ニュースレター
2014年 5月号 4月例会報告 SB468の新しい法律に関するセミナー
■ 手をつなぐ親の会ニュースレター ■
———————————————————
VOL.21 NO.195 MAY, 2014
JSPACC C/O LTSC 231 E. 3rd ST. Los Angeles, CA 90013
Phone:(213)473-1602(LTSC) FAX(213)473-1601(LTSC)
Web Site: http://www.jspacc.org
e-mail: info@jspacc.org
******************************************
《目次》
1.5月例会のお知らせ
2.6月例会のお知らせ
3.Miracle Kids部よりお知らせ
4.4月例会報告
5.JSPACC 2014-2015年度の更新費のお知らせ
6.Buddy Program参加者募集のお知らせ
7.シブリング便り
8.シブリング会会員募集のお知らせ
9.専門家に聞きました
10.図書部よりお知らせ
11. 今後の予定
*******************************************
1. ●《5月例会のお知らせ》●
《役員会主催》
日時:2014年5月24日(土)10:00am-12:00pm
※日程が第3土曜日から第4土曜日に変更しました。
場所:立正佼成会(Rissho Kosei-kai Buddhist Center of Los Angeles)
2707 East First Street, Los Angeles CA 90033, USA
スピーカー:山田香苗さん
内容:IEP workshop
5月の例会は、子供のIEPがうまく行っていない、ゴールを達成できない、
そういう親御さんを対象にIEPワークショップを行います。
何故ゴールを達成できないか考え、親として何をするべきかを勉強します。
より良いIEPを目指して出来る事をしたいと思う方は参加ください。
必要なもの:
1.過去2-3年のIEP とアセスメントレポート
2.筆記用具(ペン、鉛筆、ハイライトマーカーなど)
必ずIEPを持参ください。
以下の項目を読んで要約、分析する練習をします。
これらのページに予め印をつけておくと作業がしやすいと思います。
Present Level of Performance=現在のレベル
Annual Goals=年次目標
Assessment report=査定のレポート
***************************************************
2. ●《6月例会のお知らせ》●
<サウスベイ・ウエスト地域小部会担当>
日時:2014年6月21日(土)10:00am-12:00pm
場所:立正佼成会(Rissho Kosei-kai Buddhist Center of Los Angeles)
2707 East First Street, Los Angeles CA 90033, USA
トピック: PCDA Professional Child Development Associates
によるDIR Floor Time Therapyについて
(通訳:井上由紀さん)
詳細は、追ってJSPACC MLにてお知らせさせて頂きます。
サウス・ウエスト小部会
***************************************************
3. ●《Miracle Kids部よりお知らせ》●
3月2日に行われたMiracleKids Festivalを見に来てくださった
Long Beach Japanese Cultral Centerの中川ケンさんのご依頼により
Miralce Kids部引率でHip Hop Danceの”Stars Shine Crew”と
太鼓グループの”きずな太鼓”が上記センターのAnnual Festivalで
Performanceさせて頂くことになりました。
日時: 6月29日(日) 4時ごろ
場所: Long Beach Japanese Cultral Center
http://lbjcc.org/wp/
1766 Seabright Ave, Long Beach, CA 90813
報告:アッシュモア広美
***************************************************
4. ●《4月例会報告》●
4月19日(土)例会報告
内容:SB468の新しい法律に関するセミナー
出席者:小澤、滝口(真)、瀧口(好)、平山、鈴木(み)、宮坂、
ガーヴィー、堂面、村上、ガスコン、ハーダー、イエー、古阪、
ポルティヨ、阿久津、松田、野口、吉山、真野、馬上、山田、
ロジャース、江口、野島、風間、尾崎、アッシュモア、川名、磯崎、
南、順位不同
リージョナルセンターのクライアント本人(自分)のサービスを本人が
決定出来るSB468という新しい法律に関するセミナーを、Area Board 10
of the State Council on Developmental Disabilitiesの
Melody Goodmanさんをお迎えしてお話を聞きました。
Self-Determinationは 2015年から施行されるので、2014年中に
準備を進めてほしい。
質問がある方はMelodyさん(電話番号818-543-4631)まで。
Self-Determinationとは:今までとは全く違う方法でサービスを
受けられるもので、障がい者をサポートするために、どのようにお金が
