ニュースレター

2018年12月 ニュースレター Buddy Programクリスマスショッピングの報告

「NEWS LETTER」
■ 手をつなぐ親の会ニュースレター ■
———————————————————
VOL.25 NO.245 , December 2018
JSPACC C/O LTSC 231 E.3rd ST G-106. Los Angeles, CA 90013
Phone:(213)473-1602(LTSC) FAX(213)473-1601(LTSC)
Web Site: http://www.jspacc.org
e-mail: info@ jspacc.org
———————————————————
《目次》
1. 1月例会はお休みです
2. 立正佼成会新年会でのWizstars とZumba チームの
 パフォーマンスのお知らせ
3. 11月例会の報告
4. JANMイベント November Free Family Day: Superheroes! 
 への絆太鼓とWizstarsの出演報告
5. Buddy Programクリスマスショッピングの報告
6. APID GALA参加報告
7. Independent Facilitatorトレーニングの報告
8. JSPACC JAPAN活動報告
9. シブリング会会員募集のお知らせ
10. Buddy Program 参加者募集のお知らせ
11. 新入会員の方のご紹介
12. 今後の予定

************************************************
●《ファンドレイズについてのお知らせ》●

会員の皆様、
ただいま会では、皆さんが手軽に出来るファンドレイズがいくつか
実施されている事はご存知ですか??

マルカイ·東京セントラル
※7月・8月・9月レシート合計金額より2%のファンド分合計$263.63、
LTSCに5%を引かれ、$250.45が会の収益になります。ご協力を
ありがとうございました!
https://www.jspacc.org/private/wp-content/uploads/2018/11/ba73a75a9d0935074ace0101a87b6c1f.docx

アムネット
※現時点で$140の会への収益が確認できました。
ご協力をありがとうございました!
https://www.jspacc.org/private/wp-content/uploads/2018/01/653615eae1577ba5a89bd2b081ef36ec.docx

※eScripファンドレイズは終了しました。

それぞれの説明は上記リンクをクリックしてください。
手軽に簡単に、そしてすぐに参加できるファンドレイズ、
ご協力をお願い致します!

************************************************
1.●《1月例会はお休みです》●
************************************************
2.●《立正佼成会新年会でのWizstars とZumba チームの
                パフォーマンスのお知らせ》●

来年2019年1月13日(日曜日)
いつも会場をお借りしてお世話になっている
立正佼成会の新年会が同会場にて催されます。

その新年会において手をつなぐ親の会、
JSPACCの子供達のダンスパフォーマンスも
同時に披露させていただけることとなりました。

毎年恒例の立正佼成会の新年会において
親の会の子供達の発表もまた恒例になりつつあります。

毎年皆さんに子供たちの可愛い、元気な発表をとても喜んで
頂いておりますので、今年も子供達一同楽しんで、例年通り
会場を盛り上げることでしょう!

参加してくださる皆様本当にありがとうございます。

MK部 風間

************************************************
3.●《11月例会の報告》●

日時:11月17日(土) 9:30am – 11:30am
場所:立正佼成会
Rissho Kosei-Kai Buddhist Center of Los Angeles
2707 East First Street Los Angeles, CA 90033

スピーカー:Maria Iriarte and Marlene Ramirez.
 DRC (Disability Rights California) Legal Advocacy Unit and
 the Clients’ Rights Advocate/Attorney with
 OCRA (Office of Clients’ Rights Advocacy)

トピック:Medicare & Social Security Allowance for senior parents
 of children with disabilities.(CA州公的医療シニア保険&障がい児を
持つシニアの夫婦が得られるソーシャルセキュリティの
ベネフィットについて)

参加者: 杉本美代子、フォング晶子、 鈴木徹、鈴木南、
鈴木みゆき、馬上真理子、池内和世、ウィッシングゆかり、
真野光、ハーダー容子、尾崎よしみ、馬上ナオ、山田香苗、
平山裕子、ケニーかおり、阿久津美紀、大曽根良枝、
ガーヴィー恵、野口麻美、中村悦子、田中千絵子、
トミタ京子、美智子ウィルキンス、大槻佳奈子(24名)

以下の内容を中心に説明していただきました。
Medicare 
65歳以上の人の健康保険である。65歳以下の障がいを持っていて
障がい年金を2年以上もらっている人、腎不全、又は
筋萎縮性側索硬化症(ルー・ゲーリック病)の人も取り得る。
A(病院)
B(医者)
C(Medicare アドバンテージ)
D(薬)
AとBの最初に申し込むことのできる期間は65歳になる誕生月前
の3か月と誕生月後の3か月の7か月間である。この時期にBを
申し込まなかった場合は遅延入会のペナルティーがBを持って
いる限り続く。
オリジナルMedicare,又はMedicare アドバンテージを選ぶこと
が出来る。

Retirement
40クレジットのある人(10年以上働いた人)に資格が出来る。
早期退職は62歳以上でベネフィットの資格が出来る。
満額支給となる年齢は66歳以上で、生まれた年により異なる。
家族へのベネフィット

<未婚の子ども>
18歳未満
19歳未満の高校生(全日制)
22歳までに障がいになった子(年齢制限なし)、18歳以上は
DAC(Disabled Adult Child)
*DACの場合SSDI(Social Security Disability Insurance)の資格が
出来てもMedicare取得は2年後となる。

<配偶者>
62歳以上
16歳未満、又は障がいがありソーシャルセキュリティ
ベネフィットを持つ子どもを扶養している配偶者にも資格が
出来る。
そのベネフィットは子どもが16歳になると打ち切られる。

SSI
SSIの資格が出来ると同時にMedi-Calの資格も出来る。
障がいを持つ子どもへのSSI (supplemental Security income) への
資格や金額を決定する際にDeemingという過程があり、決定の
要因として両親の収入等がある。Deemingは子どもが18歳に
なるとなくなる。
SSIの資格として資産が2千ドルを超えない等の制限がある。
住んでいる家や1台の車はここでの資産として扱われない。
資格や金額は住む場所によっても左右される。
・自分の家かアパート、またはモービルホーム
・他の人の家
・グループホーム等の施設
・病院やナーシングホーム等の施設

