ニュースレター
2016年11月 ニュースレター ホリディパーティのご案内
「NEWS LETTER」
■ 手をつなぐ親の会ニュースレター ■
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VOL.23 NO.222 NOVEMBER, 2016
JSPACC C/O LTSC 231 E.3rd ST G-106. Los Angeles, CA 90013
Phone:(213)473-1602(LTSC) FAX(213)473-1601(LTSC)
Web Site: http://www.jspacc.org
e-mail: info@jspacc.org
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《目次》
1. 11月例会のお知らせ
2. ホリデーパーティーのご案内
3. てんかんの会第3回交流会のお知らせ
4. Buddy Programクリスマスショッピングのお知らせ
5. アドミより会員名簿発行のお知らせ
6. 10月例会報告
7. 成人部活動報告
8. オレンジ・サンディエゴ小部会報告
9. シブリング会主催ハロウィン親子仮装パーティーの報告
10. JSPACC JAPAN活動報告
11. Buddy Program参加者募集のお知らせ
12. “専門家に聞きました”からのお知らせ
13. シブリング会便り
14. シブリング会会員募集のお知らせ
15. ニュースレター部より掲載記事募集のお知らせ
16. 新入会員の方のご紹介
17. 今後の予定
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1.●《11月例会のお知らせ》●
< サウス・ウエスト小部会担当>
このたびは、Disability Rights California Multicultural Advocateの
Lisa Navarroさんをはじめ、3人のスピーカーをお迎えし、リージョナル
センターのクライアント及びそのファミリーが母国語で受けられる
サポートについて、また人種によるサービス格差を改善するために
どのようなことができるかなど、リージョナルセンターのクライアント
ファミリーとしての私たちにとっては大変役立つお話を伺います。
是非、多くの皆様にご参加いただければと思います。
参加ご希望の方は、このMLまたはkyisozaki@gmail.comまで
ご連絡をお願いいたします。
11月定例会
日時:2016年11月19日(土)9:30~11:30
場所:立正佼成会
Rissho Kosei-kai Buddhist Center of Los Angeles
2707 East First Street, Los Angeles, CA 90033
トピック:the rights of RC consumers and their family
member / the disparity of services
スピーカー:Ms. Eva Casas-Sarmiento, Clients Rights
Advocate/ Attorney for Community Integration
Ms. Elyse Dayrit, Staff Attorney 1 – Lanterman Fellow,
San Diego Regional Office
Ms. Lisa Navarro, Multicultural Affairs Advocate
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2.●《ホリデーパーティーのご案内》●
<北部東部小部会担当>
2016年ホリデーパーティーについて
北部東部小部会よりホリデーパーティのお知らせです。
☆ホリデイパーティのご案内☆
日時: 12月4日(日)
10:15 受付開始
10:45 スライドショー
11:00 開演、北部東部小部会子供達によるダンスパフォーマンス
11:20 食事タイム、サンタさんからプレゼント
12:45 ラッフル抽選会
1:45 ダンスパーティー
2:00 閉会
場所: San Fernando Valley Japanese American Community Center
パイオニアホール
住所: 12953 Branford Street, Pacoima, CA 91331
https://maps.google.com/maps?q=12953+Branford+Street+Pacoima,
+CA+91331&ie=UTF-8&ei=41BWUs6mCOfkiAKuoIGYCQ&ved=0CAoQ_AUoAg
今年のホリデーパーティーは、San Fernando Valley Japanese American
Community Center内にある、パイオニアホールをお借りして開催します。
皆さまどうぞ奮ってご参加ください。車椅子およびストローラーなどを
ご使用の方は、事前にお知らせ下さい。 席の確保を致します。
また今年のお食事は例年のポットラック形式ではなく、ケータリングの
ハワイアン料理、蒸し野菜、やきそば、チャーハン、ピザ、ケーキ等を
参加人数分ご用意させていただきます。外部からのケータリング
のため、今回は
1)食べ放題ではないこと、
2)特別なダイエットニーズへの対応が充分ではないこと、
をどうぞご了承ください。それぞれのご判断により、必要な場合には
ご自身で対応をしていただくようにお願いいたします。
*サンタクロースからのプレゼント
当日、サンタクロースから子ども達にプレゼントを渡してもらいます。
ご自分のお子さんに一人$20までをめどにプレゼントを用意し、
ラッピングしたものにお子さんのフルネームをお書きください。
また当日、受付にテーブル番号の袋が用意されています。ご自身が
着席されるテーブル番号の袋へお子さんのプレゼントを入れてください。
出席の皆様
出席希望の方は、こちらの下記 Google Formでお申し込み下さい。
参加する方全員のお名前(必)、参加人数(大人・子供の人数)を
書き込んでください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd09cunbBzMfMh
XSO5gLwA49gq6yd6yZOF3COHc7Tdbet7MDQ/viewform
準備の関係上、締め切りは11月10日とさせていただきます。
会場定員に達した時点で締め切りとなります。
どうぞ皆様お早めにお申込ください。
北部東部小部会
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3.●《てんかんの会第3回交流会のお知らせ》●
JSPACC会員の皆様
9月に学校が始まり、開こう開こうと思っていたら、もう11月に
なってしまいましたが、今年度初めてのてんかんの会交流会を
開きたいと思います。
てんかんの会の皆様、そして現在てんかんの会に入っておられない方も、
是非ご参加下さい♪
会場とお席の準備をしますので、参加希望の方はJSPACC MLまたは
池内までご連絡下さい。
日時:11月17日(木)10時~1時
場所:立正佼成会
住所:2707 East First Street, Los Angeles, CA 90033 USA