使われるべきか、最終決定権は障がい者自身にあるものという考え
からのもので、現行では、リージョナルセンターのVender でなければ、
サービスを出せなかったが、この法律は、本人が受けられるサービスを
提供する業者(Vender)を、自分で決定できる。1999年に5つの
リージョナルセンターで実験的に行われトラブルが改善されるという
経緯があった。このSelf-Determinationを使うことは義務ではなく、
今まで通りリージョナルセンターからのサービスを受けられるので、
選択が広がることになる。
Self-Determinationを行う場合、5つの原則がある。
自由:どこに、誰と住むか選ぶ自由、人生で何をするべきか決める自由
権限:お金がどのように使われているのか知ることができ、基準を
打ち立て決定する権利
支援:一人一人のニーズを満たすためのサポート、自分が選んだ人生
その中で生活ができる支援・援 助を家族・友人、または お金を払って
支援を受ける
責任:公金であるため、賢く正しく使う、立派な市民としての行動を
する責任がある
確認:どのくらい有効なのか査定に協力し、自分の見解を伝え、
システムを作り上げる協力者となる
もっとも重要なことは責任:”大いなる力には、大いなる責任が伴う”
という言葉があるが、公金の財源は、私たちの税金から出ているもの
なので、賢く、問 題 があったらすぐに対応し、助けが必要な時は
リージョナルセンターを頼るだけではなく、自分たちでどこが助けて
くれるかを探し、管理する責任がある。できない場合、予算を
もらえなくなることがある。
Self-Determinationサービスを行える条件は、
1. リージョナルセンターのクライアントである
2. 3歳以上である
3. 家または地域に住んでいる
4. Self-Determinationの説明会に参加している
5. Fiscal Management財政・運営管理の指導に沿う
Development Center長期介護施設にいる人は対象外となる。
リージョナルセンターによって実践の仕方が違う場合があるので
注意が必要。
どのような人が関わるのか:障がい者本人、家族、友達がリーダとなり、
予算の中らFacilitator(まとめ役)を外部から雇うこともできるが
必ず必要というわけではない。本人の予算からFiscal Management
(財政管理者)を雇うことは義務づけられている。
Facilitator はどのようなものなのか:家族がなってもよいしプロを
雇ってもよいが、ただしサービスを提供する人はなれない。
予算を作り、維持する。Person Centered Service Planを作成し、
ネットワークを作り、サービス提供者を探し、時間・料金など
決定し契約書を作成する。契約通り行われているか管理をし、
もめごとの仲裁役を行う。個人・サービス提供者がSelf-Determinationに
沿って行えるように手伝う。
Fiscal Management Serviceは:外部事業体で、本人の予算の中から
必ず雇い、リージョナルセンターのVender以外にも雇う事ができる。
Self-Determinationを使う人は必要だが、予算の内容を決定をする
わけではない。Fiscal Management Serviceは、予算をもらったら、
資金の中からサービスの支払いの記録、出納帳、税金、労災・
損害賠償保険などを管理し、サービス提供者が合法的にサービスを
提供できる人である事を確認する。
予算はどのように決められるのか:過去一年間にRCが本人に使った
金額をもとに決めていく。毎年必要に応じ変わるが、同意をして使う。
予算の使い方は本人が決める(ビヘイビアー、リクレーション、交通、
テクノロジーなど)ことができる。全体予算の10%までは使用項目の
移動ができる。予算はサービス業者と財政管理者に支払われる。
申請はリージョナルセンターのサービスコーデネーターに尋ねる。
大切なことは規則に従い、本人の予算内に収めること。予算を作る時
Person Centered Service Planが大切で、なるべく詳しく予算を立て
ゴールをきめる。Vender(サービス提供者)と面接をして犯罪歴がないか
調べ、契約書を作成しコントラクトを結び。プランが決まったらFiscal
Managerに渡す。VenderのBackground check が終わったら、
Fiscal Managerが料金を払う。
サービス提供者とは: Self-Determinationを選んだ場合には、
リージョナルセンターのVender 以外にも雇う事ができる。Venderは、
ポリシーに沿い、決められた料金で請け負い、同意書に書かれている
こと以外のことはしてはいけいないと決まっている。
Self-Determination が自分のケースに有効かどうか
*今あなたの生活が複雑で込み入ったものであり、様々なサポートを
受けている場合(例えばエマージェンシールームを頻繁に利用、
特殊なサービスが必要、サービスの早急な対応が必要など)。
現行の制度 *サービスを受ける場合はリージョナルセンターの
ベンダーから、リージョナルセンターのポリシーに従ってサービスが
提供されなくてはならない。サービスの時間や料金はリージョナルセンター
を通して決められる。同意書に書かれているサービス以外は提供されない
などの決まりがある。
Self-Determination *自分で決定し(サービスの内容、時間、料金など)
自分で動くことができる(サービスコーディネーターを介すことなく)
ため、早急な対応が可能。