質問事項
Q: SSIはもし仕事をするようになってからも、受給を続ける
ことは可能か?
A: 仕事をして収入があっても、SSIはニードベースの社会保障
なのでもらうことは出来るが、
収入の限度があり、限度内での収入ならば受給は可能である。
また、受給者の経済的自立を促進する就業支援プログラムもあり、
SSIの受給者が、働きながらSSIの給付および
メディケアも受けられるよう、様々な特別規定が設けられている。

Q: マイナーな障碍者が親と同居している場合でも、SSIを
受給できるか?
A: 18歳前からでも、もらうことは出来る。
受給額は、親でなく親戚(祖父母など)と住んでいる場合とか、
親のインカムなど、様々な条件で満額から減らされる。
計算が複雑なため、受給額のミスが多い。遡っての受給額に
間違いがあり、オーバーペイメントだった時にも減らされる。

Q: payment rates について、住んでいるのは自宅だが、
親がその家に一緒に住んでいない場合はどうなるのか?
A: 自宅に住んでいるかは重要ではない。親と住んでいるか
がポイントになる。

Q: 本人は自宅に住んでおり、同じ敷地内の別の住居に
親が住んでいる場合はどうか?
A: 例え親が自宅のフロントの住居に住んでいても
別宅扱いになる。

Q: SSIをもらっている場合、SSDIは自動的にもらえるのか?
また、DACを2年間もらっているがその後、手紙でのノーティスが
一度も来ない。
後から入ることによってペナルティーを負うことはあるのか?
A: SSDIの受給資格に資力検査はないが、申請が必要。また、
SSIは自動的にメディカルがリンクされてくるが
SSDIの場合は24カ月待たなければMedicareはもらえない。
(ただし筋萎縮性側索硬化症のSSDI受給者に関しては、
24ヶ月の待機期間はない。)
ペナルティについては、手紙が来ていないなど理由を説明して
アピールすれば回避できるかもしれない。

Q: グリーンカードと米国市民とでは、得られる権利に違いは
あるか?
A: 違いはグリーンカード保持者には、申請に5年間の待機期間
があるだけ。5年過ぎたら市民と同じになる。
**ただし、グリーンカード申請中の親が、子供の申請を
却下された旨の相談を受けた事があるが、
ナショナルイミグレーションに掛け合って、貰えるように
なった例もある。
何らかの手はあるのでとにかく私達に相談してほしい。

Q: Medigapでは誰がカバーを出してくれるのか?
A: オリジナルMedicareだけでは、十分な医療保険のカバーが
得られないので、Medicare加入者は、Medigapで穴を埋めるか、
あるいはMedicare Advantageを購入してカバーを広げる。
Medigapはプライベートの保険会社が払っている。
Original MedicareやMedigapにはネットワークという概念がなく、
コンピューターで情報がシェアされていない。アメリカのどこでも、
Medicareを扱う医師、医療機関、スペシャリストであれば誰にでも
サービスを受けることができる。これら詳しくはwebサイトで
検索出来る。

Q: もしMedicalの良いプランを持っている場合は、
Medicareに入らなくても良いか?
A: 入会できる時に入会しないと、大きなペナルティがかかる。
そのペナルティは生涯続く。入るか入らないかは自分で決める事。
自己責任になる。

Q: 障碍者の子供も保険料を払わないといけないのか?
A: 条件は一般人と同じで払う必要があるが、
この場合SSIが支払ってくれている。

ほとんどの人が障がい者達の権利を知らないで、受けられる
サービスを受け取っていない。
サービスについては色々複雑な手続きが多いし、ケースバイケース
なので必要な情報は自分から手に入れなくてはいけない。
時にはスーパーバイザーでさえ間違った情報を与えることもある
ほどなので、何か困っている事があれば
とにかく私達にコンタクトを取ることをお勧めする。
Maria (619)814-8505,  Marlene (OCRA) (626) 576-4437

Maria Fernanda Iriarte
Associate Managing Attorney
Disability Rights California
Legal Advocacy Unit
1111 6th Avenue, Suite 200, San Diego, CA 92101
Tel: (619) 814-8505 | Fax: (619) 239-7906  TTY: (800) 719-5798
Email: maria.iriarte@disabilityrightsca.org
Intake Line: 800-776-5746
報告:尾崎、富田
************************************************
4.●《JANMイベント November Free Family Day : Superheroes!
             への絆太鼓とWizstarsの出演報告》

11月10日JANM主催 “November Free Family Day : Superheroes!”
のイベントに絆太鼓が出演致しました。

3時からJANMのArataniホールで出演のため絆太鼓指導者の
井上由紀先生と補佐の井上律子先生と出演メンバーは2時に
JANMの玄関前に集合しました。

JANMの方で控え室として用意して下さった部屋で由紀先生と
律子先生が前日に太鼓を搬入して下さったので、全員で太鼓
を叩いてのリハーサルが行えました。

いつもと違う場所での気合の入った雰囲気にメンバーの子供たちは
大いに気持ちが高まり、そのまま本番に臨むことが出来ました。
ホールは満席で、すごい熱気が伝わる中で今回初めて絆太鼓に
加わった4人の子供達も立派に素晴らしい演技をやり遂げ、声援を
送りながら心から感動しました。子供達の持っているパワーに
改めて気付かされました。

12月のホリデーパーティーのための太鼓の練習の中でこのイベントに
出演する為に練習時間も少ない状況でしたが子供達の持ってる
可能性を信じて指導して下さった先生方、練習にご協力頂いた
オレンジの方々に感謝致します。

絆太鼓ーFly High&花火音頭
メンバー9名、6家族
1.Nao Ikeuchi
2.Rikk Hayakawa
3.Christina Wissing
4.Joel Wissing
5.Lucas Nagler
6.Marcus Nagler
7.Manato Ashton Kosuge
8.Misaki Sakudo
9.Kazu Ikeuchi