《てんかんの会に入っておられない方へ》
子供がてんかん発作を起こしているときの親の心境というのは、
何ともつらく、しんどく、精神的に落ち込む状態になります。
そんな心境を同じ環境に居る親とともにすることで少しでも
気持ちが楽になったり、薬やDr.の情報をシェアできたらと思い
「てんかんの会」が発足しました。
親の会のMLとは別にてんかんの会のMLがありますので、
参加希望の方はご連絡下さい。
どうぞよろしくお願いします。
池内和世
kazuyoikejspacc@gmail.com
949-302-2723
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4.●《Buddy Programクリスマスショッピングのお知らせ》●
Buddy Programからクリスマスショッピングのお知らせです。
Buddyと一緒に、両親、兄弟姉妹、親戚、先生、お友達への
クリスマスギフトをショッピングモールで買い物をして、
ラッピングをします。その後、フードコートで親睦を深めながら
ランチを取るイベントです。
Buddyと一緒に大切な人へのプレゼントを選び、買い物を
楽しみましょう。是非ご参加下さい♪
日時:12月11日(日曜日)9:45 集合 13:00終了
場所:Montebello市のMontebello Shopping Center
(The Shops at Montebello)
住所:2134 Montebello Town Center, Montebello, CA 90640
http://www.simon.com/mall/the-shops-at-montebello/about
集合場所: フードコート
詳細につきましては、参加される方に後日お知らせいたします。
(報告:礒崎)
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5.●《アドミより会員名簿発行のお知らせ》●
JSPACC会員の皆様
アドミでは、随時、会員の皆様の会員名簿を更新させて
いただき、JSPACC HPから閲覧できる状態にしております。
このたび、最新の会員名簿を更新しましたので、お知らせ致します。
こちらの会員名簿は、入会時に会員名簿配布に、はい。とお答え
頂いている会員のみ記載させていただいております。
また、会員のみがログインできるHP上で見て頂く事が出来ます。
閲覧方法は、JSPACC HPにログイン後、左側のコンテンツの
一番上「例会、役員会からのお知らせ」に入って頂き、 一番上から
3番目、「会員名簿はこちら」のこちら から入ってご覧下さい。
*最新は11月20日頃にアップされる予定です。
場合により、一度目ログインしても入れなくて同じ事をして2度目に
入れる場合もあるのでお試しください。ログインできない方は、
「パスワードを忘れた方」「ログイン出来ない方」をよくお読みになり、
それでもできない場合は野口までお問い合わせください。
また、会員名簿に掲載を希望されない場合は、野口までご連絡下さい。
会員名簿は個人情報が記載されておりますので、取り扱いには十分
お気を付けください。会員名簿は、あくまで会員間の交流の一助
とする為に発行するもので、営業活動及び宗教・政治等の勧誘、ならびに
無断転載・再配布等、本来の目的以外に利用する事は一切禁止する。
と、JSPACC会員規約に定められております。
ページが文字化けする場合、お手数ですがブラウザの文字コードを
「shift-jis」へ変更してください。
なお、日本円で会費を納めているJSPACC JAPAN会員の方は
名前の最後に(J)がついております。
住所やメールアドレスなど変更された方で、更新時期により変更前の
物が記載されている場合もあります。
変更された方は変更手続きをお早目にお願い致します。
質問等ございましたら、アドミ担当、野口までお問い合わせください。
1218maminoguchi@gmail.com
アドミ担当
野口、松下、渡邉
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6.●《10月例会報告》●
<役員会担当>
タイトル:作業療法の視点から見た日本の発達障がい児の現状。
スピーカー:文京学院大学 保健医療技術学部
作業療法学科 西方浩一准教授
日時: 2016年10月8日(土)9:30am-11:30am
場所: 立正佼成会
(Rissho Kosei-kai Buddhist Center of Los Angeles)
2707 East First Street,Los Angeles,CA 90033 USA
参加者:スティーブン広美、大曽根良枝、大森瞳、
大森こうすけ、ナグラー陽子、朝比奈涼子、アッシュモア広美、
馬上真理子、新里ゆみ、尾崎よしみ、ハーダー容子、阿久津美紀、
ハート京、磯崎葉子、渡邊由美、伊藤明美、伊藤ご主人、
野口麻美、池内和世
今日のお話し:
・作業療法について
・日本における発達障がい児サービス
・食べる機能の発達とその支援
西方先生自己紹介:作業療法士,博士(リハビリテーション科学)
文京学院大学 作業療法学科 准教授、1年間USCに研究の為に
留学されている。
研究テーマ:障害児と家族の社会参加,摂食嚥下機能の発達と
その支援,発達障害領域の作業療法
<作業療法について>
作業療法の作業の一般的なイメージは農作業や土木作業を想像させ
ますが、作業は日々行う全ての活動を指します。作業療法は作業を
通じて人々が日常生活の活動に参加できるようにする事である。
子供にとっての作業的健康とは、子どものライフステージ
にそって、子ども、家族のしたいこと、必要とされること、
求められる作業が可能となり、満足、充実した状態になる事。
作業療法の3本柱
・家族のサポートー傾聴,家族全体を考える,育児負担の軽減
・遊びのサポートー子どもの「できた!」をサポート。子供の
出来た感は脳の発達と関係する。感覚統合にも影響する。
・日常生活のサポートー食事,排泄,着替え,入浴など
<日本における発達障がい児サービス>
発達障害作業療法の対象(保健福祉介護領域) 脳性麻痺、精神遅滞
知的障害・自閉症・アスペルガー症候群、てんかん、二分脊椎
染色体異常、学習障害・重症心身障害、視覚障害、先天性奇形、
先天性筋疾患、その他の筋・結合識疾患・聴覚障害
作業療法は身体障がい領域が全体の59%で、発達障がい領域は
全体のわずか1%。有資格者の1%およそ740名
発達領域の作業療法が勤務する場所:療育センター、小児病院、
児童発達支援、放課後デイケア、特別支援学校
発達に遅れや障害があったらどんなサービスがあるの?乳幼児
検診、3-5ヶ月,1歳6ヶ月,3歳検診。児童発達支援、保育所
等訪問支援、放課後等デイサービス、特別支援学校,特別支援学級
平成24年に児童福祉法が変更になり、それまでは障がい者自立
支援法と児童福祉法がいったりきたりしていた。
「児童発達支援センター」とそれ以外の「児童発達支援事業」の
2類型。「児童発達支援」又は「医療型児童発達支援」の
どちらかに移行。
対象児童:身体に障がいのある児童、知的障がいのある児童又は
精神に障がいのある児童(発達障がい児を含む)。手帳の有無は
問わず、児童相談所、市町村保険センター、医師等により療育の
必要性が認められた児童も対象。
サービス利用の方法:
