ラッフル抽選会があり、子供達はアーケードでBuddyと
ゲームをし、グディバッグを頂き、盛り沢山のイベントで朝から
充実した1日を過ごす事が出来ました。
また、今年度もRising Starsのご厚意で子供達のプレー代を免除
して頂きました。ありがとうございました。
私たちの子供達に1日付き添って下さったBuddy達に感謝致します。
参加者の感想です。
It was really fun! I need more practice for next year though.
I also played bowling with buddies and it was so much fun too!!
I had a great time hanging out and talking with Ray also.
It made me feel like forever young, and I hope the friendship lasts
for long.
Thank you very much for everything!
Jonah Kazama Saleman
初めて、ミニゴルフのイベントに参加させていただきました。
息子の大聖(たいせい)より、参加したい意向があり、
申し込ませていただきました。
Buddyを組んでいただき、同じ年齢の男の子達とお話しする機会
を与えられて、大変喜んでおりました。今まで、学校のクラスメ
ートや先生達と、上手くコミュニケーションを取るのが難しかっ
たため、お友達を作るのが大変困難でした。でも、このような交
わりの場があり、辛抱強く話を聞いて答えてくださる子供達とお
話をし、少し自信が出た様です。初めは、Buddyに聞きたい質問
を、私に聞いていましたが、「自分で直接話して、聞いてみなさ
い。」と言ったところ、それからは、自発的にコミュニケーショ
ンを取ろうとしている様子でした。
Rising Starsのリーダーシップを培う青年達と共に、初めてと言っ
ても過言ではない程、ミニゴルフを通して、プレイデートの様な
場をいただき、心より大変感謝しております。ありがとうござい
ました。
天野洋子
先日、息子とともに3月1日(土)に開催されたミニチュアゴルフ
イベントに参加させていただきました。このようなイベントに
参加することで、息子と私にとって多くの貴重な経験となりました。
久しぶりの参加でしたが、Buddyの皆さんの温かいサポートや
励ましのおかげで、息子もリラックスしてミニチュアゴルフを
楽しむことができたようです。その後のランチでは、Buddyや他の
参加者の皆さんと和やかに食事を楽しみ、続いてBuddy Programの
紹介、アワードの発表、ラッフルと、盛りだくさんのプログラムが
進行しました。イベントの締めくくりにはゲームコーナーに連れて
行っていただき、息子もBuddyとともにゲームを楽しんでいました。
一日を通して、新しい人々との出会いや交流を通じて、多くの
学びと喜びを得ることができました。このような貴重な機会を
提供してくださったRising Starsの皆さんに、心から感謝申し上げます。
今後もこのようなイベントに積極的に参加し、息子の成長を見守って
いきたいと思います。本当に素晴らしい一日をありがとうございました!
ボエモント裕子
(報告:池内和世)
************************************************
6. ●《3月例会の報告》●
<3月例会の報告>
3月例会はDRC (Disability Rights California)2名のスピーカーを
お迎えして「CalABLEについて」お話しいただきました。
カリフォルニア州のABLEプログラム「CalABLE」とは、
Madi-CalやSSIなどの公的給付制度の受給資格を失うことなく、
障害者が障害関連の費用を貯蓄・投資運用できる口座で、
一定額までは非課税の銀行口座です。
今回の例会ではCalABLEの概要、参加資格、ABLE口座の開設方法
などパワーポイントを使って詳しく説明していただきました。
来月4月にはDRC第2弾として「親なき後」をテーマにお話を伺い
ます。日本語の通訳もありますので皆様ぜひご参加ください!!
当日のパワーポイント資料と参考情報
パワーポイント資料
https://drive.google.com/file/d/1QvmDIddiGO3omBQRtB6TZ3EZipeyueVu/view?usp=drive_link
DRC (Disability Rights California)
ウェブサイト https://www.disabilityrightsca.org/
電話番号 1-800-776-5746
CalABLE
ウェブサイト https://calable.ca.gov/
電話番号 1-833-225-2253 (6am – 5pm PT)
Email to CalABLE Customer Service
https://connect.vestwell.com/customer-support/calable
<質疑応答より>
Q、Authorized Legal Representive (ALR)を他の人に変更したい
場合は、どんな手続きが必要ですか?