今回初めて絆太鼓に出演されたご家族の感想です。

本日は貴重な経験をさせていただきありがとうございました。
毎週頑張って練習している成果をJSPACC以外の方にも見て
いただけてとてもいい経験になりました。
まなとはたくさんの人の前でのパフォーマンスに少し緊張して
いた様ですが、たくさんの方に拍手をもらって嬉しかったようです。
練習で習ったことを一生懸命に披露していた子供達の姿に、
私もなんだかとても感動しました。
JSPACCの活動を知ってもらえるいい機会にもなったと思います。
ホリデーパーティでのパフォーマンスがさらに楽しみになりました。
また次に向けて練習を頑張ってくれそうです。
ありがとうございました。
小菅宏子

日系アメリカン博物館に来たのも初めて、子供達にとっても
リトルトーキョーは初めて、そして長女は絆太鼓のメンバーとして
初めて太鼓を披露しました。

9月から毎週練習に参加し、毎回の練習がいかに大切であるか
ということと、和太鼓は牛の皮からできたすなわち生き物の命から
られているものであり、それを使って音を奏でることは命の音だと
いうことなどたくさんのことを教わりました。

 なかでも感心したのは、先生の指導力です。異なる年齢層や経験
年数の生徒たちがいる中、ときには上手くできなかったり気が
散ってしまう生徒がいても、決して怒らず、声を荒立てず、
忍耐強く生徒が自主的流れに戻るまで先生が一歩も引かなかった
場面を何度か目にしました。
それは先生の厳しさの中に生徒がやればできると信じていること、
このメンバーで太鼓をやる抜くと決めた断固たる決意と太鼓への
情熱があったからこそだと思います。

アメリカで育った日本人・日系人の子供達にとって、ロサンゼルス
の日系アメリカン博物館の中で、日本の伝統である和太鼓を披露
することはとても意義のあることだと思います。そして今日、
その歴史の重みをものともせず、太鼓をみんなで奏でることを素直
に楽しんでいる娘をみて、太鼓を通して新しい出会いがあり、学び
があり、発見があり、成長があり、貴重な経験を積めたことを誇り
に思いました。
作道麻衣子

絆太鼓報告:ウィッシングゆかり

11月10日、JANM主催 “November Free Family Day : Superheroes! “
イベントに、WizStarsヒップホップダンスプログラムの子供達が
出演させて頂きました。

7月の年次総会でのパフォーマンスぶりとあって、子供達もやる気
満々、元気に会場入りしました。
出番までは控え室でGaby先生とストレッチを念入りにし、集合写真
を撮ったりとゆったりと過ごす事が出来ました。
絆太鼓の元気な演奏も舞台横で応援する事が出来、その後はいよいよ
WizStarsの出番です。小さい子供達の可愛さ溢れるダンスに、大きい
子供達のパワー全快のキレの良いダンス、そして何よりも子ども達
が思い思いのダンスを楽しむ姿に、会場からは大拍手を頂きました!

今回1000人以上の来客数という大規模なイベントでの舞台にて、
JSPACCの子供達がこのようにパフォーマンスをさせて頂けたのも、
JSPACCの母体であるリトル東京サービスセンターで、会が大変
お世話になっている方の娘さんが今回のイベントのエンタメ部門の
担当であった事から、日頃からJSPACCをご存知でJSPACCに依頼
のお話を頂いたという事でした。
これもリトル東京サービスセンターの皆様が、日頃より私たち会の
活動に対して温かく見守ってくださっているお陰と感謝すると共に、
このような舞台に立たせて頂けた事、先生方や親御さん、関わった
全ての皆様へ感謝の気持ちでいっぱいです。

WizStarsーHair Up、Let’s Go、Better When I’m Dancin
メンバー22名

Twinkles
1.Emre Darama
2.Lena Darama
3.Mizuho Machida
4.Soh Hart
5.Sophie Nagayama

Battle Stars
1.Elena Ashmore
2.Saima Sugimoto
3.Soi Sugimoto
4.Raymond Isozaki
5.Sean Isozaki
6.Enishi Akutsu
7.Russel Moje

Stars Shine Crew
1.Erika Magami
2.Hikaru Fong
3.Felix Harder
4.Vincent Garvey
5.Cherish Garvey
6.Lindsay Wang
7.Jack Noguchi
8.Lily Noguchi
9.Audrey Wang
10.Kyle Tien

参加者からの感想もご紹介します。

思えば息子がWizstarsのヒップホッププログラムに参加させて
いただいて、早いもので2年近くになります。その間に何度も
舞台に立つ機会を頂いてきたおかげで、今回のJANMのイベント
でも、無事に仲間のみんなと一緒にステージに立ち、息子なりに
楽しくパフォーマンスすることができたと思います。みんなと
揃いの衣装をすんなり着る、待ち時間を含め、メンバーの
みんなと共に指示に従って動く、そう言った一見当たり前のことが
当たり前のようにできるようになったということが、自閉症の
息子にとっては大きな成長であり、「良く頑張っているね」と
心から褒めてあげたいです。ヒップホップを通してダンスをする
楽しさだけでなく、そう言った社会性や協調性を学ぶ機会をも
いただけていることに、改めて感謝です。今回も息子や他の
Wizstarsの子供達が元気いっぱい頑張ってダンスする姿に、
見ている私も沢山の元気をいただきました!
ありがとうございました。
町田美保

今回も、JANMのイベントに親子で楽しく参加させていただきました。
その日の状況によって、息子は練習通りに踊れたり、踊れなかったり
、、、と、ハラハラしながらの参加ですが、本人は褒めていただく
喜びを感じつつ、楽しんで参加させていただいております。
思えば、ダンスを含め、イベントに参加するということも、私たち
親子にとってとても貴重な経験となっております。というのも、
特に息子が小さい頃は激しい問題行動のため、なかなか
コミュニティーに出て行く勇気も機会も無く、セラピー以外での
イベントごとへの参加は限られていたとおもいます。それが、今回
はダウンダウンまで二人で出かけ、ダンスをして帰ってくる。
つかの間の貴重な親子二人のドライブも楽しめました。
ありがとうございました!
阿久津 美紀