相談支援事業者、センターに相談に行き、アセスメントを受ける。
サービス等利用計画案を立案してもらう。どういうサービスが
必要か利用計画書を作成してもらう。サービスを行う事業所と
利用契約を結ぶ。各事業所で個別のアセスメントを受ける。
個別支援計画を作成する。(アメリカのIEPに近いのでは。)
○国の児童発達支援についての考え方
・子どもの時期にしかできない子どもらし い活動を通じて子ども
自身の自尊心やアイデンティティを育てる
・育てにくさを感じる保護者に対して子育て支援を行う
・医学モデルの「治療=治す・改善させること」だ けではなく、
社会モデルの「それぞれの子どもの生きる力・育つ力を応援し、
当たり前の育ち・暮らしを支援すること」が重要
・子どもへの支援、家族への支援、地域への支援が 一体となって
行われる必要がある
通園施設の例:対象:首が座らない、おすわりをしない、ハイハイ
をしない、歩かないなど運動面に遅れがあり、日々支援を必要と
する就学前の子ども
指導目標:健康の維持と生活する力を育てる、運動機能訓練
の充実、遊びを広げる、情緒を育てる、家庭との協力
放課後等デイサービスについて:対象:小学1年生から高校3年
(18歳)まで。NPOなど民間事業者が多く参入したので、
これからは専門家を派遣、相談に乗る事業が増えていくだろう。
○特別支援教育。2007年に名称が変更。
・通常学級―6.3%が何らかの問題をもっている。学級運営は先生
により異なる印象。少人数指導,習熟度指導,支援員
・通級指導―通常級に在籍しながら,特別指導を実施
・特別支援学級―障害種別ごとの少人数学級で子ども一人一人に
応じた教育を実施。対象:知的障害、肢体不自由、病弱・身体虚弱、
弱視、難聴、言語障害、情緒障害
・特別支援学校―障害の程度が比較的重い子どもを対象として
専門性の高い教育。幼稚部・小学部・中学部・高等部。
対象:視覚障害,聴覚障害,知的障害,肢体不自由,病弱・身体虚弱
特別支援教育における作業療法の関与―学校の職員としての関与は
自立活動教員免許または教員免許を取得し、自立活動担当教員
または担任として関与している者(OT免許だけではない。)
地域の学校に関与するOTは外部専門家としての場合がほとんど。
外部専門家をだんだん入れていこうと言う動きはあるが、まだまだ
少ないのでこれからの課題。
○学校現場で見受けられる子どもの状態・課題勉強に集中できない。
姿勢が崩れてしまう。字がうまくかけない。写せない。手先の
器用さに問題がある。 はさみが使えない。リコーダーがうまく
使えない。縄跳びができない。食事の際に箸がうまく使えない。
などなど
それに対して作業療法では、対象となる作業の分析、本人への
援助、環境の調整をします。
例えば、筆圧が強すぎる・弱すぎると相談されたら、「字を書く」
という作業を考える。
字を書く作業とは、鉛筆や消しゴムなどの、小さな道具を扱う。
反対の手で、ノートやプリントを固定する。目で見ながら、手を
動かす。ノートのマス目に合わせて、見て書く。安定した姿勢で、
座って取り組む。 と言う事を自然としています。
そして考えられる理由は、
・力の入れ方が分からない-強く力を入れないと、動きを感じにくい。
やんわりと、握ってしまう。手指の巧撤性が未熟一画数が多い漢字を
小さく書けない「はらい」ができない。左右の協調が難しい一片手で
書き、反対の手で紙を押さえることが難しい。情報の選択が難しいー
マス目に合わせて字の大きさが調整できない。体の動かし方や安定
させる方法がわからない一字を書いていると姿勢が崩れる。机と
椅子のサイズや位置関係が、子どもの体に合っていない。
道具の工夫をする。ペンホルダー、三角鉛筆、グリップを太くして
鉛筆を持ちやすいようにする。プリントやノートをずれないように
する一滑り止めシートを敷く、文ちんを置く。 姿勢調節を工夫する。
椅子(座面)の工夫、カットアウトテーブルの利用など、姿勢を保ち
やすくする。教科書やノートの位置、反対の手を置く位置を決めて
おく(シールやポイントなどのしるしでわかりやすくする。
Q&A
Q:日本では無料で作業療法を受けられるのか。
A:児童発達支援で作業療法サービスを行っている場合は、かかった
費用の1割負担で受けられる。自冶体、事業所によりサービス内容
が異なるので福祉事務所や保健センター等に問い合わせる。
Q:具体的にはどれくらいの金額ですか?
A:児童発達支援、医療機関ともに実際に通った回数で請求される。
事業所によっては、サービスで実施。
療育センターや小児病院など医療保険を使う施設は医療点数制。
年齢によって異なる。就学前のお子さんは医療点数が高く、年齢が
上がると点数が低くなる。つまり個人の支払い額は減る。
上がると自己負担が多くなる。
Q:姿勢調整について
A:いすの高さ。クッションを使って調整する。遊びを使って体幹を
鍛える練習をする。すべり止めシートを使う。座位が安定しない
子供の為に、肘掛けや脇にクッションを置いて安定させる。
Q:日本でOT PTは月1回だった。アメリカに来て出来る事が増え、
すごく成長した。約2年後には日本に戻るので日本のOT PTが
どうなのかを知りたい。
A:東京だと医療機関、地域の児童発達支援も多数あるので問い合わせ
してみることがよい。児童発達支援の場合は、常勤でOT,PTを配置
していなくても非常勤で外部のOT PTが来てアドバイスしてくれる
制度が整っているかもしれない。ただ、放課後デイサービスなどでは
頻度は少ないと思う。期待出来ないかもしれない。
Q:アセスメントから実際のサービスがスタートするまでどれくらい
かかるのか。
A:大体3ヶ月位かかった。
Q:アセスメントは1年に1回あるのか?
A:専門家によるアセスメントはなかったように思う。
<食べる機能とその発達の支援>
発達の原則といって、全ての発達はその段階を飛び越えて発達が
進むことはない。(乳児は首が座って、寝返り、摺り這い、お座り、
つかまり立ち、つたい歩き、立って、歩くという経過をたどる)
しかし何らかの理由でスキップしてしまったり、発達障害のために
順を追ってすすまない場合はこの原則にそってサポートし訓練して
いく。食事の摂食についてもこれに準ずる。食事の介助や自食は
獲得してほしい重要な作業、OTにも相談の多い分野である。こぼす、
反対側の手で食べ物を倒す、スプーンをうまく使えない、噛まずに
飲み込む、口の中でつぶしていない、舌をペロペロ出しながら
食べる、飲み物を飲み込まず口の中にためてしまう等の相談が多い。
・ヒトの栄養摂取とは
1.哺乳機能は胎児期にすでに指しゃぶりをしたり羊水を飲んで
いたり口の開閉、探索反射などが始まっている。そして生まれた
瞬間から母乳なりミルクを摂取しようという本能があるー原始反射
2.成人の摂食機能への段階は離乳期にはじまり、食べ物を口に
入れて噛み砕いて飲み込むという栄養摂取方法に移行する
・摂取機能の方法とは
口から摂取し胃に流動状態で運び込むのが基本
口の構造はその為に唇、筋肉、顎、歯、喉、骨などの複雑な
そしてきわめて精密なメカニズムによって食道まで運ばれる
ようになっている。
*Youtube参照 https://www.youtube.com/watch?v=foC05_MqkOY
唇と歯茎を繋げている上唇・下唇小帯は歯肉マッサージや歯磨き時に
傷つけないように要注意
口腔前庭にほよく食べかすが残っている事が多いのでよくチェックする