A、CalAbleウェブサイトにある番号833-225-2253に電話して
問い合わせてください。CalAbleのお金を使う対象は
CalAble accountの所有者のみ、ALRだけが管理が出来るルール。
例えば所有者本人の航空券にお金を使って良いがALR管理者の
航空券にお金を使ってはいけない、ファミリーバケーションも不可。
Q、CalAble accountのVISAカードやチェックを使う際に限度額は
ありますか?
A、上限はCalAble accountに入っている金額、幾らまでという
上限は無し。
Q、CalAble accountのVISAカードを使う際にどこでもレストランなども
使用できますか?
A、外食も食事になりQDEなのでどこのレストランでもVISAカードを
使用できる所なら問題無し。
Q、おもちゃやフィギュアなどを買っても良いですか?
A、所有者本人の趣味になりQDEであり、生活を向上させる意味が
ありQOLになるのでフィギュアを買っても問題無し。
違法な物はダメです。QDEやQOLについてCalAble のウェブサイト
(Calable.ca.gov)で口座開設の前に確認すると良い。Googleで
検索すれば日本語訳も確認できる。
Q、飛行機やホテルの支払いの際に家族分一緒のクレジットカードで
支払いをするので所有者本人だけ支払いを別にしていない。
その為、購入後に母親宛に所有者本人分の金額をreimbursement
しても問題ないですか?
A、個人宛のreimbursementは複雑化するので監査の時に説明が難しい、
所有者本人の分は別で支払うのが良い。CalAbleのサポートに
問い合わせると良い。
Q、SSIをDirect DepositでCalAble accountで受け取る事は出来ますか?
A、今日の参加者の一人がSSIをDirect DepositでCalAble accountで
受け取っているので可能。
Q、レシートはどのくらいの期間、保管した方が良いですか?
A、IRSやSocial Securityのルールに則って、3-5年が良い。
Q、銀行のように使用した記録がステイトメントで残りますか?
それがあればレシートを保管する必要はないですか?
A、レシートは、あった方が役に立つ、必須ではない、説明が
必要になった時に役に立つ。
CalAbleのサポートに問い合わせる時は電話ではなく、
Emailで質問の答えを残すことをお勧めします。
Q、家族が亡くなって遺産をCalAble accountに入れたいとなった場合、
税金は掛からないですか?レポートもする必要ないですか?
A、遺産は税金が掛かるので別の問題が関係する、遺言にCalAble
accountに入れたいとなっていたら入金できる。
ただ年間で幾らまで入金できるというルールがある。2025年は
19,000ドルまで。執行人が元々入っているCalAble accountの
金額により入金額を決める。来年度に残りの金額を入れることも
出来る。収入にはならない。投資などの収益も税金が掛からない。
スピーカー:
Maria Fernanda Iriarte
Senior Attorney, Disability Rights California
Mariaさんのプロフィール:
Ms.Maria Fernanda Iriarte is a Senior Attorney who is a member of
the Legal Clinics Project for Disability Rights California,
a non-profit organization that advocates for the rights of persons
with disabilities.
Her expertise is in the area of public benefits.
Ms. Iriarte has a Bachelor of Science in Business Administration
from California State University Long Beach
and a Juris Doctor degree from Loyola Law School.
Raymond Man-Chun Kwong
Adovocate
Raymondさんのプロフィール:
Raymond Kwong was born with Leber congenital amaurosis and
is legally blind. He currently works at Disability Rights California (DRC)
as an Advocate with the Advocacy and Community Engagement (ACE)
team. He joined DRC 8 years ago as a Multicultural Affairs Advocate.
He works with attorneys to facilitate trainings, legal clinics, and
outreach to the disabled community. Prior to joining DRC in 2016,
he co-founded Survive or Thrive, a support group to help guide
high school students who are visually impaired transitioning to adulthood.
He is also part of Asians and Pacific Islanders with Disabilities of
California (APIDC), a non-profit that empowers people with disabilities
in the Asian and Pacific Islander community. In his spare time, he is
a full-time dog wrangler of two Husky/Shepherds.