11/10 JANMのイベントに参加させて頂き、我が家の子供2人Emreと
Lenaがhiphopダンスを披露させて頂きました。
hiphop を始めて自閉症の長男は2年、妹は1年になりますが、
始めたばかりの頃はステージに立つのもままならない状態だったのが、
今回は最初から最後までステージの上で練習通り踊りきることが
出来ました。2人の成長を自分の目で確認する事が出来て、
とても嬉しく思いました。
出番が終わった後、スーパーヒーローのマントや、お面を作って
それも本人達はとても楽しかったようです。
ありがとうございました。
岩沢奈央子

11月10日にダンスのショーにさんかしました。みんなと、ダンスを
しました。ぶたいがあってその上で踊るのはドキドキしたけど、
楽しかったです。ほかのチームが、知っている曲を踊っていたので、
一緒に踊りました。クラフトもやって、弟のために、メッセージマント
をつくりました。お面も作りました。いっぱいダンスして足がいたく
なりました。でも、たのしかったです。
太田もあ

I had so much fun doing a dance performance, to make super hero 
cape  and super hero masks for arts and crafts with my best friend 
Sophie. Also, I had so much fun going to the museum exhibit with 
3D binoculars called Kaiju vs. Hero and to see Mark Nagata’s toy in
 his work room.
Lindsay Wang  

WizStars報告:野口まみ

************************************************
5.●《 Buddy Programクリスマスショッピングの報告》●

12月2日(日)MontebelloのThe shops at Montebello
ショッピングモールにて、毎年恒例のBuddy Program Christmas
 Shoppingを行いました。今年は 10名の子供達に13人バディーが
来て下さり、ショッピングを楽しみました。

参加者:杉本そうい、杉本さいま、フォング光、馬上えりか
ハーダーフィリック、ウイッシングクリスティーナ、池内直、
ティエンカイル、ガービィーチェリッシュ、
ガービィービンセント

ぞれぞれのグループに分かれて、各自用意したリストをもとに、
家族の分や自分のためのショッピングをし、購入したプレゼントを
ラッピング、そのあとフードコートにてバディとランチを食べ、
一緒に過ごしました。
今年はホリデーパーティーが第二週目の日曜日なので、クリスマス
ショッピングを第一週目の日曜日に変更しました。その分お客さんが
少なくゆっくりショッピングをする事が出来ました。

Rising Starsの敦子さんがホリデーの雰囲気を楽しむため子供達に
サンタ帽を用意して下さったので、子供達もバディも全員かぶり
大きなツリーの前での記念写真を撮りました。

時間がある子供達はRising Starsのほうで用意して下さったクラフト
を作りました。最後にバディと一緒にポラロイド写真を撮り、それ
を入れたカードをBuddyからプレゼントされ、子供達はフォング光
さん作成のThank Youカードを渡しイベントを楽しみました。

Today was a fun Christmas shopping event because I got to go 
shopping with Eric, Erika, and Adalina.  We got to help Erika find 
gift at the store.  After shopping, Eric & I made Christmas ornaments
 to put in my room.  I wish to come next year to go Christmas
 shopping again.  Today I felt very happy to see everybody.
Felix Harder

チェリッシュは何年ぶりか2回目なのですが、ヴィンセントは初めて
でしたのでそちらにばかり気が行ってしまっていた所、チェリッシュ
がまさかのテンパーを起こして、集合写真に間に合わなくて大変
ご迷惑をお掛け致しました。
ビンセントに関して、他のお子さんとペアになっていなかったので、
自分の買い物時間だけで助かりました。初めてと言う事も有り、
皆さんが気を利かせて下さったのですね。バディのニコラスと
ヒロ君良くやって下さいました。有難うございます。

自分の反省点はたくさんありました。ショッピングリストは
1品ー2品迄ですね。でもお店を一つにしたので何とか終わって
良かったです。
後商品はかなり具体的に。失敗することの無いGenericな物なら、
どんな大きさでも色でも使えるので問題なし。
イメージが湧くように写真を持たせる。
今回の様に洋服にすると子供が選びにくい。サイズ、色好みが
ある物は避けるなど。時間は丁度良かったと思います。
チェリッシュは買い物後、皆んなでクラフトを楽しんでいました。
待ち時間、人混みを歩く、等全ての事が経験になります。
皆さん有難う御座いました!
ガーヴィー恵

(報告:ウイッシング)
************************************************
6.●《APID GALA参加報告》●

11月17日第5回APIDC Galaが開催されJSPACC会員として、
馬上さん、山田さん、中溝先生、 風間さん、風間ジョナくん、
ウィッシングさん、 ガーヴィーさん、バークさん、池内カズ君、
ハートの10名で出席させて頂きました。  

APIDC(Asians and Pacific Islanders with Disabilities of California)
はアジア系障がい擁護団体で、障がい者に関するリサーチやセミナー
などの活動の他、障がいを持つ大学生やシブリングを対象にした
リーダーシップトレーニング(Youth Leadership Institute)等を行って
おり、JPSACCもそのメンバーとして加入しています。  

会場はLAダウンタウンにあるCicada Restaurant (617 S. Olive 
Street)で18時より開催。
アール・デコ調な内装のレストランはパーティの気分をさらに盛り
上げ、2階ではサイレントオークションやラッフルの販売が行われて
おり、魅力的なギフトバスケットや商品券、プレイステーション
などなど目玉賞品がたくさん並べられておりました。また談話の
できる空間もあり、この団体に関わられている代表の皆様方(Peter
さんやMatuiさん、Vandaさんら)を馬上さんよりご紹介して頂いたり、
映画プリティウーマンのロケ地にもなったこのレストランの由来を
伺ったりと、パーティ開始前から大変贅沢な出会いと交流が
ありました。 