*リージョナルセンターからサービスを認可されなかったり、それに対して
不服申し立てをしてHearing に行ったことがある場合
現行の制度*リージョナルセンターから認可されなかったサービスに
関して、不服申し立て(Appeal)をする権利がある。
Self-Determination*個人のニーズに合ったプランを立てることが
できるため、対立や論争が起きるリスクを避けることができる。
*予算のカットや法の改定によりサービスを失ったことがある場合
現行の制度*2009年にキャンプ、医療に関連のないセラピー、
フィットネスクラブの会員、レクリエーションなど沢山のサービスが
失われた
Self-Determination*上記のサービスが必要な人は自分の予算に
合わせて購入することができる。
*リージョナルセンターが通常オファーしない特別なサービスが必要な
場合現行の制度*オファーされないものの例として、車椅子がアクセ ス
できるように車に取り付けるリフトなど。
Self-Determination*個人のニーズに合ったものを購入できる
*ビジネスを始めたり、職業訓練受けるまたは給与の良い仕事につきたい
場合
現行の制度*リージョナルセンターからDepartment of Rehabilitation
に紹介されるが、時間がかかり雇用の選択が限られる。
Self-Determination*雇用サービスに自分の予算の中からお金を払って
仕事を探してもらう、大学のクラスを取るなどが可能。雇用の選択肢が
多い。ビジネスに必要な道具を購入することも可能。
今後の予定
*DDS(Department of Disability Services)は連邦政府に対してSelf-
Determination用の予算を2014年12月までに申請する。
*2014年から2015年にかけて、DDSはSelf-Determinationを
どのように展開させていくかの規則を決める。
*2015年に2500人がSelf-Determinationに移行できるようになる。
(カリフォルニア州全体で2500人 = 各リージョナルセンターごとに
約100人ずつ。現段階ではどの様に選出されるかは、未定)
*2015年から2018年にかけて毎年2500人ずつがSelf-Determinationへ
移行可能になる。
*2018年には全てのクライアントがSelf-Determinationへ移行するか
どうか選択できるようになる。
Self-Determination が施行される前に今私達ができることは何か。
現段階では各リージョナルセンターがどのようにこの制度を展開していく
のか詳細が決まっていないため、何が予算を最高額に引き上げる一番良い
方法かはわからないが、今考えられる方法は二つ。
1.今必要と思われるサービスの全てをリージョナルセンターへリクエスト
する。そのリクエストが拒否された場合は、Hearing へ持っていくことも
考える。(リクエストが承認された場合これらのリクエストが予算に
組み込まれると思われるため)
2.Self-Determinationが開始された段階で、今まで提供されていなかった
サービスなどを申請し予算を引き上げる。Self-Determinationが
どのような仕組みなのか、DDSのウェブサイトから情報を得ておくことも
重要。
各リージョナルセンターにLocal Advisory Committeesがあるので、
そこから情報を得ることも大切。
Advisory Committeesのメンバー は半分がリージョナルセンター、
半分がArea Board が指名し、RC CRA (Regional Centers Clients’
Rights Advocate)、リージョナルセンターのクライアント、その家族、
その他組織のAdvocates, 地域の指導者が含まれる。メンバーはSelf-
Determinationの経過を観察しながら改善策を提案していく。
よくある質問
Q.他のリージョナルセンターの管轄へ引越しした場合はどうなるのか。
A.Self-Determination の資格がある限り続けることができる。
Q.Self-Determinationに移行したが、何かの理由で今までのサービスに
戻りたい場合どうなるのか。
A.リージョナルセンターは元のサービスに戻る手続きを援助しなくては
ならない。
Q.Self-Determinationを1度やめたが、また戻りたい場合は
どうなるのか。
A.自分の意思でSelf-Determinationをやめた場合、12ヶ月間待たなく
てはならない。
Q.リージョナルセンターに対してSelf-Determination の資格や予算額
などに対して同意できない場合は。
A.今まで行われていたような方法で不服申し立て(Appeal) をすること
ができる。
参加者からの質問
Q.いつSelf-Determinationのオリエンテーションが行われるのか。
A.まずリージョナルセンターに割り当てられたSelf-Determinationへ
移行する最初の約100人がオリエンテーションに参加し、制度の内容、
利用方法などの説明を受ける。
Q.Fiscal Management Service とはどういう人がなるのか。
A.支払いなどのお金の管理を任せるので、それらに詳しい会社等
(大体はBill Payment Company) がなると思われる。自分に与えられた
予算の中から支払い、必ず雇わなければならない。
Q.Facilitator を雇いたい場合、リージョナルセンターのサービス
コーディネーターを雇うことは可能か。