・嚥下とは五感を使った高度に協調のとれた一連の運動で5段階の
過程を通る。段階3から4までは0コンマ数秒で行われる人間の
素晴らしいメカニズム
1.先行期;まず初めに食べ物を五感で認識し(匂い、味、温度、固さ等)、
口へ運ぶ量や速さ、嚙む力などを意識して行う随意運動 しっかりと
何を食べようとしているのか認知するのが大事
2.準備期;感覚的にとても鋭い唇、前歯、舌の先などで物の硬さを
認識し、前歯で噛む、それを舌(上下左右運動)、歯、頬筋、硬口蓋
(ざらっとしている部分は食べ物をすべらさないストッパーの役目)
顎(上下ではなく斜めに動く)を使って嚙み砕き唾液と混ぜて流動状態
にする随意運動 咀嚼が出来ているか判断には舌が左右に動いているか、
顎が斜めに動いているか、口角は閉まっているかなど
3.口腔期;口から喉まで送り込む 随意運動
4.咽頭期;反射的に喉から食道に送り込む 口の奥の方に食べ物が
くると自然に飲み込むようになっている不随意運動
5.食道期;食道から胃に不随意な蠕動運動によって胃まで運ばれる
・食べる機能の発達
胎児期;12週あたりで口の開閉(嚥下の練習)が始まっている
32週あたりで指しゃぶり(おっぱいを吸う練習)、探索反射
(くちの周りに触るものに吸いつことする、おっぱいを探す反射)
がみえてくる
哺乳期;原始反射(おっぱいを吸う)乳児嚥下をする。一体動作
と言って、おっぱいを吸う時は体は硬直し指も握りしめて、
発汗もしている
離乳期;初期、中期、後期とあって体の発達に応じて摂取の
発達も進む。分離動作がはじまり一歳ぐらいで大人と同じような
摂取機能に発達する。乳児と大人の嚥下の違いは構造上の違いによる。
実際にやってみると分かるが大人になると飲み込むときには息をとめ、
口は閉じて、舌も固定されている唇、口角、舌の動き、顎、頬筋が
発達していき、複雑な動きによる咀嚼能力が完成される。
・摂食と体の発達・粗大運動
咀嚼能力は体の発達と深い関係がある
出生から3か月; 寝たままでおっぱいを飲む、舌も前後運動で
原始反射による
~6か月(離乳期); 寝がえりをうてるようになり、飲み込む
機能の変化、唇や舌の動きの発達
~9か月;お座りができる、両手の動作ができるようになり、
舌の動きがさらに発達する
~12か月;ハイハイやつかまり立ち、歩行ができるようになり、
舌、顎、唇の動きも複雑になり、手指の動作も複雑になる
・一歳以降の手指の動き発達
発達は体の中心(幹)から外(末端)へと移行していく。例えばペンや
スプーンを握る場合
1‐1.5歳;鷲づかみ(手のひらで握る)で腕の動きは肩が廻って
腕全体が動く大きな運動
2‐3歳;上から持つ(手と指)肘・上腕が動くようになる
3.5‐4歳;指3本で握れるようになり、手首の動きができる
4.5‐6歳;指3本で握り、更に指先の動きでコントロール出来るように
なり完成する。この様な段階をスキップして手づかみをさせずに
スプーンを持たせてしまったり、体全体の機能が出来ていないのに
お箸を持たせたりするのは無理。発達障害の為、乳児嚥下のまま
顎を閉じなかったり、舌の動きの発達ができない場合などOTは
それを促すような訓練をする。
・自食への対応
成功体験を増やし、少しづつできる事を増やしていく。その為にも
食品やツールに工夫を施す。
スプーンに乗りやすく落ちにくい食材や、お皿の工夫滑りにくいお皿や
逆に滑りやすいお皿で学ばせる、全方向にすくい易い角度のついたお皿
スープ等の水分の摂取が難しい場合はコップスプーンやレンゲのような
もので、水分がよく見えるものを使う
・感覚への配慮
食事は五感と深くかかわっているので、良い反応を引き出すように特に
配慮する。好きなものから始めてチャレンジは一回の訓練で一つだけに
絞る。日本のOTはセラピーの回数が少ないため親との連携がとても大事。
・箸操作について
日本人の場合お箸を使わせたがる親御さんが多いが、健常児でも
4歳前後ではX箸で持つという統計もあり、手指の発達と深いかかわりが
ある為早く使わせなくても良いと思う。一般の手先の発達は4歳頃は
十字のなぞり書きや正方形の模写、5歳頃は三角形の模写、6歳頃で
ダイヤモンド形が書けると言われるので、ペンの使い方の成熟と
箸操作と関係があるといえる。訓練としては、最初にトングを使ったり、
補助箸などを利用する。
Q&A
Q: 4歳男子、OTを受けている噛むことはできるが、どうしても左側だけで
かんでしまう。反対側に入れても左に寄せてしまう。口腔前庭と頬の内側に
よく食べ物が残っている
A: 片側だけでも食べられるのだかから、無理やり両方で噛ませる必要は
ないと思うが、方法としてはかっぱえびせん(油分が多く唾液と混ざって
すぐとける)のような物を口角の横から入れて舌が寄ってくるののを促し、
少しづつ噛ませる。口腔前庭に残ってしまうのは、頬の筋肉、舌の筋肉が
弱いのかも知れないので、頬を吸ったり膨らませたりして頬筋を強化、
歯ブラシなどで刺激(歯茎を傷つけないように注意)する、顔遊びもよい。
Q: 12歳男子、固いものが嫌いでレタスの茎の部分も残す。
A: 材質の同じものでどうなのかチェックしてみる。他の物を食べているなら
それにこだわる必要はないのではないか。肉やちくわのような練り物は
嚙み切りにくい
Q: 3歳女子、遊ぶときやスプーンやフォークは左手で持つが、手づかみの時は
右手でどちらが利き手なのか分からない。
A: 右手で持つようにうながしてみる。真ん中にツールを置いて反応を見て
利き手を判断する。右目左目で試してどちらが利き目か試す。
Q: 5歳女子、サクランボの種を手をつかわずに吐き出せない、うがいの水も
うまくはけない
A: 一番簡単なのは食べさせない事。種を舌で操作するのはとても難しい
動作なので、親がやってみてみせる。咀嚼運動ができていないとこの手の
訓練は難しい
Q: 何故日本にはOTやPTが少ないのか? PTとしてロボットの導入に
対しての見解をお聞きしたい
A: 日本のOTやOTが常勤で働ける場所が殆どない。特別支援学校でさえ
非常勤という実情。認知症の方のためにブザーが鳴って薬が定時に出てくる
装置のお蔭で、一人暮らしが続けられて半年施設に入るのが延びたという
例もあり、使い方によっては介護ロボットのような物もよいと思う。
(報告:アッシュモア広美、池内和世)
************************************************
7.●《成人部活動報告》●
第6回成人部交流会
日時:2016年10月10日 午前10時~午後12時
場所:立正佼成会
今回の交流会はトランジションをテーマにコロンバスデイの
月曜日に行いました。祭日だったのですが、都合のつかない方が
多く、少人数での交流会となりました。
アッシュモアからサーティフィケイトコース、ハーダーから
ディプロマコースで5年間高校に在籍したケース、真野から
ディプロマコースから大学進学の体験談をお話ししました。
その中でも、シトラスカレッジでは通常の大学のディスアビリティ
オフィースからのサービスに加えて、今年からリージョナル
センターからのサービスとして“カレッジコネクト”と言う
エージェントからのサービスが受けられるようになったと言う
新しい情報の提供がありました。“カレッジコネクト”では、
実際のレジストレーションや教授とのやり取りなど、個人的な
ヘルプを直接してもらえるそうです。
ディプローマコースで高校を卒業したお子さんをお持ちの参加者からの