19時よりグループごとにテーブルに着席し、 顔馴染みのある
JSPACCの皆様と再会、 テレビでもご活躍されているDenise Dador
さんの素晴らしい司会進行のもと笑いと愛情溢れるパーティが開始
されました。  

まず会場のスクリーンでAPIDCの活動の様子が伝えられ、JSPACC
の太鼓の様子も映し出されました。その後2018年度のYouth 
Leadership Instituteの卒業生の紹介とその活動内容、スピーチが
行われ、JSPACC会員のお子さんであるタイ ウィッシング君も
卒業生の一人として立派に挨拶をされました。  

そして今年度のアワードの紹介。 
Corporate AwardとしてPlayStation 
Volunteer AwardとしてVoice of ability  
Community services AwardとしてGary&Linda Yamaguchi ご夫妻  
がそれぞれ表彰されました。  

美味しいディナーを頂きながらBoard of Directorsやスポンサーの
方々等、APIDCで貢献されている皆さまのスピーチを拝聴しました。  

最後に20周年に向けての挨拶がなされ、 ラッフルとサイレント
オークションの当選者の発表があり22時半に閉会となりました。   

私自身、2年前のパサデナで開かれたAPIDCのカンファレンスに
参加させていたことをきっかけにこの団体の存在を知りました。
なんてパワフルで明るくて頼もしい組織なのだろうと感じたのを
今でも覚えています。  
この度 再びAPIDCのイベントに参加させて頂く機会を頂き、
なお一層この団体のことを知ることができたことを大変嬉しく
思っております。  

プログラムで特に興味深かったのは、 Corporate Awardを受賞した
PlayStation。 
アクセシビリティの向上を目指し、 健常者も障がいのある人達も
誰もが楽しめる遊び場を提供することを目指そうと、エンジニア達
が高度の技術力で試行錯誤している様がスクリーンで紹介されました。
 (例えば視覚障害者のための文字の拡大設定や 音声読み上げ等) 
ビデオゲームを通して早く走れたり空が飛べたり宇宙に行けたりと
いう体験ができることは健常者以上に障がいがあり動きに限界が
ある人達こそ、楽しむべき経験なのでないかなと非常に共感しました。  

また、会場内で日本姓の参加者の方々を大変多く見かけ、日系人の
方達がLAにはこんなにいらして、そして活躍されているのだなぁと
驚きと共に嬉しく感じました。  

そしてパサデナ市議会議員や元アルハンブラ市長など政界人や
社会的影響力のある方々の姿も見られ、彼らの理解や賛同は
障がい者と障がい者の家族にとって大変心強いものであり、
明るい未来をもたらしてくださるはずだと大きな期待を抱きました。  

この日のパーティで何度も耳にした言葉、 
「アクセシビリティ」 
障がいのある方々にとっての利用しやすさ、生きやすさの向上と
実現に向けて、微力ながらも自分もその一員として関わらせて
頂けることに感謝しそしてそのことを大変光栄に思います。

  (報告:ハート )  

以下参加者の感想文です
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 
 久々にLAダウンタウンの夜の雰囲気を感じました。大きな会場で、
4-500人位集まっていたのでしょうか? 
普段は親の会で活動していますが、他の国々のサポートグループも
沢山目の当たりにし、パシフィックアイランダー,アジア圏の活動
している方々がこんなに有るのだと思いました。  
又次世代の方々の積極的な活動、社会への貢献、日本からの
お役人の方も見えて、アメリカ留学を通して日本の為に勉強されてる
姿がとても頼もしく、私達の子供達の代を含めたスペシャルニーズの
人々が少しでも過ごし易い社会になっていけば良いなと心から思い
ました。  
他APIDCの方々の活気がとても伝わって来ました!
こんなに沢山の人々がスペシャルニーズの為に尽力を注ぎ頑張って
いるのを見て、私もその一人として頑張っていこうと思いました。
 手を繋ぐ親の会は、日本のみならず他国籍の方々から良い影響を
貰いつつ、共に活動していけたら。。と思いました。
更にパワーアップした会の未来が垣間見えました!  
とても良い経験になりました。有難うございました。 

ガーヴィー恵     

************************************************
7.●《Indipendent Facilitatorトレーニングの報告》●

11月30日と12月3日の午前8時半から午後1時まで2日間に渡り、
Westside RCにてIndependent Facilitator(IF)のトレーニングが
あり、54名の参加者の中、親の会から早川さん、小島さん、
堂面さん、ウイッシングタイ君の4名が参加しました。
 
1日目は、Self-Determinationプログラム(SDP)についての説明
から始まり、IFになる為の条件や基本的なルール、SDPを有効に
活用する為に必要な考え方などの説明がありました。
次に小グループに分かれて、ケーススタディーを基にそれぞれの
ケースのバジェット計画を立てるアクティビティを行いました。
その後、バジェットを変える場合、Financial Management Services
などについての説明があり、予定の午後1時を30分超過して終わり
ました。
 
2日目は、Person Center Planning(PCP)にフォーカスしたトレー
ニングで、まずPCPについての説明の後、模擬PCPを皆で見て
意見交換を行いました。
その後、小グループに分かれて、今度は参加者が各々IF、クライアント、
両親、サービスコーディネーターなどの役割を交代しながら、6つの
ケースについて模擬PCPを行いました。
各ケース6分程度の短いものでしたが、始めてIFの役をする人に
とっては新鮮な体験だったと思います。
最後にIFをして行く上で発生するいろいろな問題点と打開策を話し
合い、2日間に渡るトレーニングが終了しました。
 
今回のIFトレーニングに参加した方々は、IFトレーニング終了書を
授与されました。
このトレーニングは、IFとして仕事をして行くために必要な最初の
第一歩で、一人前のIFとなる為には各自の継続した勉強と情報収集、
PCPなどのトレーニングが必要だとの事です。
 
来年1月にSDP勉強会で、今回の参加者も含めて情報交換会を計画して
おります。
詳細が決まりましたらMLにてお知らせしますので、SDPに興味がある
方は是非参加してください。
 
(報告:真野)
 