A.Facilitatorの役目はできるが、サービスコーディネーターは既に
給料が支払われており、割り当てられた予算で雇うと2重払いになって
しまう為、雇うことができるかどうかわからない。詳細が決まっていない)
この質問に関しては、先日メロディーさんから追加の情報あり
Q.過去12ヶ月に使われた合計金額をベースに予算額が決められるが、
実際に使った金額かそれともリージョナルセンターから割り当てられた
過去12ヶ月の予算額なのか。
A.実際に使われた合計金額がベースになる。しかし、まだ新しい制度
のためこれから詳細が決められるので決定ではない。
Q.リージョナルセンターは、Self-Determinationが施行される際には
文書で伝えなくてはならないのか。
A.全員に伝えられ るべきであると思う が、実際にはSelf-Determination
へ移行する最初の約100人に伝えられるのみと思われる。
Q.何故グループホームや長期介護施設など に暮らしている人は対象外
なのか。
A.現時点では長期介護施設に居る人は対象外。グループホームに関して
はまだ明らかではないが、おそらく対象になるのではないかと思われる。
今の段階ではまずは家族と暮らしている人から対象になる。この質問に
関しては、メロディーさんから追加の情報あり。
Q.パイロットプロジェクトで試験的にSelf-Determinationを利用した
家族は利用してみてどのように感じたのか。
A.リージョナルセンターに対して同等の権利を持つことができ対立など
を防ぐことができた等、とても好評だった。
Q.昨年度に実際使った金額をベースに予算額が決まるということだが、
今まで受けていなかった新しいサービスを受けるために前年度の金額
とは別に予算 が必要な場合どうすれば もらえるのか。
A.今考えられる方法 は二つ。今のうちに必要と思われるサービスを
全てリクエストしておく。(予算に含まれる可能性)もう一つはSDが
導入されるまで待ち、今まで提供されていなかったサービスをリクエスト
する。しかし何が予算額を引き上げる一番良い方法かはケースにより
違うので現段階ではわからない。
QどのようなサービスのカテゴリーがSelf-Determinationに含まれるのか。
A.カテゴリーが決められているのかどうか、またリージョナルセンター
がガイドラインを提供するかどうかはっきりとわからないが、Google
でPerson Centered Plan を検索すると、色々なカテゴリーの例が
挙げられているので参考にすることもできる。
実際にパイロットプロジェクトであった事例
ケース1.アーティストとして自分でビジネスを始める為、絵の道具や
アートショーへの展示費用を予算の中から購入。
ケース2.重度の自傷行為があり、車に乗ることが好きでその症状を
抑えられるため、予算から車を購入、運転手を雇い自傷行為が無くなった。
ケース3.Supported Livingに暮らしていて、予算の中から気に入らない
スタッフを解雇し、自分の気に入った人を雇い、生活が良くなるように
した。
ケース4.リージョナルセンターからオムツの支給を受けているが、
質が悪いので予算の中から自分の気に入ったブランドのオムツを購入。
ケース5.生活サイクルが昼夜逆で、昼間は睡眠、夜にジムへエクササイズ
に行きたいが,従来のリージョナルセンターのサービスでは昼間の
プログラムしかオファーされないため,予算の中から24時間営業の
ジムのメンバーシップを購入し、夜にエクササイズに行くことが
出来るようになった。
Q.現在子供が受けているサービスに対して、どのサービスにいくら
支払われているのか内訳を知りたい。
A.リージョナルセ ンターは毎年クライアン トの予算がどのように使われて
いるのか報告しなくてはならないので、毎年報告書がクライアントへ
送られているはず。
Q.Self-Determinationのガイドラインに沿ってサービスを受けるに
あたり、サービスへ支払った全てのレシートを取っておく必要があるのか。
A.必要。サービスを提供した人から明細を受け取り、Fiscal Management
Serviceへ渡す。
報告:南 川名
****************************************************
5. ●《JSPACC 2014-2015年度の更新費のお知らせ》●
会員の皆様、今年度も大変お世話になりました。
今年も更新の時期がやってまいりました。
親会員・賛助会員につきましては、年会費$40 になります。
6月30日必着で更新費$40 のチェックをお送りください。
または、例会、各小部会にて役員にお支払いください。(現金可)
Paypalでもお支払い頂けます。
HPにPaypal コードがありますので、そちらからお支払い下さい。
「Donate」と「Member fee」の2つありますので、ご注意下さい。
親以外の会員(専門家、学生、ボランティア)の会費は、
日頃のサポートへの感謝の意を評し、2年目以降無料となります。
2014-2015年度は親以外の会員の皆様は、更新希望のお知らせを
頂かなかった場合は、退会希望とみなし会員登録をキャンセルさせて
頂きます。ご了承下さい。
また会費と同時に、任意で寄付も募っています。たとえば、
寄付$20の場合は会費$40と合計して$60のチェックをお願いします。
寄付のみの場合はチェックのメモ欄に寄付のみとご記入願います。
チェックのあて先;JSPACC
会費の送り先;
JSPACC
c/o LTSC
231 E.3rd St
Los Angeles, CA 90013
U.S.A.