お話では、高校からカレッジへのトランジション時にいろいろな
トラブルがあり大学で希望するクラスが取れなかったり、本人が
障がいのある事を認めたくない為、サービスを受けたがらない
と言った問題点をお聞きしました。
また、ディプローマコースの場合、IHSSやSSI、Medical、Access、
Department of Rehabilitationなどのサービスを申請していない方が
多く、高校卒業後にあわてて申請されている、もしくはこれから
申請する方が多かったです。
障がいの無い生徒が大学を普通に卒業してもなかなか就職出来ずに
いる昨今、子供が18才になるまでに親が子供の為に取れるサービスの
申請の準備だけでも済ませておく事の大切さが、ハイファンクションの
子供をお持ちの親御さんには浸透していないように感じました。
(報告:真野)
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8.●《オレンジ・サンディエゴ小部会報告》●
10月20日(木)10:00-2:30まで、池内宅にてオレンジ、サンディエゴ
小部会が開かれました。
参加者:山本瑠衣子さん、小澤りえさん、ラバナ沙織さん、國枝里世さん、
ウイッシングゆかりさん、ナグラー陽子さん、高野愛鈴さん(あおいちゃん、
けんごくん、まいかちゃん)、西方先生、白井ちかさん、池内和世、
臼井真由美さん(通訳)
10月のオレンジ、サンディエゴ小部会は、Disability Rights California
(DRC)のMr.Raymond Kwong (Multicultural Affairs Advocate,
California Protection and advocacy system)がサンディエゴから
来て下さり、DRCが障がい児者にどんな手助けをしてくれるのかを
プレゼンして下さいました。DRCは障がい児者に対して無料で
法律的な相談に乗ってくれます。法律的なアドバイスが出来るのは
所属している弁護士となります。もしDRCの管轄でない相談の場合は、
他の機関を紹介して下さいます。
DRCへのお問合せ方法は、パンフレットに載っている電話番号 Toll-Free
Statewide 1-800-776-5746(音声)に電話を掛けてメッセージを残して
下さい。メッセージは英語で自分と子供の名前、連絡先電話番号、
相談内容、そしてもし英語が不得意な方の場合は英語が得意でないので、
返事は日本語の通訳を付けて連絡下さいと伝えて下さい。
相談内容を文章に書いて送りたい場合は下のフォームに書いて送って下さい。
文章でも英語が得意でない方は返事は日本語で送って下さいと記載して下さい。
This is the link to DRCs online intake form:
https://docs.google.com/forms/ d/e/1FAIpQLSdyXXQr
Ofa_AtpPa- 3jviisj4Pdcl5bB1qpicZL0GEr4TXG ew/viewform?
Submit the form and someone should contact you within one business day.
事前に送った質問の回答です。
Q:ハイファンクションの自閉症やアスペルガーの子がSSIをdenyされた場合、
どうしたらいいのでしょうか。
A:アピールをして下さい。そのお子さんがリージョナルセンターの
クライアントなら、アピールのプロセス中に問題があればIPPミーティングを
開いてもらい相談に乗ってもらったら良いと思います。
Q:ハイファンクションの自閉症やアスペルガーはSSIを一度は拒否される
と聞きます。うちもSSIの再申請をしていますが、denyされる可能性が
高いと言われています。なので即座にAppealするつもりですが、
タイムリミットがありますね。DRCにAppealのお手伝いをお願いしたい
と思っています。 通訳も無料提供して頂けると聞いていますが、実際に
利用したい場合の事が詳しく知りたいのです。
A:アピールのお手伝いはできます。そして通訳も出来ます。上に書いた電話番号
に電話してもらうか、上に書いたフォームから文章で送って下さい。
Q:病院で通訳(電話通訳) を付けてくれる事は義務付けされていると
聞いたのですが、病院によってはうちは通訳(電話通訳)を手配出来ない
と言われました。こう言う場合、どのように病院に伝えればよいでしょうか?
A:病院は通訳を付けるのは義務付けられているのだが、病院の設備が整って
いないなど出来ない病院もあり、英語が話せる知人をつれて来て下さい
と言われるのも現実にあります。
Q:Extend Extend School Year、 障がい児の通常のサマースクールより長い
サマースクールがあると聞いた事があるのですが、リクエストしたら
もらえるのでしょうか。?どのようにリクエストしたらよいのでしょうか。
A:よくわからないので、DRCに戻って担当の方に聞いてみます。
Q:学校のポリシーでは、見学の時間が決まっているのですが、IDEAや
FAPEではいつでも見学してよいと聞いた事があります。学校のポリシーと
IDEAやFAPEはどちらが効力があるのでしょうか。
A:よくわからないので、DRCに戻って担当の方に聞いてみます。
Q:リージョナルセンターのサービスコーディネーターを別の人にして
もらいたいのですが、その場合はどのように伝えればよいでしょうか。
他の人に替わって悪くなったら困るので、もっと良い人に替えて下さい
とリクエスト出来るでしょうか
A:現在のサービスコーディネーターのSupervisorに理由を書かなくても
良いので、サービスコーディネーターを替えて欲しいとリクエスト出来る。
ただし、次の人が良い人になるか。誰が良い人なのかの判断は難しい。
(会員より、実際にSupervisorに今のサービスコーディネーターは返事も
遅く良くないので色々理由を述べて替えてもらいたいとリクエストしたら、
割と早く替えてくれた。新しいサービスコーディネーターになりIPPも
開いてくれる事になったそうです。)
リージョナルセンターのクライアントは、リージョナルセンターについての
相談は、CRA(Clients Rights Advocate)に相談出来ます。
RCOC(Regional Center of Orange County)の担当はJacqueline Millerさんです。
リバーサイドリージョナルセンターのOCRAの連絡先です。
Here is the link to the OCRA contact for Regional Center clients
in Riverside:http://www.disabilityrightsca. org/about/OCRAInland.htm
またリバーサイドリージョナルセンターに日本人の方が入られたら、JSPACCの
事を知らせて下さるそうです。
Raymondさんのお仕事は、色々な団体、グループにDRCの事を知らせる役目で
実際に回答出来る方ではないので次回は、皆さんが聞きたい事(リージョナル
センターやSSI,IHSS、デイケアやグループホーム)について専門家が
プレゼンに来てくれるとおっしゃって下さいました。
次回はどんな話しをしてもらいたいかをまた小部会で相談したいと思います。
上の内容でわからない事がありましたら、池内までご連絡下さい。