    *** 参加者の感想です ***
 
まず、私自身の知識のなさを実感しました。
 
1、親が我が子のIFになれない
2、IFになる、ということの責任の重さ
3、仕事としてお金をいただくにしても あまりにも未知な領域な為、
お金をいただくにはかなりの経験が要すること。最初のうちは
ボランティアとしてお手伝いをするにしても仕事内容がボランティア
という立場以上の内容と責任なので、軽く「ボランティアします」
とは言えない、など、不安を感じました。
実際に20年近くもIFとして活動なさっているリックさんや経験豊富
な方々からアドバイスや定期的な勉強会などが開催されるとか、
今までハンドルされたケースなども参考にさせて頂けるなどの
resourceがあると多少なりとも先に向けて動き出せるのかなあ、
と感じました。
早川
      ****
9時間に亘るIndependent Facilitator Trainingに参加してきました。
トレーニングは講義を聞くだけでなく、グループに分かれて、
Scriptを元にロールプレーをしたり、問題解決方法を話し合ったり、
実践に役立つトレーニングでした。
こんなに頭を使ったのは久しぶりの気がします(苦笑)講義自体
にも、講師の方は、Special Needsをもつ親御さん、RCの方、
大学で教えられている方バックグラウンドはそれぞれでしたが、
みなさんPassionateでエネルギッシュでSpecial Needsの人たちが、
障がいにフォーカスするのではなくそれぞれのゴールや夢に向かって
歩んでいけることをサポートしたいという熱意がある方ばかりで、
そういう方たちのお話しを伺えただけでも貴重な経験でした。
 
Independent Facilitatorの役割自体は、あまりに勉強、リサーチ
しなくてはならない範囲が大きく、またクライアントの生涯を左右
する責任が重いものだと思いました。
ひとえにIndependent Facilitatorと言っても、年齢、地域などなどで
Specializeしていかないと全部カバーできることはあり得ないのでは
と感じました。
娘のケースを考えても、小さいころは親がある程度Independent 
Facilitatorのような役割はできるけれど、特に成人してからは家族
以外で親身になってくれるIndependent Facilitatorを探すことで、
家族の精神的負担もすごく減るし、客観的にみてくれるという利点
もありますし、長期的なself -determination成功につながるのではと
思いました。
 
このプログラムにご尽力下さった、真野さんをはじめみなさまに
感謝しております。ありがとうございました!

小島
      ****

At this program we got to see what it means to be an
independent facilitator and what the job consists of. 
They actedout what a meeting with a independent 
facilitator should look likeand I thought this was very 
valuable for me because I now know what to expect 
for my sisters independent facilitator in the future.
One thing that worries me was that it is the same 
responsibility as owning a small business.
 Managing a business is a lot of work and responsibility. 
Being a independent facilitator is about empowering 
your clients and giving them individualized options. 
This enables them to be more specific to their needs
and focus on attaining their goals. 
 
Thank you,
Tai Wissing 

************************************************
8.●《JSPACC JAPAN活動報告》●

※11月活動報告  

ABA基本講座 その5:Punishment(罰)とは?
罰は絶対ダメ?いくら怒っても効き目がないのだけれど・・・
Punishmentの種類やその使い方について考えてみましょう。

講師:長谷川 美伸
日時:11月18日(日) 13:30PM~16:00PM
場所:吉祥寺南町コミュニティーセンター
住所:〒180-0003 武蔵野市吉祥寺南町3-13-1
 
資料パート6:罰(弱化)(Punishment)
・日常とABAの罰は必ずしも一緒ではない。
◎罰の定義とは
強化と同じで、正(positive)と負(negative)の罰(Punishment)
 がある。

○正(positive)の Punishment、
何かしらの刺激→行動後に提示→結果、行動が少なくなる↓
(強化の場合は増える↑)

○負(negative)のPunishmentは、
すでにあった刺激→行動の結果消えてなくなる
→結果、行動が少なくなる↓(強化の場合は増える↑)
その後問題になるのは、どういう刺激なのか。
快or不快な刺激が、+か-かによって、将来の行動が強化されるか
Punishmentされるか変わる。
Punishmentの手順を経験した後の行動が減って初めて
 Punishmentとなるので、減らなければPunishmentではない。
Punishmentとなったかどうかを見分ける方法とは、行動が増えたか
減ったかである。なので、記録を取って観察することが大事。

○Punisher
行動後に起こる刺激の変化。
罰というと痛い、怒られる等だと思うが、必ずしも
そういうことではなく、行動後に何かが変化すること。 
  例)蹴飛ばす→怒られる(不快) という刺激が現れる
    蹴飛ばす→足が痛い(不快) という刺激が現れる      
このあらわれた刺激がPunisher

◎特質
識別する効果とPunishmentからの回復がある。
 
○識別する効果
自分がこういう行動をとったら、punisherが表れると
予感される刺激。場面、人や状況などいろいろな刺激がある。
  例)親が居るところでは良い子、居ないところでは自由奔放。

誰でも日常的に識別している。

○Punishmentからの回復
Punishment が中止されると行動を抑える力は続かない。
戻ってくる。始めた時よりも増えることもある。

◎Punishers
行動の後に起こる刺激の変化。
無条件刺激、条件刺激と般化された刺激がある。

○無条件刺激:一時的/学習なし
生まれ持っているもの。
不快だと思う刺激 例)痛い、臭い、音、光など
強化の場合は快だと思う刺激 
例)美味しい、 甘い、暖かいなど

○条件刺激:二次的/学習あり
学習して覚えた不快な一時的な刺激とペアリングする
ことによって、不快な刺激のシグナルとなっている。
 例)パブロフの犬

○般化された刺激:二次的/学習あり
いつでもどこにでもあり得る刺激
日常的に存在するもの。物理的なものをペアリングした刺激。
不快な刺激とペアリングされてPunisherとなる。
何がPunisherになっているのか記録をすることが必要。