親会員は7月末までに更新費が届かない場合、会のコンピューター・
データ管理システムにより自動的に会員登録を
キャンセルされてしまいますのでご注意ください。
どうぞよろしくお願いいたします。
報告:池内
****************************************************
6.●《Buddy Program参加者募集のお知らせ》●
Buddy Programとは、Rising Stars Youth Leadership
Program(日系社会における将来のリーダーの育成を目的として、
2003年度より毎年秋~春に行われている高校生研修プログラム)
を通して得たリーダーシップスキルを使ってコミュニティーに
貢献したいという願いのもと、親の会のサポートをされている
南カリフォルニア大学Barbara Wheeler準教授の提案により、
2008年1月から始まったプログラムです。
イベントではJSPACCの子供達がRising Stars Youth Leadership
ProgramのAlumniのメンバーと一緒にペアを組み、様々な活動に
取り組むというものです。Alumniは高校生以上です。このプログラムの
1つパンプキンカービングではBuddyと一緒に作品を作り、
クリ スマスショッピングでは、モールでお買い物をしました。
親や兄弟、姉妹とは違う時間の過ごし方になり、子供さんが
社会性を学ぶいいチャンスになり、回を重ね、Buddyと会うことを
楽しみにしてくれる子供さんも増えています。ぜひ参加ください。
このBuddy Programは事前申し込み登録が必要になります。
親御さんも必ず一緒にご参加下さい。
小学校3.4年生のお子さんから参加できます。
御質問がある方は役員または下記まで、ご連絡ください。
お申し込みは下記まで
池内和世 kazuyikeuc394you@yahoo.co.jp
南千草 yurichanminami373@yahoo.co.jp
************************************************
7.●《シブリング会便り》●
シブリング会は今年の春、第一期生の吉山マリヤさんが上智大学、
池内知君が北海道大学に進学する為に日本に帰国されました。
同期の現シブリング会会長の尾崎泰斗君は既に去年の秋からCal Poly
Pomonaに進学しています。うちの息子の優希もこの秋からUC Santa
BarbaraでComputer Scienceを勉強すべく進学します。
自分の息子の事で恐縮ですが、UC Santa Barbara以外にも、UCLA・
UC San Diego・UC Irvineからも合格通知を頂きました。 高校の
成績(GPA)は比較的レベルの低い学校だったせいもありとても良いの
ですが、もともと語学のLDがある為、SAT testなどの成績は2000点を
超えていませんでした。それでも、難関校と言われる大学に合格出来た
のは、アカデミック以外の活動が有利に働いたからだと思っています。
実際、優希よりも明らかにアカデミックでは優れた生徒がUCLAを不合格に
なっている話を聞くに付け、高校でのスポーツチームでキャプテンを
務めた事、自分自身のLDからの克服や、その後のシブリング会での
活動などが高く評価されたのだと確信しています。
優希も最初はシブリング会に行くことを渋っていましたが、今では
参加して同じような環境で育った同年代の日系2世と交友関係がもてて、
良い体験が出来たと言っています。
障害児の兄弟である事は、いろいろな事を我慢しなくてはいけなかったり
親 の関心が障害児のほうにばかり向いていたりして、シブリングに
とっては不利な条件ばかりだと思います。でも、人と違う環境で育った
からこそ思うこと・考えることがある訳で、大学入試ではそう言った
所を逆にアピールする事で有利な条件にする事が可能です。その為にも、
シブリング会での活動は勉学と同じくらい大事だと感じています。
シブリング会の実際の活動は年に6回ぐらいですし、土曜日の補習校
が終わった後か日曜日に行われますので、何方でも時間的には十分
参加可能な範囲です。
是非、お子さんをシブリング会に参加させてみませんか?