午前中で帰られる方が多かったのですが、残る事が出来た方はお弁当を
注文し、Raymondさん、通訳の臼井さんと一緒にお弁当を食べながら
色々な話しをしました。
(報告:池内)
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9.●《シブリング会主催ハロウィン親子仮装パーティーの報告》●
10月23日(日)に立正佼成会にて毎年恒例のシブリング会主催の
ハロウィンパーティーを開催しました。
午前のBuddyProgramのパンプキンカービングの後、Buddy Programや
Rising Starsの方々が参加してくださり、コンテスト参加家族
23ファミリー91名の会員と10名のBuddyProgram関係で
合計101名参加して頂きました。
今年は、100名参加という事で、ポトラックの配膳を会場の外に
設置しましたので、会場内は比較的静かでした。ミニゲームを食事が
終わったお子さんから始めてもらいました。大日方好子さんと
平尾典子さんと妹のけいこさんがボランティアとして参加され
食事の配膳をお手伝いして頂きました。
仮装コンテストの仮装は手作りやアイディアなど毎年驚かされますが、
パフォーマンスも各ご家族でよく考えて、楽しませてくれました。
今年は初参加のファミリーや小さいお子さんのファミリーが多く参加されて、
とても可愛くて、恥ずかしそうだったり、嬉しそうでした。
コンテストの後フリーズダンスをしました。会場の子供達やシブリング達や
BuddyProgramのBuddy達に前に出てもらいダンスをして大いに盛り上がり
ました。その後ピニャータをしました。
メディア関係では、日刊サンの金丸さんが来てくださり、シブリング会長の
尾崎宏乃君と親を代表してウイッシングがインタビューを受けました。
コスチュームコンテストの結果
1位 野口ファミリー★Disneyland Mickeys Soundsational Parade
2位 野嶋ファミリー★シンデレラ
3位 池内ファミリー★ピコ太郎
ユニーク賞 ファンファミリー★Smore
家族賞 磯崎ファミリー★Have a nice flight!
審査員賞 大森ファミリー★ギリシャ神話の女神様と天使
努力賞 朝比奈ファミリー★てんとう虫
かっこいいで賞 ガーヴィーファミリー★セーラームーン
かわいいで賞 岩沢ファミリー★ファインディングドリー
審査員長:水谷光男さん
審査員:西方先生,河瀬先生
審査員の河瀬さやか先生はご家族4人、西方先生は奥様の佳子さん,
娘さんの亜衣さんとご家族3人で参加されました。
閉会後、後片付けを参加者の皆さんやBuddyProgramの方々に手伝って頂きました。
毎年シブリング達が前ミーティングから当日のパーティーまで力を合わせて
チームワークで頑張ってくれています。
JSPACCのHPのほっと一息ブレイクタイムに写真も載りますのでご覧下さい。
今年参加されなかった方は、来年は是非ご参加ください。
(報告:ウイッシング)
*****
以下は、パーティー参加者からの感想です。ありがとうございました。
*****
先週末のハロウィンパーティーに、初めて家族で参加させていただきました。
皆様のコスチュームはどちらも素敵なもので、コンテストで見ていて
とても楽しかったです。我が家の自閉症の息子(4歳)は、本人が
コスチュームを着るのも、私達がカツラやサングラスを付けたとしても、
息子が嫌がるという結果に終わってしまいました。今年は家族でお揃いの
テーマのTシャツを着る程度に終わってしまいましたが、来年はもう少し
ハロウィンらしい派手な衣装を着れたらと願っております。
どの催し物も本当に楽しませていただき、大満足でした。特に提案できる点も
ないのですが、うちの子供達が小さい年齢ということもあり、お食事中など
飽きやすい時間帯のミニゲームがもう少しあっても良かったかと思います。
下の娘(2歳)はピニャータのキャンディーを拾ったり、お兄ちゃん、
お姉ちゃん達のダンスを見るのがとても楽しかったようです。
今回は参加させていただき、パーティー嫌いな息子にとっても良い練習
となりました。本当に有難うございました!
オレンジ・サンディエゴ小部会
ラバナ沙織
*****
日曜日はハロウィンパーティーに参加させて頂きありがとうごさいました。
準備や当日のパーティー運営等お疲れ様でした。エムレは自閉症で
現在月曜から土曜まで週6セラピーを受けているのでパーティーの
開催が日曜日という設定で助かりました。
当日はまず駐車場でコスチュームを嫌がり、どうにかなだめて会場に
到着したら今度は知らない人が沢山いてビックリで会場にしばらく
入れなかったり最初はどうなることかと思いましたが、何人か
知っているお友達がいて席に着いてくれてほっとしました。
初めに食事の時間があってその後からコンテストが始まったのはゆっくり
食事をしたり他の参加者と話せたりして良かったです。食事中のミニゲームは
うちの1歳と3歳の子でも楽しめる内容でした。仮装コンテストでは
うちはステージに立って終わりでしたが、パフォーマンスや手作り衣装、
手作り大道具など本格的な内容でビックリしました。
そしてすごく楽しかったです。
また初参加でしたが賞まで頂き光栄です。
ピニャータやダンスタイムなどうちの子供達はすごく喜んで参加していて、
普段は人混みに行くのも苦手なのに子供達が楽しんでいる姿を見れて
親としてもいい時間を過ごせました。レナはまだ1歳ですが自閉症の兄を
もつ妹としてシブリング会の活動を知れていい機会になりました。
永住予定なのでこれからまだ先にはなりますが将来シブリング会に
参加出来ればと思いました。11時15分ぐらいに着いたら駐車場が
いっぱいだったので、参加家族分駐車場があれば良かったかなと思いました。
今後共どうぞお願い致します。
岩沢奈央子
*****
先週末のハロウィンパーティー、大変お疲れ様でした。
あのように大勢の参加者さんがおられる会を滞りなく進めるためには、
事前の準備から当日の進行など、シブリング会はじめお手伝い
下さった皆さまの想像以上のご苦労、ご努力があったからこそ
と思います。本当にありがとうございました。
お陰でパーティー慣れしていない私たち家族も楽しいひと時を
過ごすことができ、良い思い出になりました。
遅ればせながら会の感想ですが、一つだけコンテストの順番のことで
ご提案させていただこうと思っていました。みなさんのようにもともと
コスチュームを着てこなかった私たちが悪かったのですが、初参加の方や、
自閉症児をお持ちのご家族、またはうちのように小さいお子様連れの
ご家族ですと、やはり長い時間衣装を着ていられず、どうしても直前の
準備に時間がかかってしまう可能性が高いのではと思います。もし事前に
出番の順番がわかっているようなら、ゆかりさんが仰るように、例えば
はじめの5番くらいのご家族には受付時にその旨を伝えて差し上げると
より良いのかなと思いました。あとは初参加のご家族はコンテストが
どんなものか分からないと思いますので、フライヤーにMCさんが少し
インタビューしますよ、とメモ書きを入れられたら、心の準備もできて
よりいいかも知れないなと思いました。(当日初参加の皆さんも上手に
お答えになっておられましたが(^_^)
最後に、うちの下の子はまだ小さいですが、小学生になったらぜひとも
シブリング会にお世話になりたいなと思っております。引き続き、どうぞ
よろしくお願いいたします!