◎効果に影響する要素
○行動が始まってすぐ、完了する前が一番効果がある。

○刺激の強さが影響する。(量や継続時間)
  出だしの強さを見極めることが大事。
1)強い→より早く、徹底的に抑制する。
2)強い→再度起こりにくい(回復しにくい)。
3)徐々に強度をあげる→効果が少ない。
 恐怖症の治療に使う(少しずつ慣らしていく)。
Punishmentをやる時は、出だしの強さや、どこにするかを
見極めるのが大事。

○スケジュール 
Punishmentの頻度が多い→抑制の効果が大きい、
ただし回復も早い。
 例)Punishment を少しずつ減らしていく→効果が持続した、
    しないの両方の効果があった。
なくしたいと思う行動の代わりになることを強化する。
行動を維持している強化子を、他の好ましい行動に与えて
強化すれば、好ましくない行動をする必要がなくなる。
でなければ別の良くない行動が現れる可能性がある。
  例) 物を投げる → ボールを投げるなど
強化とPunishmentの天秤がいつも起こっているので、
バランスを気をつけなければいけない。

◎サイドエフェクト
 ・感情的&攻撃的な反応
 ・逃避&回避
 ・対照的な行動 例)先生によって態度が変わる。
 ・行っている罰そのものが、良くない行動のモデルとなる。
 ・罰を行っている人(親や先生など)にとって、負の強化に
      なっている。
  叱ることが必ずしも罰として機能しているわけではない。

◎正の罰(Positive Punishment)刺激の提示による介入の種類
叱責、リスポンス・ブロック、問題行動のエクセサイズ、
オーバーコレクション、電気刺激がある。

○叱責
言葉による叱責はよく使われている方法
強く言っても、穏やかに言っても変わらない。
何に対して叱るのか、意識して叱る。
気をつけることは、叱ることがアテンションとして強化に
ならないようにする。

最初は、毎回叱った方が効果がある。
感情を抑えた声で、穏やかにキッパリと叱る。
本当に大事な時の為に、大きな声で叱ることはとっておく。
効果を高める要素は、アイコンタクト・離れたところから
ではなく近くで。

○リスポンス・ブロック
行動が始まってすぐ。行動が完了するのをブロックする為、
身体的に介入。
 例)自傷行為で手を口に持って行った時に、口に触れる前に
   手でブロックする。効果があった。

○問題行動後のエクセサイズ
問題行動とは直接関係ないが、Punisher として筋肉的負荷を
与えることで、やりたくないので次はやらないようにしよう
とする。
 例)悪さをした時、立つ・座るを繰り返しさせる。

○オーバーコレクション
問題行動を直す、なお良くすること。
 例)物を投げて壊す→片付けさせる(シンプルコレクション)
  物を投げて壊す→片付け+床をモップで拭きワックスを
    かけさせる(オーバーコレクション)
Punishmentが含まれている。
人に危害がないものに効果がある。
理解力がある人に使える。
本人が出来ない行動もあり、考えて使わないといけない。

○電気刺激
普通のセッティングではできない。
 例)17歳女子、知的障害言語なし、自立なし、自傷行為あり。
  傷を負っていて10年以上続いている。強化、ティーチング
  などしたが失敗。
   あまりに酷いので、歩けるが車いすに縛られ日常を過ごす。 
  夜も騒ぐ。そこで、自動的に行動が起きる時に筋肉の動きを
  察知して、行動する前に電気刺激が流れる装置をつけ、音と
  共に0.08秒ゴムバンドが弾いたくらいのショックを与える。
  ファーストセッションで1分間に70回叩いて、最終的に1分間
  0.5回まで減り、 その状態が維持される。その後、生活が劇的
  に変わり、別の女子のように普通に歩き、ニコニコして人と
  接することができるようになった。電気刺激が全ての人に当
  てはまるとは限らない。
   このような道具が使えるのは、限られた状況が必要で、倫理
  委員会などを通さないと出来ない事だと思うが、激しい自傷
  行為に対して、様々なことを試して効果がないのであれば、
  このような選択肢もある。

○オーバーコレクション
日常的に使えるので、更に詳しく説明。

1.元よりもっと良い状態にする(restitutional overcorrection)
例)・掃除をするだけではなく、もっと綺麗にする。

 ・列に割り込む。
(シンプルコレクション)普通は列から出して最後尾に並ばせる。
(オーバーコレクション)全員が終わるまで列に戻れない。

効果がある(使える状況):あまりシビアではない、わざとではない、
       人に危害を加えないような行動。
効果がない(使えない状況):問題行動が元に戻せない状況。
                                            元に戻すスキルがない。
例)皿を割ってしまい、元に戻すことが出来ない(現状復活が出来ない)。
 このような場合は、例えば誰かが現状復活しているところで、
そばにいて出来ることをできる限りやらせる。

2.他の行動を練習する。
やってはいけないこと、どうすべきかがはっきりしているので、
上手く使えば家でも出来る。
Punishment と同時に、どうしたら良いか、その代わりに何を
するべきか教えなければいけないが、オーバーコレクション
の中には、正しい行動の練習が一部として組み込まれている。
問題行動の定義が出来ていたら、オーバーコレクションを使い、
どのようなことをやらせたら良いか考えておくと起きた時に
使える。

○オーバーコネクションを導入するには・・・・
ガイドライン   
  やったことと関係のあることを伝える。
1.問題行動が起こってすぐ。
2.何をすべきかはっきり伝える
やったことと関係のある正しい行動を教えることが目的なので、
余計なことは言わない。
3.直後にできない場合は、いつ何をするのか本人に伝える。
4.行っている間、モニターする。
5.行っている間、最小限のフィードバックをする。
楽しいものとならないように、言葉かけを最小限にする。
能面のように(感情的にならないよう)。
これは、コンプライアンスがきちんとできていることが前提。
コントラストを出すには、強化が必要。
6.日常の活動を通して、自発的に適切な行動をした時に褒める。

 ○オーバーコネクションを導入するには・・・・
問題点
1.労力が必要。
2.モニターをしている時間が強化とならない様に。
3.素直にやらない。
コンプライアンスが出来ていることが前提なので、この場合は
オーバーコレクションを諦める。