シブリング会親代表 真野光
***************************************************
8.●《シブリング会会員募集のお知らせ》 ●
JSPACCシブリング会で は、会員を大々的に募集しております。
ハンデイのある兄弟姉妹を持つシブリングたちのサポート、
親睦を目的として結成しました。
色々な活動を通して友情も芽生えています。
シブリングたちがJSPACCからの将来のライジングスターとして
健やかに活躍できるように、彼らの心身のサポートを心より願って
おります。
質問、参加したい方は、下記のメンバーに連絡をお願いします。
オレンジ地区: 池内和世 kazuyikeuc394you@yahoo.co.jp
サウスベイ地区: 真野光 hikarimano@yahoo.com
野嶋祐子 saepon114@gmail.com
東部北部地区: 尾崎よしみ umako@hotmail.com
吉山るり子 marie@tuba.ocn.ne.jp
****************************************************
9. ●《専門家に聞きました》●
☆皆様からの質問を募集しています☆
このコーナーでは、現在下記の4名の専門家会員の先生方に質問の
回答をして頂いています。
根來秀樹(ねごろひでき)先生
奈良教育大学教育学部障害児医学分野准教授
児童精神科医
医学博士
渡部匡隆(わたなべまさたか)先生
横浜国立大学 教育人間科学部特別支援教育講座教授
有馬肇子(ありま はつこ)先生
ソーシャルワーカー、サイコセラピスト
中溝(武笠)朋子(なかみぞむかさともこ)先生
言語療法士(Speech Language Pathologist)
先生方の詳しいプロフィール、注意事項につきましては、
是非ホームページをご覧ください。
専門家の先生方へのご質問、そしてこのコーナーに関する
お問い合わせは、各地域小部会役員または磯崎までお願いいたします。
コーナー担当:磯崎葉子 kyisozaki@gmail.com
****************************************************
10.●《図書部よりお知らせ》●
<図書部からのお知らせ>
井上小夜子さんから以下の本、CD、及びDVDを御寄付頂きました。
1. 本当のことだから 山元加津子
2. 僕のうしろに道はできる 山元加津子
3. 雪絵ちゃんの願い 山元加津子
4. さびしいときは心のかぜです 原田大助
5. 僕の上の星 君の上の星 原田大助
6. 宇宙の約束 いのちが紡ぐ愛の詩 映画ハ゜ンフレット
7. 光彩(ひかり)の奇跡 ありがとう~溢れる感謝が生んだもうひとつの
奇跡 映画ハ゜ンフレット
8. 逆転本 人生を笑劇的に素敵にする 伊達直人
9. すべては今のためにあったこと 中山靖雄
10. ひもろぎ 神宮式年遷宮記念刊行 中山靖雄
11. おきもちとどきました NGO Make the heaven
DVD: 宇宙に感謝の量を増やす人・増量祭り<入江富美子>
CD: 宇宙(そら)の約束 サウント゛トラック
光彩の奇跡サウント゛トラック Forgiven by the greatest love
~大きな愛に許されて~
ありがとうございます。
以下は尾崎よりの寄付です。
1. Doran ~How A Mother’s Love And A Child’s Spirit Made A
Medical Miracle By Linda Scotson
2. Guide to Lanterman regional center
例会時はいつでも貸し出しをしています。
例会後、又は、例会前に気軽にお立ち寄り下さい。
尚、本の寄付も随時受け付けていますので、よろしくお願い致します。
図書のリストは以下のサイトを参照してください。
http://jspacclibrary.jigsy.com/
尚、例会DVDのリストは以下のサイトをご覧下さい。
http://jspacclibrary.jigsy.com/dvd
多くの方々の利用をお待ちしています。
*********************************************
11.●《今後の予定》●
5月24日 月例会
6月21日 月例会
7月5日 年次総会
*********************************************
編集 渡邉由美