町田美保
*****
毎年熱が入ってくる皆さんのコスチュームパーティー毎回楽しませて
頂いております。娘のチェリッシュが年々好みがはっきりして来て、
セーラームーンの衣装が前日に届いたと言うエピソードもありました。
プランBの融通が効かないという。。主人と息子の男性軍は簡単で
これが間に合わなかったら大変な事になっていました。。ギリギリに
なってしまう癖を直さないと。。そして当日用意していたカツラが崩壊し、
私も娘もギリギリ汗だくでトイレでお直しした甲斐がありました(笑)
次回は被るだけの物をケチらずに買おうと決心した瞬間でしたね。。(苦笑)
今回はカッコイイで賞を頂きありがとうございました。
ガーヴィー恵
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10.●《JSPACC JAPAN活動報告》●
※10月30日(日)第2回JSPACC JAPANハロウィンパーティーを
川崎の吉山自宅にて執り行いました。アメリカで育った子供達にとって
お楽しみ行事だったハロウィーンは、日本に帰国して最もミスする
イベントの1つではないでしょうか? 顔見知りの帰国組の
ファミリーと一緒に日本でハロウィーンを楽しむことができるのは、
とてもラッキーな事と思います。 ポトラックランチの後、 去年と
同じく皆で仮装して川崎の街に繰り出しました。川崎は趣向を凝らした
仮装の人々であふれ、人間だけでなく、犬やヤギまで出て来て
仮装した姿には驚くばかりでした。今回は、専門家会員として
JSPACC JAPANをサポートして下さっている新井さんと長谷川さんの
感想をお聞きしました。
新井栄子さん
10月の交流会は、ハロウィンポットラックパーティーということで、
とても楽しみにしていました。当日は、美味しそうなご馳走がテーブル
いっぱいに並び、丸ごとチキンにハロウィン限定ワインまで、盛り上がる
情報交換と共に堪能しました。
楽しい話は尽きませんでしたが、そろそろ待ちくたびれていた子ども達は
待望のトリートをゲットし、仮装して川崎の街へと繰り出しました。
アメリカでも、仮装したことのなかった私には初めての体験でしたが、
皆さんと一緒に異次元の街と化した川崎の街を練り歩くのは、とても楽しい
ひと時でした。何より、子ども達が仮装やハロウィン散策を楽しむ姿を
見られてとても嬉しく思いました。それにしても、街を歩く人々の仮装には
圧倒される程…。来年はどんな仮装にしようかな、なんてことが少し
頭をよぎった楽しい交流会でした。
*****
長谷川みのぶさん
10月30日、昨年に引き続き今年も川崎駅前のハロウィーンイベントに
JSPACCジャパンのメンバーで繰り出しました。ここは渋谷ほどの
お祭り騒ぎではありませんが、それでもかなり凝った衣装の若者たちが
集まってかなり賑やかなイベントです。
当日はまずポットラックのご馳走をいただきながら、真面目に今後の
活動についてのミーティング。帰国してすでに10年になる私は、久しぶり
に見た巨大ティラミスに目が釘付け。「こんなのを普通に食べて
いたのだから大きくなるわけだ」と一人で納得。
何時ものように話が終わることなく、そろそろ出かけましょうか
となった頃には、待ちくたびれて衣装を脱いでしまった子もいましたが、
全員衣装を着けて夕暮れの川崎の街へ。すでに様々に工夫を凝らした
出で立ちの人で賑わう中をそぞろ歩き。あまりにリアルな衣装に怖がったり、
アニメのキャラクターを見つけては一緒に写真に納まったりと楽しみながら
一回り。最後には、ヤギ(本物のヤギ!)のウォーリーに出会い大人も子供も
大はしゃぎでした。
このイベントはJSPACCジャパンの恒例行事になりそうですね。
私も来年はもう少し衣装に凝ってみようかな、と思います。
楽しいひと時を共有出来て幸せです。
※11月JSPACC JAPAN活動予定 施設見学会第2弾
日時:11月10日(木)
場所:社会福祉法人あじさい学園
http://www.kyoseisha.or.jp/index.htm
(報告:吉山るり子)
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11.●《Buddy Program 参加者募集のおしらせ》●
Buddy Programとは、Rising Stars Youth Leadership Program
(日系社会における将来のリーダーの育成を目的として
2003年度より毎年秋ー春に行われている高校生研修プログラム)を
通して得たリーダーシップスキルを使ってコミュニティーに
貢献したいという願いのもと、親の会のサポートをされている
南カリフォルニア大学Barbara Wheeler準教授の提案により、
2008年1月から始まったプログラムです。
イベントではJSPACCの子供達がRising Stars Youth Leadership
ProgramのAlumniのメンバーと一緒にペアを組み、様々な活動に
取り組むというものです。Alumniは高校生以上です。
親や兄弟、姉妹とは違う時間の過ごし方になり、子供さんが
社会性を学ぶいいチャンスになり、回を重ね、Buddyと会うことを
楽しみにしてくれる子供さんも増えています。ぜひ参加ください。
このBuddy Programは事前申し込み登録が必要になります。
親御さんも必ず一緒にご参加下さい。
小学校3.4年生のお子さんから参加できます。
御質問がある方は役員または下記まで、ご連絡ください。
お申し込みは下記まで
磯崎葉子 kyisozaki@gmail.com
尾崎よしみ umako@hotmail.com
ロジャース早苗 sanaerogers@hotmail.com
池内和世 kazuyikeuc394you@yahoo.co.jp
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12.●《“専門家に聞きました”からのお知らせ》●
児童精神科医師でいらっしゃる根來秀樹先生のご厚意により、
2007年より始まりました“根來先生の相談室”に、更なる専門家
会員の先生に加わって頂き、2010年より“専門家に聞きました”
というコーナーが新設されました。
このコーナーでは、現在4名の専門家会員の先生方に、質問の
回答をしていただいております。過去の質問・回答、そして注意
事項等がJSPACCのホームページにまとめられていますので、是非
ご覧ください。
全ての質問は、コーナー担当役員を通して匿名にて各専門家の
先生方に送られます。またその回答は、JSPACCのホームページ
及びニュースレターにて掲載させていただきます。
下記に先生方のプロフィールをご紹介させて頂きます。
* 根來秀樹(ねごろ ひでき)先生
奈良教育大学教育学部障害児医学分野准教授
児童精神科医 医学博士
* 渡部匡隆(わたなべ まさたか)先生
横浜国立大学 教育人間科学部 特別支援教育講座 教授
* 有馬肇子(ありま はつこ)先生
ソーシャルワーカー、サイコセラピスト
* 中溝(武笠)朋子(なかみぞ むかさ ともこ)先生
言語療法士(Speech Language Pathologist)
専門家の先生方へのご質問、そしてこのコーナーに関するお問い
合わせ等、ございましたら、どうぞお知らせください。是非、
このコーナーをご活用いただければと思います。皆さんからの
ご質問をお待ちしております。今後とも、どうぞよろしくお願い
いたします。
コーナー担当役員:磯崎葉子 kyisozaki@gmail.com
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13.●《シブリング会便り》●
先月行われました、シブリング会恒例のビッグイベントである
ハロウィーン パーティー、皆様楽しんで頂けたでしょうか?