一番効果を出す為には、
1.1回オーバーコレクションを導入したことがあれば、次問題行動
を起こしたら同じような大変な作業があると伝える。それでも拒否
をしたら、それ以上のことをしなくてはならないと伝える。     
2.なぜそれをしなくてはいけないのかをきちんと説明する。
3.問題行動後に必ずあること・ルーティーンとして
        確立(説明)する。

それでも反抗したり、攻撃的であったらやめる。

○効果的に使うためのガイドライン
・Punishmentがトリートメントの選択肢となりうること
・倫理的なことなので、事業所などプロフェッショナルな人が
使う時に意識して欲しいこと。

Punishmentを使うことは、慎重にならなくてはならない。
必ず、強化を使うことが先。それでも使わなくてはならない時は、
すぐに止めなければいけない危険がある時、他のやり方を試したが
効果がない時、強化子が特定できない、特定出来てもコントロール
できない時。
この条件が揃った時に初めてPunishmentを考える。 
 

・Punishmentをトリートメントとして使うと決めたら
少ない回数で、最大の効果を出す。
何が起こるか分からないので、心の準備をしておく。
機能分析を行う。
(問題行動を維持している強化子の特定、行動の定義、
誰が見て読んでも同じ事を特定できるようにしておく、
避けたり逃げたり出来ないようなプランを最初から作っておく) 

・効果的かつ適切なPunisherを選ぶ
アセスメントを行う。
Punisherは適正な質と量を使う。
様々なPunisherを使う。

・行動の始まりの直後にPunisherを提示する。

・始めは問題行動が起こるたびにPunishmentを行う。

・徐々にPunishment の間隔を開けていく。

・メディエーション(思い出させるもの)を使って行動と
 Punishmentの間の時間をのばしていく。
   例)録音したものを聞かせる。効果はある。

・Punishmentは他の方法と併用する
(強化なくしてPunishmentは存在しない)。

・サイドエフェクトに備える。

・記録を取る(変化がなければ考えないといけない。導入したら
すぐ記録を取って確認する。この作業を忘れないこと。家でも記録
を取っておいたら良い)。

○Punishmentをトリートメントとして使う際に気をつけること
・クライアントの安全で人道的な治療を受ける権利
・受ける側の制限が最も小さい方法を使う
 (なるべく拘束感の少ない方法)
・クライアントの効果のある治療を受ける権利。

○ABAがより有効な訓練の方法である為に、そしてABAの手法を使う
人がより効果的に使えるようになるためには
・Punishmentが元々持っている役割を認識すること。
・Punishmentの基本・応用の更なるリサーチが必要。
・正の罰(positive punishment)は、他のあらゆる方法で効果が
 なかったことを確認した場合のみ使われること。
 Punishmentを使う時は、必ず強化と一緒に


※Holiday  Partyのお知らせ

12月Holiday  Partyは、カラオケ大会です。
クリスマスギフト交換をしますので、参加される方は大人用子供用
それぞれ1.000円程度のギフトの用意をお願いいたします。無料コス
プレもあるので、コスチュームに着替えたい方は早めに来てコスチ
ュームを選んでください。日本里帰り中の方もウェルカムです!
参加の方は吉山まで連絡をお願いいたします。
 
日時:12月16日(日)13:00PM~16:00PM
場所:川崎カラオケの鉄人 (川崎銀柳街店)
住所:〒210-0006 神奈川県川崎市川崎区砂子2-3-8 コジマビル1階-3階
電話:044-201-7131
費用:パーティースナック代・カラオケ代を含めて一人¥1,900

************************************************
9.●《シブリング会会員募集のお知らせ》●
JSPACC シブリング会では、会員を大募集しております。
ハンデイのある兄弟姉妹を持つシブリングたちのサポート、
親睦、リーダーシップ育成を目的として結成しました。色々な
活動を通して友情も芽生えています。
シブリングたちがJSPACCからの将来のライジングスターとし
て健やかに活躍できるように、彼らの心身のサポートを心より
願っております。

質問、参加されたい方は、下記のメンバーに連絡をお願いします。
藤田まゆみ corneliusmm@hotmail.com
渡邉由美 ryukouyu@yahoo.co.jp
************************************************
10.●《Buddy Program 参加者募集のお知らせ》●
Buddy Programとは、Rising Stars Youth Leadership Program
(日系社会における将来のリーダーの育成を目的として
2003年度より毎年秋ー春に行われている高校生研修プログラム)を
通して得たリーダーシップスキルを使ってコミュニティーに
貢献したいという願いのもと、親の会のサポートをされている
南カリフォルニア大学Barbara Wheeler準教授の提案により、
2008年1月から始まったプログラムです。

イベントではJSPACCの子供達がRising Stars Youth Leadership
ProgramのAlumniのメンバーと一緒にペアを組み、様々な活動に
取り組むというものです。Alumniは高校生以上です。
親や兄弟、姉妹とは違う時間の過ごし方になり、子供さんが
社会性を学ぶいいチャンスになり、回を重ね、Buddyと会うことを
楽しみにしてくれる子供さんも増えています。ぜひ参加ください。
このBuddy Programは事前申し込み登録が必要になります。
親御さんも必ず一緒にご参加下さい。

小学校3.4年生のお子さんから参加できます。
御質問がある方は役員または下記まで、ご連絡ください。

お申し込みは下記まで
池内和世     kazuyoikejspacc@gmail.com
ウイッシングゆかり yukariwissing@gmail.com
************************************************
11.●《新入会員の方のご紹介》●
ケニーかおりさん  Orange
永野英治郎さん  Los Angeles
丸山祥枝さん  Tokyo Adachi-ku 
************************************************
12.●《今後の予定》●

1月例会はお休みです
2月24日(日)お楽しみイベント
3月16日(土) 月例会

*日時、内容が変更する場合もございますので、
JSPACC ML等でご確認下さい。

また、イベントによっては定員に満たしている場合もありますので
各イベントの担当者にご確認下さい。

2018-12-11 | Posted in ニュースレター