臼井真由美さんに日本語通訳を務めていただきました。
参加者:
野口麻美、ティエン真理子、ラバナ沙織、池内和世、松下ゆきよ、
櫻井あや、グエンゆうこ阿久津美紀、うつみえみこ、中西えつこ、
フォング晶子、鳥居恵子、グティエレスえみ、ウィッシングゆかり、
渡邉紀子、ハーダー容子(順不同、敬称略)
(報告 ハーダー)
************************************************
7. ●《JSPACC JAPAN活動報告》●
※2月オンラインクラス報告
2月12日(水)10:00AM(日本時間)
2月11日(火)5:00PM(カリフォルニア時間)
参加者:広美アッシュモア、じゅん子パーク、鈴木南、木村敬子、
吉山るり子(敬称略・順不同)
2月26日(水)10:00AM(日本時間)
2月25日(火)5:00PM(カリフォルニア時間)
参加者:広美アッシュモア、南雲渓子、木村敬子、藤井れい子、
吉山るり子(敬称略・順不同)
※ハワイアンズ1泊旅行報告
参加者:真野ひかり、真野みつのり、松元幸子、松元郁也
木村敬子、木村夏樹、木村由樹、藤井れい子、吉山大翔、
吉山るり子(敬称略・順不同)
日時:2025年2月17日(月)~18日(火)
場所:スパリゾート ハワイアンズ 福島県いわき市
http://www.hawaiians.co.jp/
今回初めて親の会メンバーと行く福島いわきハワイアンズに
参加してきました。参加者は私たち夫婦を含め4組でしたが、
なかなか楽しい旅行でした。
まず、宿泊者は無料送迎バスで都内近辺から行くことが出来ます。
私たちは、横浜YCATから行きましたが、電車や車で行くのと違い、
約4時間の行程でしたが車内では眠ることもでき楽でした。
ホテルにチェックイン後に屋内プールへ行きましたが、ここは
子供連れなら楽しいと思いました。流れるプールやウォーター
スライダーなどいろいろありました。行ったのが2月でしたので
屋外の日本一のウォータースライダーは営業していませんでしたが、
夏に行くチャンスがあれば試してみてもいいかなと思います。
温泉が好きな人は、露天風呂や大浴場(温泉)を満喫できると
思います。あとここで有名なフラダンスやタヒチアンダンス、
そしてサモアの火の踊りなどを堪能できます。
バイキングスタイルの食事も色々あり美味しかったです。
日にちの都合がつく人は是非参加してみてください。
報告:真野みつのり
※3月オンラインセルフケアクラスのお知らせ
3月12日(水)10:00AM(日本時間)
3月11日(火)6:00PM(カリフォルニア時間)
3月25日(火)10:00AM(日本時間)
3月24日(月)6:00PM(カリフォルニア時間)
初めて参加の方は4日前までに申し込みの連絡をお願いいたします。
体調や運動習慣などの質問をさせていただきます。
インストラクターはアッシュモア広美さんです。
ストレッチや軽い筋トレ、ピラティスで凝り固まった身体を
ほぐしましょう。
2回目以降は申し込み無しで参加できます。
Zoomのリンクは前日にお知らせします。
参加の方はビデオをONにして、インストラクターから姿が
見えるようにしてください。
※3月お花見のお知らせ
日時:2025年3月30日(日)11時~
場所:長谷川さんのマンション屋上にて
参加者には 後日住所をお知らせます。
最寄り駅は中目黒です。
中目黒駅から歩いて目黒川沿いに歩いて10分。
目黒川沿いに住まわれている専門家会員の長谷川さんのマンション
屋上を貸し切って頂き、屋上から目黒川沿いの桜を鑑賞いたします。
ポットラックランチ会です。取り皿・紙ナプキン・お箸等は会で
用意します。雨天の場合は中止とします。
貸し切りなので、JSPACC JAPANメンバーだけです。ぜひお子様も
一緒にご参加ください。
参加希望の方は吉山までお知らせください。
吉山:marie@tuba.ocn.ne.jp
************************************************
8. ●《新入会員の方のご紹介》●
磯貝朋子さん San Francisco
************************************************
9. ●《今後の予定》●
日程が決まり次第、
MLにてお知らせします。
************************************************
編集: 日野
2025年4月号の発行日は4月10日(木)です。