今年度もシブリング会員の数が例年より少なく少し心配しましたが、
各自それぞれの分担をしっかり務めて頂きトラブル無くスムーズに
運営出来き、シブリング会員一同喜んでおります。
会員の皆様には、会のシブリング達へのサポートのため、
これからもシブリング会主催のイベントを盛り上げて頂きますよう、
よろしくお願い致します。
シブリング会ではシブリング同士の交流の為、毎年クリスマス会を
開いています。例年シブリング達が企画しボーリングやトランポリン、
カラオケ等してその後食事、クリスマスプレゼント交換をしています。
下記に、ハロウィンパーティーを企画運営をしたシブリング会の感想
をご紹介します。
*尾崎宏乃進 (シブリング会会長)*
今年のハロウィンパーティーは昨年のようにスムーズではありません
でしたが、参加者の皆様に満足してもらえたみたいで良かった
と思っています。食べ物は美味しかったし、参加者のコスチューム姿も
たくさん見れて私もかなり満足しています。しかし、心残りがある
とすれば今回のパーティーがあまり準備のできていないものだった
ということです。私にも色々不足があると感じましたので、これを
教訓に来年も参加できたならもっとスムーズで、尚且つ、準備万端で
挑みたいと思っています。
*松下アーサー(シブリング会副会長)*
I would like to say thank you for coming to the 2016 Halloween Party.
I hope you had an amazing time with the mini games and the freeze dance.
The costume party must had been spectacular for you. We are thinking of
new ways of adding more fun for next years Halloween party for all
kids and adults. I would also like to thank the people who brought in
food for the potluck. It was delicious.
Thank you,
Arthur Matsushita
*尾崎理子(シブリング会副会長)*
2016年シブリング会主催ハロウィンパーティーにご出席してくださった
皆様、誠にありがとうございました。皆様のおかげで今年も無事成功に
終わることができました。毎年こういった障がい児とその家族の為の
行事を主催させて頂けるのは大変光栄なことで、シブリング一同心を
込めて役に就かせて頂いております。今年初めてご参加頂いた方同様、
毎年来て頂いている方も一人一人楽しく過ごして頂けたのならこちら
としても幸いです。また来年もどうぞよろしくお願い致します。
*藤田恵麻(シブリング会書記)*
今年で私にとって五回目となるシブリングハロウィンパーティーでした。
今回は参加人数が多い中、皆さんのご協力のおかげでスムーズに
いったと思います。特に新しい参加者が沢山来てくださったのが
嬉しかったです。ただ新しい参加者の方は、会の進み方が分からない
と思うので、次回のパーティーの際には事前に具体的な説明があったら
もっとスムーズにいったと思いました。去年から参加してくれている
シブリング達が、ゲームで遊んでいるキッズ達の面倒をしっかり見ていて
頼もしいと思いました。今回ゲームを遊ぶ時間が少なかったので、
次回はもう少し遊ぶ時間を長くしたらと思いました。今回全体的に
パーティー時間が短かったせいか小さいお子さん達も飽きずに楽しんでいた
様子でしたので、ホッとしました。
今年も楽しいパーティーを有難うございました、来年のハロウィンパーティー
今から楽しみにしてます。
(報告:ウイッシング)
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14.●《シブリング会会員募集のお知らせ》●
JSPACCシブリング会では、会員を大々的に募集しております。
ハンデイのある兄弟姉妹を持つシブリングたちのサポート、親睦、
リーダーシップ育成を目的として結成しました。色々な活動を
通して友情も芽生えています。
シブリングたちがJSPACCからの将来のライジングスターとして
健やかに活躍できるように、彼らの心身のサポートを心より願って
おります。
質問、参加されたい方は、下記のメンバーに連絡をお願いします。
オレンジ地区: ウイッシングゆかり yukariimura@yahoo.co.jp
池内和世 kazuyikeuc394you@yahoo.co.jp
松下ゆき代 yukiyo92660@yahoo.co.jp
サウスベイ・ウエスト地区: 藤田まゆみ corneliusmm@hotmail.com
北部東部地区: 尾崎よしみ umako@hotmail.com
************************************************
15.●《ニュースレター部より掲載記事募集のお知らせ》●
ニュースレター部では“お得な耳より情報”を募集しています。
日本の常識では考えられない、思いもよらなかった「お得情報」
に遭遇した事はありませんか?どんなことでも構いません。
こちら米国に長く住んでいる方にとっては、今は当たり前になって
しまっていることでも、来たばかりの方にとっては有益な情報となります。
どんどんお寄せください。
また 、ニュースレター部では“我が家からのニュース”も同時に募集
しております。皆様のご家族に起きたホットでハッピーなニュースを
是非、会員の皆様とシェアしてください!
こちらもニュースレター部までご連絡ください。
朝比奈涼子ccsophie_glad@yahoo.co.jp
山本敦子 atsuko@theovermind.com
渡邉由美 ryukouyu@yahoo.co.jp
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16.●《新入会員の方のご紹介》●
今月の新入会員の方はいらっしゃいません。
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17.●《今後の予定》●
11月17日(木)てんかんの会第3回交流会
11月19日 (土)月例会
12月4日(日)ホリデーパーティー
12月11日(日) シブリング会会員クリスマス会
1月の月例会はお休みです。
2月18日(土)月例会
3月18日(土)月例会
4月15日(土)月例会
5月20日(土)月例会
6月17日(土)月例会
*日時、内容が変更する場合もございますので、
JSPACC ML等でご確認下さい。
また、イベントによっては定員に満たしている場合も
ありますので各イベントの担当者にご確認下さい。
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編集 yamamoto, atsuko